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公開番号2025062176
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171063
出願日2023-10-02
発明の名称屋外用箒
出願人個人
代理人
主分類A47L 13/38 20060101AFI20250407BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】玄関のたたきから、庭、花壇の中、砂利の上、藪の中、芝の上、道路まで掃けて、タイルや化粧石も傷つけず、石ころも濡れ落ち葉も掃ける箒を提供する。
【解決手段】箒の持ち手棒3の下部先端に、柔らかい繊維状の穂1と硬い平棒の穂2とを合わせ持つ掃く部分9を備え、掃く部分9は、柔らかい繊維を三角形状に平たく束ねた柔らかい繊維状の穂1と、それより少し長さが短い平棒を隙間をあけて三角形状に並べ束ねた硬い平棒の穂2を備え、束ねた部分を合わせて重ねる、柔らかい繊維状の穂1の底辺と硬い平棒の穂2の底辺は平行で、かつ、柔らかい繊維状の穂1の底辺より硬い平棒の穂2の底辺が少し段違いに上になり、その柔らかい繊維状の穂1と硬い平棒の穂2を重ね合わせた部分を結束部5で金具で固定して、持ち手棒3の下部先端に金具で接続した構成とする。さらに持ち手棒3と掃く部分9の結束部5を、連結部分を用いて連結し使いやすくする。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
箒の持ち手棒(3)の下部先端に、柔らかい繊維状の穂(1)と硬い平棒の穂(2)とを合わせ持つ掃く部分(9)を備えた屋外用箒で、掃く部分(9)は、柔らかい繊維を三角形状に平たく束ねた柔らかい繊維状の穂(1)と、その柔らかい繊維状の穂(1)より少し長さが短い平棒を隙間をあけて三角形状に並べ束ねた硬い平棒の穂(2)を備えており、柔らかい繊維状の穂(1)と硬い平棒の穂(2)は、束ねた部分を合わせて重ねることで、柔らかい繊維状の穂(1)の底辺と硬い平棒の穂(2)の底辺は平行で、かつ、柔らかい繊維状の穂(1)の底辺より硬い平棒の穂(2)の底辺が少し段違いに上になり、その柔らかい繊維状の穂(1)と硬い平棒の穂(2)を重ね合わせた部分を結束部(5)で固定して、結束部(5)を持ち手棒(3)の下部先端に接続した構成を特徴とする屋外用箒。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
箒の持ち手棒(3)と、箒の掃く部分(9)の結束部(5)とを連結部分(4)でつなぎ、連結部分(4)は、持ち手棒(3)の円弧に沿って湾曲した2枚のプレートであるとともに、掃く部分(9)の結束部(5)と接合するところは湾曲していない形状で、湾曲した部分には、持ち手棒(3)と接合するための穴(7)が開いていて、湾曲していない部分には、掃く部分(9)の結束部(5)とを接合するための穴(8)が開いていて、向かい合わせに持ち手棒(3)を挟むようにして上の穴(7)にボルト(7a)で固定し、その下に、補強のためのボルト穴(10)とボルト(10a)を備え、湾曲していない部分は、2枚のプレートの下部で、掃く部分(9)の結束部(5)を挟み、掃く時に掃く部分(9)が、丁度良い角度に可動するように下の穴(8)にボルト(8a)を入れて連結する構成を特徴とする請求項1に記載の屋外用箒。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、屋外用箒に関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1並びに特許文献2に開示されるように箒と熊手を合体した構造をしている箒は開示されているが、これらはいずれも、切り替え操作を必要とし、作業中に切り替え操作をしなければならないのが、面倒という不都合がある。下記特許文献3、特許文献4、特許文献5は、細かいゴミも、大きめのゴミも掃けるように、柔らかい繊維の穂と硬い繊維の穂が混在しているため、いずれも、玄関のたたきのタイルや、化粧石などが硬い繊維の穂によって傷ついてしまうという不都合がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2002-302920号公報
実全昭61-021448
実登3068864
特開07-313422
特開2001-046293
【0004】
下記特許文献6、特許文献7に開示されるように柔らかい穂より少し短い硬い穂と、硬い穂より少し長い柔らかい穂を、重ねあわせた穂の箒は開示されているが、しかし、それらは、細かいゴミも、大きめのゴミも掃けるが、芝の中や草むらの中の落葉は掃けないという不都合がある。
特開2008-000248
実全63-095566
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来は、掃くものや掃く場所によって、箒の種類を換えて使っていた。そのため次のような問題点があった。
(イ)掃く場所によって、箒を数種類用意し、いちいち箒を持ち換えなければならなかった。
(ロ)アスファルトに貼りついた濡れ落ち葉は、柔らかい穂の箒では取れない。
(ハ)芝の中の落葉は、柔らかい穂の箒では、上手く取れない。
(ニ)玄関のたたきのタイルは、硬い穂の箒や柔硬混合の穂の箒では傷ついてしまう。
