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公開番号
2025088894
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203695
出願日
2023-12-01
発明の名称
シュレッダー、およびシュレッダーの制御方法
出願人
セイコーエプソン株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B02C
18/06 20060101AFI20250605BHJP(破砕,または粉砕;製粉のための穀粒の前処理)
要約
【課題】環境貢献値を表示するシュレッダー、およびシュレッダーの制御方法を提供すること。
【解決手段】紙を紙片Cに細断する細断ユニット20と、紙片Cを貯留するタンク11と、タンク11の下側に設けられ、タンク11内の紙片重量を測定する重量センサー50と、重量センサー50で測定された紙片重量を元に、環境貢献値を計算する制御部40のプロセッサーと、環境貢献値を表示するディスプレイ6と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲
【請求項1】
紙を紙片に細断する細断ユニットと、
前記紙片を貯留するタンクと、
前記タンクの下側に設けられ、前記タンク内の紙片重量を測定する重量センサーと、
前記重量センサーで測定された前記紙片重量を元に、環境貢献値を計算するプロセッサーと、
前記環境貢献値を表示するディスプレイと、を備えるシュレッダー。
続きを表示(約 480 文字)
【請求項2】
シュレッダーの制御方法であって、
前記シュレッダーは、
紙を紙片に細断する細断ユニットと、
前記紙片を貯留するタンクと、
前記タンク内の紙片重量を測定する重量センサーと、
プロセッサーと、
ディスプレイと、を備え、
前記制御方法は、
前記重量センサーによって、前記紙片重量を測定する第1ステップと、
前記プロセッサーによって、前記重量センサーで測定された前記紙片重量に基づいて、環境貢献値を計算する第2ステップと、
前記環境貢献値を前記ディスプレイに表示する第3ステップと、を備えるシュレッダーの制御方法。
【請求項3】
前記第2ステップおよび前記第3ステップは、前記細断ユニットによる細断後に実行される、請求項2に記載のシュレッダーの制御方法。
【請求項4】
前記第2ステップにおいて、測定した前記紙片重量の累積値を計算し、計算した前記累積値に基づき前記環境貢献値を計算する、請求項2に記載のシュレッダーの制御方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、シュレッダー、およびシュレッダーの制御方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、印刷され不要となったコピー紙などを細断するシュレッダーが知られていた。例えば、特許文献1には、細断屑を収容するくず入れを備えたシュレッダーが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-136651号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1に記載のシュレッダーでは、細断した紙を再利用する場合に、環境への貢献の度合いが不明であった。昨今、環境への配慮が重視される中、環境保全への動機付けが重要となっている。従来、シュレッダーの使用者は、不要な文書を細断した際に、細断した文書が再利用されると環境保全にどの程度貢献するかを知る術がなかった。このような課題を解決するために考案されたのが以下の発明である。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明のシュレッダーは、紙を紙片に細断する細断ユニットと、前記紙片を貯留するタンクと、前記タンクの下側に設けられ、前記タンク内の紙片重量を測定する重量センサーと、前記重量センサーで測定された前記紙片重量を元に、環境貢献値を計算するプロセッサーと、前記環境貢献値を表示するディスプレイと、を備える。
【0006】
本発明のシュレッダーの制御方法において、前記シュレッダーは、紙を紙片に細断する細断ユニットと、前記紙片を貯留するタンクと、前記タンク内の紙片重量を測定する重量センサーと、プロセッサーと、ディスプレイと、を備え、前記制御方法は、前記重量センサーによって、前記紙片重量を測定する第1ステップと、前記プロセッサーによって、前記重量センサーで測定された前記紙片重量に基づいて、環境貢献値を計算する第2ステップと、前記環境貢献値を前記ディスプレイに表示する第3ステップと、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施形態に係るシュレッダーの外観を示す斜視図。
扉部を開放したシュレッダーの外観を示す斜視図。
シュレッダーの内部構成を示す断面図。
シュレッダーの制御方法を示すフロー図。
ディスプレイにおける環境貢献値の表示例を示す図。
シュレッダーおよび紙製造装置を用いた古紙再生フローを示す模式図。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下の実施形態では、印刷されて使用済みとなった古紙などの紙を細断するシュレッダー1、およびシュレッダー1の制御方法を例示して、図面を参照して説明する。以下の各図においては、必要に応じて相互に直交する座標軸であるXYZ軸を付し、各矢印が指す方向を+方向とし、+方向と反対の方向を-方向とする。シュレッダー1を水平面に設置した場合に、Z軸は鉛直方向に沿う仮想軸となる。+Z方向を上方とし、-Z方向を下方とする。
【0009】
図1に示すように、本実施形態に係るシュレッダー1は略直方体である。シュレッダー1は、上下方向に対向する上面5および底面2eと、4つの側面2a,2b,2c,2dとから成る筐体を有する。側面2a,2b,2c,2dは、各々長辺がZ軸に沿う長方形である。
【0010】
シュレッダー1の後述する各構成は、上記筐体に収容される。シュレッダー1の使用者は、-X方向を向く側面2aと正対して紙の細断作業などを行う。以降の説明では、シュレッダー1の使用者を単に使用者ともいう。
(【0011】以降は省略されています)
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