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公開番号
2025070940
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2024079139
出願日
2024-05-15
発明の名称
ダイヤフラムポンプ
出願人
ピウシ・ソシエタ・ペル・アチオニ
,
PIUSI S.P.A.
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
F04B
45/053 20060101AFI20250424BHJP(液体用容積形機械;液体または圧縮性流体用ポンプ)
要約
【課題】高い信頼性および安全性を有するダイヤフラムポンプを提供する。
【解決手段】ポンプ本体(2)には、ポンプ本体(2)に取り外し可能に固定することができる閉鎖要素(21)によって閉じることができるパイロットチャンバ(17)へのアクセス開口部(20)が画定され、閉鎖要素(21)は、鋳造によって作られたプラスチック材料製の本体(22)と、閉鎖要素(21)の接触面の少なくとも一部を画定し、摺動パッド(15)に対してプラスチック材料よりも高い耐摩耗性および低い摩擦係数を有する材料で作られた少なくとも1つの板状要素(23)とを備える。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
入口で少なくとも1つの吸引コネクタ(5)に、出口でポンプの少なくとも1つの送達コネクタ(6)にそれぞれの逆止弁(3a、3b、4a、4b)を介して接続された少なくとも一対のポンピングチャンバ(3、4)を内部に画定するポンプ本体(2)を備えるダイヤフラムポンプであって、前記ポンピングチャンバ(3、4)は、前記ポンピングチャンバ(3、4)をそれぞれの作動チャンバ(9、10)から分離するそれぞれのダイヤフラム(7、8)によって区切られ、それぞれの作動チャンバ(9、10)は、パイロットチャンバ(17)を動力弁(11)に接続されたパイロットポート(18)または外部環境に接続された排出ポート(19)に交互に接続するために、前記ダイヤフラム(7、8)によって機械的に押され、かつ圧縮空気が供給された前記パイロットチャンバ(17)内を往復運動で移動することができる摺動パッド(15)を備えたパイロット弁(14)によって制御される前記動力弁(11)によって圧縮空気源(200)に交互に接続されることができ、前記ポンプ本体(2)内には、外部から前記パイロットチャンバ(17)および前記摺動パッド(15)へのアクセスを可能にするように構成されたアクセス開口部(20)があり、前記アクセス開口部(20)は、前記ポンプ本体(2)に取り外し可能に固定することができる閉鎖要素(21)によって閉じることができ、前記閉鎖要素(21)は、前記アクセス開口部(20)に挿入することができ、かつ前記摺動パッド(15)と接触するように設計された接触面(21a)を有し、前記パイロットポート(18)および前記排出ポート(19)が、前記接触面(21a)に画定され、前記閉鎖要素(21)が、鋳造およびプラスチック材料で作られた本体(22)と、前記本体(22)に結合され、前記接触面(21a)の少なくとも1つの部分を画定する少なくとも1つの板状要素(23)とを備え、前記板状要素(23)が、前記摺動パッド(15)に対して、前記プラスチック材料よりも高い耐摩耗性および低い摩擦係数を有する材料で作られていることを特徴とする、ポンプ。
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【請求項2】
前記板状要素(15)には、前記パイロットポート(18)および前記排出ポート(19)をそれぞれ画定する孔があり、前記孔は、前記板状要素(23)が前記本体(22)に結合された状態で、前記本体(22)の内部に画定されたパイロットチャネル(24)および排出チャネル(25)とそれぞれ整列して配置可能であり、少なくとも1つのガスケット(27)が前記本体(22)と前記板状要素(23)との間に介在することを特徴とする、請求項1に記載のポンプ。
【請求項3】
前記板状要素(23)用の収容凹部(28)が前記本体(22)に画定されることを特徴とする、請求項1に記載のポンプ。
【請求項4】
前記本体(22)が、その延長軸(100)に沿って、前記アクセス開口部(20)に対応するように実質的に成形され、その端部の一方で前記アクセス開口部(20)に軸方向に挿入することができる結合部分(22a)と、前記結合部分(22a)の反対側の端部に配置され、前記結合部分(22a)に対して横方向に突出して、前記アクセス開口部(20)の周りに配置された前記ポンプ本体(22)の領域に係合する固定ヘッド(22b)とを有し、前記固定ヘッドが、固定ねじ(30)のための収容開口部(29)を有することを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のポンプ。
