特許ウォッチ

公開番号2025071226
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2025025617,2023119956
出願日2025-02-20,2023-07-24
発明の名称洗濯機
出願人東芝ライフスタイル株式会社
代理人弁理士法人サトー
主分類D06F 33/50 20200101AFI20250424BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】紫外線の照射によって高い除菌効果を得る。
【解決手段】洗濯機は、外槽と、外槽内に回転可能に設けられて衣類を収容可能な回転槽と、外部の水源に接続されて外部の水源からの水を外槽内に注水可能な給水機構と、回転槽内に紫外線を照射可能な紫外線照射装置と、回転槽内の洗濯物の重量を検知する重量検知工程を含み外槽内に水を貯留して回転槽内の衣類を洗う洗濯運転、及び洗濯運転の実行前に紫外線照射装置を動作させて回転槽内に収容された衣類に紫外線を照射する紫外線照射運転を、洗濯運転における重量検知工程の前に実行可能である運転処理部と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項１】
外槽と、
前記外槽内に回転可能に設けられて衣類を収容可能な回転槽と、
外部の水源に接続されて前記外部の水源からの水を前記外槽内に注水可能な給水機構と、
前記回転槽内に紫外線を照射可能な紫外線照射装置と、
前記回転槽内の洗濯物の重量を検知する重量検知工程を含み前記外槽内に水を貯留して前記回転槽内の前記衣類を洗う洗濯運転、及び前記洗濯運転の実行前に前記紫外線照射装置を動作させて前記回転槽内に収容された前記衣類に紫外線を照射する紫外線照射運転を、前記洗濯運転における前記重量検知工程の前に実行可能である運転処理部と、
を備える洗濯機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明の実施形態は、洗濯機に関する。
続きを表示（約 1,700 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、衣類等の雑菌の繁殖を抑えるために衣類に対して紫外線を照射することができる洗濯機等が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－１７６６４６号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
しかしながら、このような従来の洗濯機においては、紫外線の照射によって高い除菌効果を得るために未だ改良の余地があった。
そこで、紫外線の照射によって高い除菌効果を得ることができる洗濯機を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
実施形態による洗濯機は、外槽と、前記外槽内に回転可能に設けられて衣類を収容可能な回転槽と、外部の水源に接続されて前記外部の水源からの水を前記外槽内に注水可能な給水機構と、前記回転槽内に紫外線を照射可能な紫外線照射装置と、前記回転槽内の洗濯物の重量を検知する重量検知工程を含み前記外槽内に水を貯留して前記回転槽内の前記衣類を洗う洗濯運転、及び前記洗濯運転の実行前に前記紫外線照射装置を動作させて前記回転槽内に収容された前記衣類に紫外線を照射する紫外線照射運転を、前記洗濯運転における前記重量検知工程の前に実行可能である運転処理部と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【０００６】
一実施形態による洗濯機の一例について概略構成を示す縦断側面図
一実施形態による洗濯機の一例について概略構成を示す縦断背面図
一実施形態による洗濯機について紫外線照射装置の電気的構成を概略的に示すブロック図
一実施形態による洗濯機の電気的構成を概略的に示すブロック図
一実施形態による洗濯機が備えるコースの一例を示す図
一実施形態による洗濯機で実行される紫外線照射運転の動作内容の一例を示す図
一実施形態による洗濯機で実行される洗濯運転の動作内容の一例を示す図
一実施形態による洗濯機で実行される乾燥運転の動作内容の一例を示す図
【発明を実施するための形態】
【０００７】
以下、一実施形態による洗濯機について図面を参照しながら説明する。図１及び図２に示す洗濯機１０は、乾燥機能を備えた横軸又は斜め軸型のドラム式洗濯乾燥機である。なお、本実施形態の洗濯機は、縦軸型のいわゆる全自動洗濯乾燥機にも適用することができる。また、本実施形態の洗濯機１０は、乾燥機能を有さない構成にも適用することができる。
【０００８】
図１及び図２に示すように、洗濯機１０は、外箱１１、扉１２、外槽１３、ベローズ１４、回転槽１５、モータ１６、給水機構１７、排水機構１８、及び操作パネル１９を備えている。なお、本実施形態において、外箱１１に対して扉１２側つまり図１の紙面左側を洗濯機１０の前側とする。外箱１１は、例えばステンレス鋼板等によって矩形の中空箱状を形成しており、洗濯機１０の外郭を構成している。外箱１１は、前側部分に外箱１１の内部と外部とを連通する衣類出入口１１１を有している。
【０００９】
扉１２は、外箱１１の前部に設けられており、衣類出入口１１１を開閉可能に構成されている。ユーザは、扉１２を開いた状態で、衣類出入口１１１を通じて衣類９０を回転槽１５に投入し、又は取り出すことができる。
【００１０】
外槽１３は、前側に開口部１３１を有した有底円筒状に形成されている。本実施形態の場合、外槽１３は、内部に水を貯留することができ、この場合、水槽として機能する。外槽１３は、排気口１３２及び給気口１３３を有している。排気口１３２は、例えば外槽１３の筒状部分を構成する周壁の上部前寄り部分にあって、外槽１３の左右方向の中心つまり外槽１３の筒状の外周面の最頂部から左右方向へ離れた位置に設けられている。給気口１３３は、例えば外槽１３の底部において底部の上下方向の中心よりやや上寄り部分に設けられている。排気口１３２及び給気口１３３は、外槽１３の内部と外部とを連通している。
（【００１１】以降は省略されています）

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