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公開番号2025072014
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182496
出願日2023-10-24
発明の名称間仕切錠および吊下げ窓
出願人辻産業株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類E05C 1/04 20060101AFI20250430BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】窓本体の大小に関わらず窓本体の採光面積を阻害することがなく、構造が簡単かつ小型で、操作も容易な間仕切錠を提供する。
【解決手段】開閉窓の窓本体に上下方向へ直線状に延びて設けられる細長い錠ケース10内に、窓枠にロック係止するロックピン17を備える錠本体11が上下方向へ移動操作可能に内蔵されてなり、錠本体11が移動上端にある時、ロックピン17が窓本体から上方へ突出した施錠状態となり、錠本体11が移動下端にある時、ロックピン17が窓本体内に退入した解錠状態になる。これにより、窓本体の大小に関わらず窓本体の採光面積を阻害することがなく、構造が簡単かつ小型で、操作も容易である。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
家屋室内の開口部に設けられる開閉窓を施錠するものであって、
前記開閉窓の窓本体に上下方向へ直線状に延びて設けられる細長い錠ケース内に、窓枠にロック係止するロックピンを備える錠本体が上下方向へ移動操作可能に内蔵されてなり、
前記錠本体が移動上端にある時、前記ロックピンが前記窓本体から上方へ突出した施錠状態にあり、前記錠本体が移動下端にある時、前記ロックピンが前記窓本体内に退入した解錠状態にある
ことを特徴とする間仕切錠。
続きを表示(約 840 文字)【請求項2】
前記錠本体は、上端部に設けられた前記ロックピン、連結部および操作部が直線状に一体連結されてなる棒状体の形態とされてなり、
前記操作部は、前記窓本体の室内外両側に臨んで設けられ、その室内側に手指にて操作する操作ノブが設けられるとともに、その室外側に非常解錠操作部が設けられている
ことを特徴とする請求項1に記載の間仕切錠。
【請求項3】
前記操作部は、前記窓本体に設けられた長穴状の開口を上下方向へ移動可能とされて、移動上端にある時、前記ロックピンが前記施錠状態にあり、移動下端にある時、前記ロックピンが前記解錠状態にある
ことを特徴とする請求項2に記載の間仕切錠。
【請求項4】
前記操作部は、磁性体材料からなる磁気吸着部を備えるとともに、操作部が前記移動上端にある時、前記磁気吸着部を磁気吸着する磁石が前記錠ケースに設けられてなり、これにより、錠本体の施錠状態が吸着保持される
ことを特徴とする請求項2に記載の間仕切錠。
【請求項5】
前記錠ケースは、中空の室内側ケース部材と室外側ケース部材とからなり、
これら室内側ケース部材と室外側ケース部材は、前記窓本体のガラスの両表面に対して、室内側と室内側から挟むように密接して配置されてなる
ことを特徴とする請求項1に記載の間仕切錠。
【請求項6】
前記錠ケースは、前記窓本体のガラスフレームの縦フレームである
ことを特徴とする請求項1に記載の間仕切錠。
【請求項7】
家屋室内の開口部に設けられ、窓枠の上枠レール上を走行可能に設けられた走行ローラに、窓本体におけるガラスフレームの上框が吊持状に支持される吊下げ形式の開閉窓であって、
前記開閉窓の窓本体に、請求項1に記載の間仕切錠が上下方向に延びて一体的に設けられている
ことを特徴とする吊下げ窓。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は間仕切錠および吊下げ窓に関し、さらに詳細には、家屋室内の開口部に設けられる開閉窓を施錠する間仕切錠の構造に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
家屋室内の開口部には、各種の開閉扉や開閉窓が設けられており、例えば浴室の開口部には、採光と換気のための開閉窓が設けられている。
【0003】
これら室内の開閉扉や開閉窓は、通常、プライバシーを守るために簡易な施錠機能を備えており、内側からのみ簡単に施錠・解錠ができて、外側からはできない間仕切錠が一般的に備えられている。
【0004】
ところで、従来の間仕切錠は、その用途から一般のドア鍵に比較して構造が簡単で小型ではあるが、浴室等に設けられる開閉窓用の間仕切錠としては、操作レバーやロック機構等が比較的大きくて、窓本体の採光面積を阻害するなど不向きであり、さらなる小型化が要望されていた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2021-152292号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、かかる従来の問題点に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、家屋室内の開口部に設けられる開閉窓に設けられて、窓本体の大小に関わらず窓本体の採光面積を阻害することがなく、構造が簡単で小型で、操作も容易な間仕切錠を提供することにある。
【0007】
本発明の他のもう一つの目的とするところは、上記間仕切錠を備えた吊下げ窓を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明の間仕切錠は、家屋室内の開口部に設けられる開閉窓を施錠するものであって、上記開閉窓の窓本体に上下方向へ直線状に延びて設けられる細長い錠ケース内に、窓枠にロック係止するロックピンを備える錠本体が上下方向へ移動操作可能に内蔵されてなり、上記錠本体が移動上端にある時、上記ロックピンが上記窓本体から上方へ突出した施錠状態にあり、上記錠本体が移動下端にある時、上記ロックピンが上記窓本体内に退入した解錠状態にあることを特徴とする。
【0009】
好適な実施態様として、以下の構成が採用される。
(1)上記錠本体は、上端部に設けられた上記ロックピン、連結部および操作部が直線状に一体連結されてなる棒状体の形態とされてなり、上記操作部は、上記窓本体の室内外両側に臨んで設けられ、その室内側に手指にて操作する操作ノブが設けられるとともに、その室外側に非常解錠操作部が設けられている。
【0010】
(2)上記操作部は、上記窓本体に設けられた長穴状の開口を上下方向へ移動可能とされて、移動上端にある時、上記ロックピンが上記施錠状態にあり、移動下端にある時、上記ロックピンが上記解錠状態にある。
(【0011】以降は省略されています)

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