【請求項5】
前記固定ヘッド(22b)を受け入れるように適合された凹状領域(32)が、前記ポンプ本体(2)内に画定されることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のポンプ。
【請求項6】
前記排出チャネル(25)が、少なくとも1つの出口開口部(33)で前記外部環境と接続され、前記出口開口部は、前記ポンプ本体(2)の外部に配置されるように設計された前記本体(22)の一部に画定され、前記出口開口部(33)が、前記本体(22)の前記延長軸(100)に対して横方向に配置されていることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のポンプ。
【請求項7】
前記排出チャネル(25)は、前記排出ポート(19)から出発して前記出口開口部(33)に向かって、少なくとも1つの第1の部分について、前記延長軸(100)に実質的に平行に延在し、少なくとも1つの第2の部分について、前記第1の部分に接続され、前記第1の部分に対して実質的に半径方向に延在していることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のポンプ。
【請求項8】
前記板状要素(23)を作製する材料が、金属材料またはセラミック材料であることを特徴とする、先行する請求項のいずれか1項に記載のポンプ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ダイヤフラムポンプに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
ポンプ本体を有するダイヤフラムポンプが知られており、その内部には少なくとも一対のポンピングチャンバが画定され、その両方が、それぞれの逆止弁の介在によってポンプの吸引コネクタおよび送達コネクタに接続される。
【0003】
ポンピングチャンバは、ポンピングチャンバをそれぞれの作動チャンバから分離するそれぞれのダイヤフラムによって区切られており、2つのダイヤフラムの交互の動きを生成するように、圧縮空気が周期的に導入および排出され、その結果、ポンプ送出される液体がポンプの吸引コネクタから送達コネクタに移送される。
【0004】
作動チャンバの内外に圧縮空気を移動させるために動力弁が設けられ、動力弁は、2つの作動チャンバの一方を圧縮空気源と、他方の作動チャンバを外部環境と周期的に接続する。
【0005】
作用チャンバは、動力弁の内部に設けられ、シャトル型流量制御要素は、往復運動で移動することができ、想定される位置に応じて、作動チャンバと圧縮空気源および外部環境それぞれとの接続の交互の開閉を可能にする。
【0006】
動力弁内のシャトル型流れ制御要素の作動は、移動終了弁とも呼ばれるパイロット弁によって制御され、その機能は、シャトル型流れ制御要素の往復運動を生成するように、動力弁の作用チャンバの一部に圧縮空気を導入し、そこから圧縮空気を排出することである。
【0007】
特に、パイロット弁には、圧縮空気が供給されるパイロットチャンバ内に収容され、ポンプの本体の壁に沿って摺動することができる摺動パッドカーソルが内部に設けられ、いくつかのポート、すなわち、動力弁の作用チャンバの一部に接続されるパイロットポートと、外部環境に接続される圧縮空気用の排出ポートとが画定される。
【0008】
より具体的には、摺動パッドカーソルは、連結ロッドまたはシャフトによってダイヤフラムによって押され、その結果、ダイヤフラムの交互運動は、圧縮空気がパイロットポートまたは排出ポートに交互に送られることを可能にするために、2つの極限ストローク限界位置の間のパッドカーソルの往復運動に変換され、そのようにして、シャトル流れ制御要素の一方または他方の方向への変位、したがって圧縮空気の一方の作動チャンバへの導入および他方のチャンバのフラッシング、およびその逆を生成する。
【0009】
このように構成されたパイロット弁では、優れた信頼性を提供するが、摺動パッドは経時的に摩耗を示す。
【0010】
従来技術によるポンプでは、パイロット弁で操作を行う必要がある場合、時間および労力の両方ならびにコストの点で明らかな不都合を伴って、ポンプをほぼ完全に分解する必要がある。
(【0011】以降は省略されています)
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