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公開番号2025065370
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2025018960,2020177005
出願日2025-02-07,2020-10-21
発明の名称衣服用ファンおよび衣服
出願人長信ジャパン株式会社
代理人個人,個人
主分類F04D 29/64 20060101AFI20250410BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約【課題】衣服へ確実に取り付けることができる衣服用ファンを提供する。
【解決手段】衣服用ファン10は、プロペラファン20を収容するケーシング30を備え、また、ケーシング30の本体部32に設けられた環状部36に対して螺合するリング40を備え、リング40と本体部32に形成されたフランジ32Fとの間に衣服100を挟んでリング40を締め付けるようにリング40が回転可能である。リング40とフランジ32Fの対向面に、それぞれ凸部42と凸部33を設ける。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項１】
プロペラファンを収容し、吸入口側にフランジを形成した環状部を設けたケーシングと、
前記環状部と螺合し、前記フランジと接触するまで回転可能なリングとを備え、
前記フランジのリング対向面および前記リングのフランジ対向面には、前記リング対向面と前記フランジ対向面との間に衣服を挟んだ状態で、前記リングを締め付ける方向へ回していくときに前記衣服に対して力を作用させるとともに前記リングの緩める方向への回転を抑え、最大締め付け位置または最大締め付け位置付近までの前記リングの回転を可能にする相補的プロファイルが、周方向に沿って互いに形成されていることを特徴とする衣服用ファン。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
前記フランジのリング対向面および前記リングのフランジ対向面の少なくとも一方に、前記相補的プロファイルを構成する凸部が形成されていることを特徴とする請求項１に記載の衣服用ファン。
【請求項３】
請求項１または２に記載の衣服用ファンを備えたことを特徴とする衣服。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、作業着などの衣服に装着して外気を衣服内に送り込む衣服用ファンに関する。
続きを表示（約 1,400 文字）【背景技術】
【０００２】
衣服用ファンは、衣服の背面などに装着して使用する送風機であり、ファンの回転によって外気を衣服内部に送ることで、衣服着用者の発汗を抑える。衣服用ファンは、モータに同軸配置された軸流式のプロペラファンを備え、筒状本体（ケーシング）にモータファンを収納し、衣服に形成された取付穴の縁部分を本体に挟み込むことによって、衣服に装着させる（例えば、特許文献１参照）。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
実用新案登録第３２１３５６４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
衣服用ファンを、衣服へ確実に取り付けることを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の一態様である衣服用ファンは、衣服に取り付け可能であり、プロペラファンを収容し、吸入口側にフランジを形成した環状部を設けたケーシングと、環状部と螺合し、フランジと接触するまで回転可能なリングとを備え、フランジのリング対向面およびリングのフランジ対向面には、リング対向面とフランジ対向面との間に衣服を挟んだ状態で、リングを締め付ける方向へ回していくときに衣服に対して力を作用させるとともにリングの緩める方向への回転を抑え、最大締め付け位置または最大締め付け位置付近までのリングの回転を可能にする相補的プロファイルが、周方向に沿って互いに形成されている。
【０００６】
例えば、フランジのリング対向面およびリングのフランジ対向面の少なくとも一方に、相補的プロファイルを構成する凸部が形成されている。
【発明の効果】
【０００７】
以上のように本発明によれば、衣服用ファンを、衣服へ確実に取り付けることができる。
【図面の簡単な説明】
【０００８】
衣服用ファンの吸入口側から見た斜視図である。
衣服用ファンの吐出口側から見た分解斜視図である。
衣服用ファンの側面図である。
プロペラファンの正面図である。
プロペラファンを吐出口側から見た斜視図である。
プロペラファンおよびモータハウジングを吸入口側から見た分解斜視図である。
リングの斜視図である。
リングとフランジ接触部分を示す図３の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【０００９】
以下、図面を参照して本実施形態である衣服用ファンについて説明する。図１は、衣服用ファンの吸入口側から見た斜視図である。図２は、衣服用ファンの吐出口側から見た分解斜視図である。図３は、衣服用ファンの側面図である。図１～図３を用いて、衣服用ファンの全体的構成について説明する。
【００１０】
衣服用ファン１０は、専用の衣服１００（図２参照）に装着可能な小型送風装置であり、衣服１００の背面側に形成された取付穴１００Ｒに着脱自在に装着される。衣服用ファン１０は、プロペラ状の軸流式ファン（以下、プロペラファンという）２０と、プロペラファン２０を収容する筒状のケーシング３０とを備え、吸入口１０Ｉ側が衣服外側、吐出口１０Ｆ（図２参照）側が衣服内側となるように装着される。
（【００１１】以降は省略されています）

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