(ホ)従来の柔らかい穂の箒は、柔らかいぶん腰が弱く、埃や塵に少し大きなゴミ(石や葉や枝等)が混ざっていると掃きづらかった。
(ヘ)従来の柔らかい穂の箒では、玄関のたたきのタイルを掃いたら、玄関の前のポーチを掃くだけしかできなかった。
(ト)従来は、玄関を掃いた後、柔らかい穂の箒から硬めの穂の箒に持ち換えたり、竹箒に持ち換えたりして外掃除をしていた。
本発明は、これらの問題点を解決するためになされたもので、本発明が解決しようとする課題は、玄関のたたきのタイル上の細かい埃も、そのタイル面を傷つけることなく掃けて、庭の踏み石の上や花壇の中、藪の中、芝の中、土の上、砂利の上、そして、道路のアスファルト上に濡れて貼りついた花や落葉を剥がし取り、石ころまで、1本で掃ける箒を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
箒の持ち手棒3の下部先端に、柔らかい繊維状の穂1と硬い平棒の穂2とを合わせ持つ掃く部分9を備えた屋外用箒で、掃く部分9は、柔らかい繊維を三角形状に平たく束ねた柔らかい繊維状の穂1と、その柔らかい繊維状の穂1より少し長さが短い平棒を隙間をあけて三角形状に並べ束ねた硬い平棒の穂2を備えており、柔らかい繊維状の穂1と硬い平棒の穂2は、束ねた部分を合わせて重ねることで、柔らかい繊維状の穂1の底辺と硬い平棒の穂2の底辺は平行で、かつ、柔らかい繊維状の穂1の底辺より硬い平棒の穂2の底辺は少し段違いに上になり、その柔らかい繊維状の穂1と硬い平棒の穂2を重ね合わせた部分を結束部5で固定して、結束部5を持ち手棒3の下部先端に接続した構成を特徴とする屋外用箒。
【0007】
箒の持ち手棒3と、箒の掃く部分9の結束部5とを連結部分4でつなぎ、連結部分4は、持ち手棒3の円弧に沿って湾曲した2枚の金属製プレートであるとともに、掃く部分9の結束部5と接合するところは湾曲していない形状で、湾曲した部分には、持ち手棒3と接合するための穴7開いていて、湾曲していない部分には、掃く部分9の結束部5とを接合するための穴8が開いていて、向かい合わせに持ち手棒3を挟むようにして上の穴7にボルト7aまたはネジで固定し、その下に、補強のためのボルト穴10とボルト10a又はネジを備え、湾曲していない部分は、2枚のプレートの下部で、掃く部分9の結束部5を挟み、掃く時に掃く部分9が、丁度良い角度に可動するように下の穴8にボルト8aを入れて連結する構成を特徴とする請求項1に記載の屋外用箒。
【発明の効果】
【0008】
本発明の屋外用箒によれば、下記のような効果がある。
(イ)玄関のたたきから、庭の踏み石の上や、土の上・砂利の上・花壇・藪・芝の中の落葉、石ころ、そして、道路まで、これ1本で掃ける。
(ロ)アスファルトに貼りついた濡れ落ち葉や濡れた紙くずも、この箒の裏面で掃けば、剥がして取ることができる。
(ハ)玄関のたたきのタイルや、化粧石も表面(おもてめん)で掃けば傷つけない。
(ニ)さらに使いやすくするには、連結部4を備えることにより、右利きの人でも、左利きの人でも、使いやすい角度で掃ける。
(ホ)柔らかい繊維状の穂1は、柔らかいので、腰が弱いが、後ろにある硬い平棒の穂2に支えられて、腰の弱さはカバーされ、掃きやすくなる。
(ヘ)細かい埃や塵を掃きながら、少し大きなゴミ(石や葉や枝等)も掃ける。
(ト)硬い平棒の穂2は、硬い平棒と平棒の間が開いているので、藪の中や、草むらの中や、芝生の中の落葉も良く取れる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
屋外用箒の図であって、左側の図は、柔らかい繊維状の穂1側から見た正面図(表面おもてめん)、中央の図は、側面図、右側の図は、硬い平棒の穂2側から見た正面図(裏面)
左側の図(1)は、柔らかい繊維状の穂1で掃いた時の使用状態側面図で、この図で示すように、細かいゴミを掃く時は、表面(おもてめん)の柔らかい繊維状の穂1を使って掃く。右側の図(2)は、硬い平棒の穂2で掃いた時の使用状態側面図で、この図で示すように、アスファルトに貼りついた濡れ落ち葉や、大きめのゴミを掃く時は、裏面の硬い平棒の穂2を使って、硬い平棒の穂2が掃く面をこする程度に持ち手棒3を裏面側に傾けて使用する。
図1の箒の持ち手棒3と掃く部分9の結束部5の間に連結部分4を入れて、さらに使いやすくした屋外用箒の図であって、左側の図は、柔らかい繊維状の穂1側から見た正面図(表面おもてめん)、中央の図は、側面図、右側の図は、硬い平棒の穂2側から見た正面図(裏面)である。
左側の図(1)は、箒の持ち手棒3と掃く部分9の結束部5の間に連結部分4を入れて、さらに使いやすくなった形の屋外用箒の柔らかい繊維状の穂1側で掃いた時の使用状態側面図で、右側の図(2)は箒の持ち手棒3と掃く部分9の結束部5の間に連結部分4を入れて、さらに使いやすくなった形の屋外用箒の、平棒の穂2側で掃いた時の使用状態側面図で、この図で示すように、アスファルトに貼りついた濡れ落ち葉や、大きめのゴミを掃く時は、裏面の硬い平棒の穂2を使って、硬い平棒の穂2が掃く面をこする程度に持ち手棒3を裏面側に傾けて使用する。
【0010】
上下、表面(おもてめん)、裏面(うらめん)とは、図1から図4に示す交差矢印と上下、表面(おもてめん)、裏面(うらめん)の文字表示に従うこととする。
【発明を実施するための形態】
【実施例】
(【0011】以降は省略されています)

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