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公開番号2025044063
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-01
出願番号2023151756
出願日2023-09-19
発明の名称開閉装置及び建具
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人
主分類E05F 11/10 20060101AFI20250325BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約【課題】コスト低減に寄与できる開閉装置及び建具を提供する。
【解決手段】操作によって第1軸線を中心として回転可能であり、外周に第1軸線を中心とする螺旋状にウォーム歯が複数条で設けられたスパイラルギヤと、第1軸線と交差する第2軸線を中心として回転可能であり、外周にウォーム歯と噛み合う歯部を有し、スパイラルギヤの回転に伴い生じた駆動力を開閉窓に出力するギヤプレートと、を備える。歯部における歯溝は、第2軸線に沿って延びる。スパイラルギヤは、回転したときにウォーム歯と噛み合う出力歯を有する回転体に駆動力を出力し、出力歯の歯溝は、第2軸線に沿って延びる。ウォーム歯の条数と、第2軸線に対する第1軸線の交差角度とは、第2軸線に沿う方向における出力歯と噛み合う領域でウォーム歯が出力歯の歯溝に位置する値に設定されている。
【選択図】図10
特許請求の範囲【請求項1】
操作によって第1軸線を中心として回転可能であり、外周に前記第1軸線を中心とする螺旋状にウォーム歯が複数条で設けられたスパイラルギヤと、
前記第1軸線と交差する第2軸線を中心として回転可能であり、外周に前記ウォーム歯と噛み合う歯部を有し、前記スパイラルギヤの回転に伴い生じた駆動力を開閉窓に出力するギヤプレートと、
を備え、
前記歯部における歯溝は、前記第2軸線に沿って延び、
前記スパイラルギヤは、回転したときに前記ウォーム歯と噛み合う出力歯を有する回転体に前記駆動力を出力し、
前記出力歯の歯溝は、前記第2軸線に沿って延び、
前記ウォーム歯の条数と、前記第2軸線に対する前記第1軸線の交差角度とは、前記第2軸線に沿う方向における前記出力歯と噛み合う領域で前記ウォーム歯が前記出力歯の歯溝に位置する値に設定されている、開閉装置。
続きを表示(約 290 文字)【請求項2】
前記回転体は、前記ギヤプレートであり、
前記出力歯は、前記歯部である、
請求項1に記載の開閉装置。
【請求項3】
前記回転体は、第1歯部と第2歯部を有する2段歯車であり、
前記出力歯は、前記第1歯部であり、
前記第2歯部は、前記歯部と噛み合う、
請求項1に記載の開閉装置。
【請求項4】
前記回転体は、前記第1歯部の歯数が前記第2歯部の歯数よりも多い減速歯車である、 請求項3に記載の開閉装置。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか一項に記載の開閉装置を備える建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、開閉装置及び建具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
例えば、建具において滑り出し窓を開閉するための開閉装置は、ハンドルに連結され、外周にウォームを有する回転軸と、ウォームと噛み合う係合歯を有するギヤプレートとを有している。
【0003】
手動操作における操作性を考慮して、ウォームの回転軸はギヤプレートの回転中心に対して交差して配置されている。ウォームの回転軸がギヤプレートの回転中心軸線に対して交差するため、ギヤプレートにおける係合歯は、歯溝が回転中心軸線に対して斜めに傾いたはす歯に形成されている。はす歯の成形方法としては、プレス金型等を用いることが一般的であるが、品質面及びコスト面で問題がある。
【0004】
特許文献1には、ウォームの回転軸とギヤプレートの回転中心軸線を直交して配置し、ルーバー連動杆作動用のクランクの長さ方向の中央に、ウォームホイールの軸と平行な傾斜部を形成し、傾斜部に穿設した開口にウォームホイールに突設した半径方向の腕を遊嵌した開閉装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
実開昭60-108688号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に記載された開閉装置は部品点数が多く、コストアップを招くという問題が生じる。
【0007】
本開示は、以上のような点を考慮してなされたもので、コスト低減に寄与できる開閉装置及び建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本開示の第1の態様は、操作によって第1軸線を中心として回転可能であり、外周に前記第1軸線を中心とする螺旋状にウォーム歯が複数条で設けられたスパイラルギヤと、前記第1軸線と交差する第2軸線を中心として回転可能であり、外周に前記ウォーム歯と噛み合う歯部を有し、前記スパイラルギヤの回転に伴い生じた駆動力を開閉窓に出力するギヤプレートと、を備え、前記歯部における歯溝は、前記第2軸線に沿って延び、前記スパイラルギヤは、回転したときに前記ウォーム歯と噛み合う出力歯を有する回転体に前記駆動力を出力し、前記出力歯の歯溝は、前記第2軸線に沿って延び、前記ウォーム歯の条数と、前記第2軸線に対する前記第1軸線の交差角度とは、前記第2軸線に沿う方向における前記出力歯と噛み合う領域で前記ウォーム歯が前記出力歯の歯溝に位置する値に設定されている、開閉装置である。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本開示の第1実施形態を示す図であって、開閉装置を有する建具の正面図。
図1におけるA-A断面図。
図1におけるB-B断面図。
図1におけるC矢視図。
入力ユニットを屋外側から見た斜視図。
スパイラルギヤの正面図。
コネクタ及びハンドルを屋内側の下側から見た斜視図。
ハンドルが収容位置にある図。
ハンドルが操作位置にある図。
スパイラルギヤ及びギヤ板を右側から見た図。
開閉窓が開いた状態を示す図。
本開示の第2実施形態の開閉装置を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の開閉装置及び建具の実施の形態を、図1から図12を参照して説明する。以下の実施形態は、本開示の一態様を示すものであり、この開示を限定するものではなく、本開示の技術的思想の範囲内で任意に変更可能である。また、以下の図面においては、各構成をわかりやすくするために、実際の構造と各構造における縮尺等を異ならせている。
(【0011】以降は省略されています)

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