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公開番号
2025079972
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-23
出願番号
2023192890
出願日
2023-11-13
発明の名称
信号伝達装置、電子機器及び車両
出願人
ローム株式会社
代理人
弁理士法人 佐野特許事務所
主分類
H03K
17/691 20060101AFI20250516BHJP(基本電子回路)
要約
【課題】一次回路系と二次回路系との間で伝達される信号のノイズを減少させる。
【解決手段】信号生成回路(411x)は、スイッチ出力段(412)と、電流制限回路(418a、418b)と、を備える。スイッチ出力段(412)は、スイッチング動作を通じて第1電圧と第2電圧との間でパルス駆動されるパルス信号(PS)を生成するように構成されている。電流制限回路(418a、418b)は、第1電圧の印加端とスイッチ出力段(412)との間に接続されてスイッチ出力段(412)に流れる電流(I2)を制限するように構成されている。
【選択図】図11
特許請求の範囲
【請求項1】
スイッチング動作を通じて第1電圧と第2電圧との間でパルス駆動されるパルス信号を生成するように構成されたスイッチ出力段と、
前記第1電圧の印加端と前記スイッチ出力段との間に接続されて前記スイッチ出力段に流れる電流を制限するように構成された電流制限回路と、
を備える信号生成回路。
続きを表示(約 750 文字)
【請求項2】
前記電流制限回路は、前記第1電圧の印加端と前記スイッチ出力段との間に接続される抵抗器を含む請求項1に記載の信号生成回路。
【請求項3】
前記電流制限回路は、第1端を前記第1電圧の印加端に接続され、第2端を前記スイッチ出力段に接続され、かつ第3端を基準電圧の印加端に接続されて、前記第1端と前記第3端との電位差に応じてオン/オフするスイッチ素子を含み、
前記基準電圧は、前記第1電圧未満である請求項1または2に記載の信号生成回路。
【請求項4】
前記スイッチ素子は、前記第1端をソース端子、前記第2端をドレイン端子、前記第3端をゲート端子とするMOSFETである請求項3に記載の信号生成回路。
【請求項5】
前記第2電圧は、接地電圧である請求項1または2に記載の信号生成回路。
【請求項6】
送信回路と、
受信回路と、
前記送信回路と前記受信回路との間を絶縁しつつ相互間で前記パルス信号を伝達するように構成される絶縁素子と、
を備え、
前記送信回路は、請求項1に記載の信号生成回路を含む信号伝達装置。
【請求項7】
前記送信回路が集積化される第1チップと、
前記受信回路が集積化される第2チップと、
前記絶縁素子が集積化される第3チップと、
をさらに備え、
前記第1チップ、前記第2チップ、および前記第3チップは、単一のパッケージに封止される、請求項6に記載の信号伝達装置。
【請求項8】
請求項6または7に記載の信号伝達装置を備える電子機器。
【請求項9】
請求項8に記載の電子機器を備える車両。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書中に開示されている発明は、信号伝達装置、電子機器及び車両に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、一次回路系と二次回路系との間を電気的に絶縁しつつ、一次回路系と二次回路系との間で信号を伝達する信号伝達装置がある。このような信号伝達装置は、様々なアプリケーション(電源装置又はモータ駆動装置など)に用いられている。
【0003】
なお、上記に関連する従来技術の一例としては、特許文献1を挙げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2022/070944号公報
【0005】
[概要]
特許文献1で開示されている信号伝達装置の一次回路系に相当する半導体装置は、一次回路系と二次回路系との間で伝達される信号のノイズに関して、さらなる検討の余地があった。
【0006】
本明細書中に開示されている信号生成回路は、スイッチ出力段と、電流制限回路と、を備える。スイッチ出力段は、スイッチング動作を通じて第1電圧と第2電圧との間でパルス駆動されるパルス信号を生成するように構成されている。電流制限回路は、第1電圧の印加端とスイッチ出力段との間に接続されてスイッチ出力段に流れる電流を制限するように構成されている。
【0007】
本明細書中に開示されている電子機器は、上記構成の信号伝達装置を備える。
【0008】
本明細書中に開示されている車両は、上記構成の電子機器を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、信号伝達装置の基本構成を示す図である。
図2は、トランスチップの基本構造を示す図である。
図3は、2チャンネル型のトランスチップとして用いられる半導体装置の斜視図である。
図4は、図3に示す半導体装置の平面図である。
図5は、図3の半導体装置において低電位コイルが形成された層を示す平面図である。
図6は、図3の半導体装置において高電位コイルが形成された層を示す平面図である。
図7は、図6に示すVIII-VIII線に沿う断面図である。
図8は、図7に示す領域XIIIの拡大図(分離構造)を示す図である。
図9は、トランスチップのレイアウト例を模式的に示す図である。
図10は、比較例の信号伝達装置400Yの構成を示すブロック図である。
図11は、本開示の第1実施形態に係る信号伝達装置400Xの構成を示すブロック図である。
図12は、本開示の第2実施形態に係る信号伝達装置400Xの構成を示すブロック図である。
図13は、車両の外観を示す図である。
【0010】
[詳細な説明]
<信号伝達装置(基本構成)>
図1は、信号伝達装置の基本構成を示す図である。本構成例の信号伝達装置200は、一次回路系200p(VCC1-GND1系)と二次回路系200s(VCC2-GND2系)との間を絶縁しつつ、一次回路系200pから二次回路系200sにパルス信号を伝達し、二次回路系200sに設けられたスイッチ素子(不図示)のゲートを駆動する半導体集積回路装置(いわゆる絶縁ゲートドライバIC)である。例えば、信号伝達装置200は、コントローラチップ210と、ドライバチップ220と、トランスチップ230と、を単一のパッケージに封止して成る。
(【0011】以降は省略されています)
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