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公開番号
2025071241
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025025819,2024046037
出願日
2025-02-20,2020-11-13
発明の名称
変換に基づく映像エンコード方法およびその装置
出願人
エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド
,
LG ELECTRONICS INC.
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
H04N
19/70 20140101AFI20250424BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】映像デコード方法の提供。
【解決手段】本文書に係る映像デコード方法は、修正された変換係数を導出する段階を有し、上記修正された変換係数を導出する段階は、上記現ブロックのツリータイプに従って、上記現ブロックにISPが適用されるかどうか、または上記現ブロックのDC成分に有効係数が存在するか否かを示す変数に基づいて、LFNSTインデックスをパージングする段階を有し、上記変数は、上記現ブロックの色成分に対する個々の変換スキップフラグ値に基づいて導出され得る。
【選択図】図15
特許請求の範囲
【請求項1】
デコード装置によって行われる映像デコード方法であって、
ビットストリームから残差情報を取得する段階と、
前記残差情報に基づいて現ブロックに対する変換係数を導出する段階と、
前記変換係数にLFNST(Low Frequency Non-Separable Transform)を適用して修正された変換係数を導出する段階と、
前記修正された変換係数に対する逆一次変換に基づいて前記現ブロックに対する残差サンプルを導出する段階と、
前記残差サンプルに基づいて復元ピクチャを生成する段階と、を含み、
前記修正された変換係数を導出する段階は、
前記現ブロックのクロマCb成分に対する第1の変換スキップフラグをパージングする段階と、
前記現ブロックのクロマCr成分に対する第2の変換スキップフラグをパージングする段階と、
前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの値と前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグの値とに基づいて、LFNSTインデックスをパージングする段階と、
前記LFNSTインデックスと前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグとに基づいて、前記クロマCb成分に前記LFNSTを適用するかどうかを決定する段階と、
前記LFNSTが前記クロマCb成分に適用されるという前記決定に基づいて、前記LFNSTを前記クロマCb成分に関連する第1の変換係数に適用する段階と、
前記LFNSTインデックスと前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグとに基づいて、前記クロマCr成分に前記LFNSTを適用するかどうかを決定する段階と、
前記LFNSTが前記クロマCr成分に適用されるという前記決定に基づいて、前記クロマCr成分に関連する第2の変換係数に前記LFNSTを適用する段階と、を含む、方法。
続きを表示(約 2,300 文字)
【請求項2】
前記LFNSTインデックスの値が0より大きいことと前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの前記値が0であることとに基づいて、前記LFNSTは、前記現ブロックの前記クロマCb成分に適用され、
前記LFNSTインデックスの前記値が0より大きいことと前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの前記値が1であることとに基づいて、前記LFNSTは、前記現ブロックの前記クロマCb成分に適用されない、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記LFNSTインデックスの値が0より大きいことと前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグの前記値が0であることとに基づいて、前記LFNSTは、前記現ブロックの前記クロマCr成分に適用され、
前記LFNSTインデックスの前記値が0より大きいことと前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグの前記値が1であることとに基づいて、前記LFNSTは、前記現ブロックの前記クロマCr成分に適用されない、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記LFNSTインデックスは、有効係数が前記現ブロックのDC成分にのみ存在するかどうかを示す変数に基づいてパージングされ、
前記変数は、前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの前記値と前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグの前記値とに基づいて導出される、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記変数の値は、コーディングユニットシンタックスにおいて最初に1に設定され、
前記変数の前記値は、前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの値と前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグの前記値との少なくとも1つが1でないことに基づいて、0として導出され、
前記変数の前記値が0であることに基づいて、前記LFNSTインデックスがパージングされる、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記変数の値は、前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの前記値が1であることと前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグの前記値が0であることとに基づいて、0として導出される、請求項4に記載の方法。
