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公開番号
2025086294
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-06
出願番号
2023200267
出願日
2023-11-27
発明の名称
投球練習具
出願人
Insect Resources Technology株式会社
,
国立大学法人東北大学
代理人
個人
主分類
A63B
69/00 20060101AFI20250530BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】肩や肘にかかる負担を低減し、回転数が大きいボールを投げるための投球フォームを身につけることができる投球練習具を提供する。
【解決手段】1対の取付部14が、所定の間隔をあけて、本体部12から同じ方向に突出して設けられている。回転ボール15が、各取付部14の間に配置され、中心を通る所定の直径を回転軸として回転可能に各取付部14に取り付けられている。回転ボール15は、野球用のボールから成っている。支持脚11が、本体部12に着脱可能に設けられ、本体部12を所望の高さで支持可能である。測定部16が、回転ボール15の単位時間当たりの回転数を測定し、その回転数に基づいて換算回転数を求めるよう設けられている。表示部17が、本体部12に設けられ、測定部16で求められた換算回転数を表示するよう設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
本体部と、
所定の間隔をあけて、前記本体部から同じ方向に突出して設けられた1対の取付部と、
各取付部の間に配置され、中心を通る所定の直径を回転軸として回転可能に各取付部に取り付けられた回転ボールとを、
有することを特徴とする投球練習具。
続きを表示(約 280 文字)
【請求項2】
前記本体部に着脱可能に設けられ、前記本体部を所望の高さで支持するための支持脚を有することを特徴とする請求項1記載の投球練習具。
【請求項3】
前記回転ボールの単位時間当たりの回転数を測定し、その回転数に基づいて換算回転数を求める測定部と、
前記本体部に設けられ、前記測定部で求められた前記換算回転数を表示する表示部とを、
有することを特徴とする請求項1記載の投球練習具。
【請求項4】
前記回転ボールは、野球用のボールから成ることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の投球練習具。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、投球練習具に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、野球界では、投球過多や故障しやすい投球フォームなどにより、成長過程の子供たちの「野球肩・野球肘」と言われる故障が非常に多くなっており、子供たちの健全な育成の観点から、スポーツの社会で大きな問題となっている。例えば、全国夏の高校野球選手権大会に出場する選手の約7割が、肩や肘の故障歴を過去もしくは現在において持っているとも言われている。この問題は、甲子園出場やプロ野球選手を目指す子供たちの夢を、根本から崩してしまう結果をもたらしている。
【0003】
この問題の大きな要因は、「遠くにボールを投げたい」、「速い球を投げたい」といった子供たちの欲求に対する、指導者による過度な肩や肘への負担や投球フォーム指導等が挙げられる。例えば、肩と肘を強く振るといった投球フォームが恒常的に指導されているが、この投球フォームは、肩や肘による「押し出す力」を利用するものであり、肩や肘にかかる負担が大きくなりやすい。このような投球フォームを成長過程の子供たちに過度に指導する結果、野球肩(投球動作によって引き起こされるスポーツ障害)や骨の疲労骨折、肘関節の炎症等に繋がっていると考えられる。
【0004】
従来、「遠くへボールが投げられる」をコンセプトにしたものとして、プラスチック製のボールに長い棒状の羽が付いた投球練習具が市販されている(例えば、特許文献1または2参照)。この投球練習具は、ボールを手で握り、全体を矢のように直進させるよう投球動作を行うことにより、正しいと考えられる投球フォームを身に付けさせようとするものであるが、その投球フォームは、肩と肘を連動させた動きを、ボールを押し出す力として伝達するためのものである。
【0005】
また、手首の上下動を訓練するための道具として、外球と、外球の内側の赤道部分の溝に沿って移動可能に設けられた軸と、その軸を中心として回転可能に外球の内部に設けられたローターとを有する、いわゆるパワーボールと呼ばれるものも市販されている(例えば、非特許文献1参照)。このパワーボールは、外球を握って、手首の上下動を繰り返すことにより、ローターを回転させ、そのローターの回転による負荷で、手首の強度を高めることができるものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
国際公開第2021/106776号
意匠登録第1674937号公報
【非特許文献】
【0007】
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』、[online]、[令和5年11月9日検索]、インターネット〈https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%91%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%9C%E3%83%BC%E3%83%AB〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
特許文献1または2に記載の投球練習具は、ボールを押し出す力を大きくするために、肩と肘を連動させた投球フォームを身につけるのに使用される道具であり、肩や肘にかかる負担が大きくなりやすいという課題があった。また、非特許文献1に記載のパワーボールは、投球練習用のものではなく、手首の強度を高めることはできるが、手首のしなやかさを身につけることはできず、回転数の大きいボールを投げることはできないという課題があった。
【0009】
本発明は、このような課題に着目してなされたもので、肩や肘にかかる負担を低減し、回転数が大きいボールを投げるための投球フォームを身につけることができる投球練習具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
一般的に、ボールを投げる際に、ボールに逆回転運動を加えると、空気抵抗を受けながら上向きの力を受けることや、その逆回転のボールの回転数を大きくすることにより、より遠くまで投げることができることは、よく知られている。本発明者等は、これらの知見に基づき、投球の際に回転数を大きくするには、投球時の手首の使い方や、ボールをリリースする際の指先の引っ掛かりが大きく影響することを見出し、本発明に至った。
(【0011】以降は省略されています)
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