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公開番号
2025070541
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180944
出願日
2023-10-20
発明の名称
鞍乗型車両及びタンクユニット
出願人
カワサキモータース株式会社
代理人
個人
主分類
B62J
35/00 20060101AFI20250424BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】車両側面に強い衝撃が加わった場合でも燃料タンクが破損しにくい構成の鞍乗型車両を提供する。
【解決手段】鞍乗型車両1は、車体フレーム2aと、シート14と、燃料タンク7と、エンジン8と、タンクフレーム30と、を備える。シート14には、運転者が着座する。燃料タンク7には、大気圧よりも高い圧力状態で燃料が貯蔵される。エンジン8は、燃料タンク7に貯蔵された燃料を用いて駆動力を発生させる。タンクフレーム30は、燃料タンク7を支持するとともに車体フレーム2aに接続される。シート14の後端部よりも後方に、燃料タンク7の後端部が位置している。タンクフレーム30は、燃料タンク7の車幅方向外側の面を覆う。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車体フレームと、
運転者が着座するシートと、
大気圧よりも高い圧力状態で燃料が貯蔵される燃料タンクと、
前記燃料タンクに貯蔵された燃料を用いて駆動力を発生させる動力源と、
前記燃料タンクを支持するとともに前記車体フレームに接続されるタンクフレームと、
を備え、
前記シートの後端部よりも後方に、前記燃料タンクの後端部が位置しており、
前記タンクフレームは、前記燃料タンクの車幅方向外側の面を覆う、鞍乗型車両。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の鞍乗型車両であって、
前記燃料タンクは、長手方向が前後方向に沿うように配置され、
前記タンクフレームは、前記燃料タンクの車幅方向外側の領域において、当該燃料タンクの長手方向に沿うように配置される、鞍乗型車両。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
前記タンクフレームは、更に、前記燃料タンクの後面を覆う、鞍乗型車両。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
燃料補給時において、燃料補給ノズルが取り付けられるノズル取付部を備え、
前記ノズル取付部は、車両後部に設けられる、鞍乗型車両。
【請求項5】
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
前記燃料タンクから前記動力源に向けて供給される燃料の出口である接続部が、前記燃料タンクの後部に設けられる、鞍乗型車両。
【請求項6】
請求項4に記載の鞍乗型車両であって、
前記ノズル取付部は、前記燃料タンクの上端よりも下方に配置される、鞍乗型車両。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
車両平面視において、前記タンクフレームは、前記燃料タンクを鉛直軸周りに一周して当該燃料タンクの全体を覆うようにループ状に配置される、鞍乗型車両。
【請求項8】
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
前記燃料タンクは、前記車体フレームに対して防振支持されており、
前記燃料タンクから前記動力源に燃料を供給する燃料管の少なくとも一部がフレキシブルホースである、鞍乗型車両。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の鞍乗型車両であって、
前記燃料タンクが前記タンクフレームに取り付けられて支持されており、
前記車体フレームに、前記タンクフレームが連結されている、鞍乗型車両。
【請求項10】
車体フレームと、
前記車体フレームよりも車幅方向外側に突出しており、大気圧よりも高い圧力状態で燃料が貯蔵される燃料タンクと、
前記燃料タンクに貯蔵された燃料を用いて駆動力を発生させる動力源と、
前記燃料タンクを支持するとともに前記車体フレームに接続されるタンクフレームと、
を備え、
前記燃料タンクは、少なくとも一部が前記車体フレームよりも車幅方向外側に突出しており、
前記タンクフレームは、前記燃料タンクの車幅方向外側の面を覆う、鞍乗型車両。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本出願は、主として、燃料タンクを備える鞍乗型車両に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1の二輪車は、車体フレームと、燃料タンクと、を備える。車体フレームは、車両後部に上下に並べて配置された後方上部フレーム及び後方下部フレームを含む。後方上部フレームと後方下部フレームの間には燃料タンクが配置されており、燃料タンクはバンドを用いて後方上部フレーム及び後方下部フレームに固定されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2007-149606号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、燃料タンクの車幅方向外側の面はバンドやフェアリングで覆われているだけであり、十分に保護されていない。そのため、転倒等が発生して車両側面に強い衝撃が加わった場合に燃料タンクが破損し易い。
【0005】
本出願は以上の事情に鑑みてされたものであり、その主要な目的は、車両側面に強い衝撃が加わった場合でも燃料タンクが破損しにくい構成の鞍乗型車両を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本出願の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段とその効果を説明する。
【0007】
本出願の第1の観点によれば、以下の構成の鞍乗型車両が提供される。即ち、鞍乗型車両は、車体フレームと、シートと、燃料タンクと、動力源と、タンクフレームと、を備える。前記シートには、運転者が着座する。前記燃料タンクには、大気圧よりも高い圧力状態で燃料が貯蔵される。前記動力源は、前記燃料タンクに貯蔵された燃料を用いて駆動力を発生させる。前記タンクフレームは、前記燃料タンクを支持するとともに前記車体フレームに接続される。前記シートの後端部よりも後方に、前記燃料タンクの後端部が位置している。前記タンクフレームは、前記燃料タンクの車幅方向外側の面を覆う。
【0008】
本出願の第2の観点によれば、以下の構成の鞍乗型車両が提供される。即ち、鞍乗型車両は、車体フレームと、燃料タンクと、動力源と、タンクフレームと、を備える。前記燃料タンクは、前記車体フレームよりも車幅方向外側に突出しており、大気圧よりも高い圧力状態で燃料が貯蔵される。前記動力源は、前記燃料タンクに貯蔵された燃料を用いて駆動力を発生させる。前記タンクフレームは、前記燃料タンクを支持するとともに前記車体フレームに接続される。前記燃料タンクは、少なくとも一部が前記車体フレームよりも車幅方向外側に突出している。前記タンクフレームは、前記燃料タンクの車幅方向外側の面を覆う。
【0009】
本出願の第3の観点によれば、以下の構成のタンクユニットが提供される。即ち、タンクユニットは、燃料タンクと、制御器と、タンクフレームと、を備える。燃料タンクには、大気圧よりも高い圧力状態で燃料が貯蔵される。前記制御器は、燃料タンクに接続されて、燃料タンクから燃料供給減に向けて供給される燃料を制御する。前記タンクフレームは、前記制御器と、燃料タンクとを支持するとともに、車体に連結される連結部を備えて、前記燃料タンクの外側の面を覆う。
【発明の効果】
【0010】
本出願によれば、車両側面に強い衝撃が加わった場合でも燃料タンクが破損しにくい構成の鞍乗型車両を提供できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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