【請求項7】
前記変数の値は、前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの前記値が0であることと前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグの前記値が1であることとに基づいて、0として導出される、請求項4に記載の方法。
【請求項8】
前記LFNSTインデックスは、前記現ブロックのツリータイプがデュアルツリークロマであることと前記変数が前記有効係数が前記DC成分以外の位置に存在することを示すこととに基づいてパージングされる、請求項4に記載の方法。
【請求項9】
映像エンコード装置によって行われる映像エンコード方法であって、
現ブロックに対する予測サンプルを導出する段階と、
前記予測サンプルに基づいて前記現ブロックに対する残差サンプルを導出する段階と、
前記残差サンプルに対する一次変換に基づいて前記現ブロックに対する変換係数を導出する段階と、
LFNST(Low Frequency Non-Separable Transform)を適用して前記変換係数から修正された変換係数を導出する段階と、
前記修正された変換係数に基づいて残差情報を生成する段階と、
前記残差情報を含む画像情報をエンコードする段階と、を含み、
前記画像情報は、前記現ブロックのクロマCb成分に対する第1の変換スキップフラグと前記現ブロックのクロマCr成分に対する第2の変換スキップフラグとを含み、
前記画像情報は、前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの値と前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグの値とに基づいてLFNSTインデックスを含み、
前記LFNSTを適用する段階は、
前記LFNSTインデックスと前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグとに基づいて、前記クロマCb成分に前記LFNSTを適用するかどうかを決定する段階と、
前記LFNSTが前記クロマCb成分に適用されるという前記決定に基づいて、前記LFNSTを前記クロマCb成分に関連する第1の変換係数に適用する段階と、
前記LFNSTインデックスと前記クロマCr成分に対する前記第2の変換スキップフラグとに基づいて、前記クロマCr成分に前記LFNSTを適用するかどうかを決定する段階と、
前記LFNSTが前記クロマCr成分に適用されるという前記決定に基づいて、前記クロマCr成分に関連する第2の変換係数に前記LFNSTを適用する段階と、を含む、方法。
【請求項10】
前記LFNSTインデックスの値が0より大きいことと前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの前記値が0であることとに基づいて、前記LFNSTは、前記現ブロックの前記クロマCb成分に適用され、
前記LFNSTインデックスの前記値が0より大きいことと前記クロマCb成分に対する前記第1の変換スキップフラグの前記値が1であることとに基づいて、前記LFNSTは、前記現ブロックの前記クロマCb成分に適用されない、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本文書は、映像エンコード技術に関し、より詳細には、映像エンコードシステムにおいて変換(transform)に基づく映像エンコード方法およびその装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、4Kまたは8K以上のUHD(Ultra High Definition)映像/ビデオのような高解像度、高品質の映像/ビデオに対する需要が様々な分野で増加している。映像/ビデオデータが高解像度、高品質になるほど、既存の映像/ビデオデータに比べて相対的に送信される情報量またはビット量が増加するので、既存の有無線広帯域回線のような媒体を利用して映像データを送信するか、既存の記憶(保存、貯蔵)媒体を利用して映像/ビデオデータを記憶する場合、送信コスト(費用)および記憶コストが増加する。
【0003】
また、近年、VR(Virtual Reality)、AR(Artificial Realtiy)コンテンツやホログラムなどの没入型(実感)メディア(Immersive Media)に対する関心および需要が増加しており、ゲーム映像のように、現実映像と異なる映像特性を有する映像/ビデオに関する放送が増加している。
【0004】
これに伴って、上記のような様々な特性を有する高解像度高品質の映像/ビデオの情報を効果的に圧縮して送信するか記憶し、再生するために高効率の映像/ビデオ圧縮技術が求められる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本文書の技術的課題は、映像のコーディング効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0006】
本文書の他の技術的課題は、LFNSTインデックスコーディング効率を高める方法および装置を提供することにある。
【0007】
本文書のさらに他の技術的課題は、変換スキップフラグに基づいてLFNSTインデックスのコーディング効率を高める方法および装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本文書の一実施形態によれば、デコード(復号)装置によって実行される映像デコード方法が提供される。方法は、修正された変換係数を導出する段階を有し、修正された変換係数を導出する段階は、現(現在)ブロックのツリータイプに従って現ブロックにISPが適用されるかどうか、または現ブロックのDC成分に有効係数が存在するかどうかを示す変数に基づいてLFNSTインデックスをパージングする段階を有し、変数は、現ブロックの色成分に対する個々の変換スキップフラグ値に基づいて導出され得る。
【0009】
現ブロックがシングルタイプまたはデュアルツリールマであり、ISPが適用されることに基づいて、変数の値に関係なくLFNSTインデックスがパージングされ得る。
【0010】
現ブロックがデュアルツリークロマである場合、変数がDC成分ではない位置に有効係数があることを示すことに基づいて、LFNSTインデックスがパージングされ得る。
(【0011】以降は省略されています)
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