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公開番号
2025089042
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-06-12
出願番号
2023203986
出願日
2023-12-01
発明の名称
締結部材及び締結部材の使用方法
出願人
サトーホールディングス株式会社
代理人
弁理士法人後藤特許事務所
主分類
A44C
5/18 20060101AFI20250605BHJP(小間物;貴金属宝石類)
要約
【課題】被取付物に取り付ける締結部材において、外観不良の防止と取扱性の向上とを両立すること。
【解決手段】複数の凸部を有する本体部と、複数の孔部を有する留め部とを備え、凸部を被取付物に挿通し、凸部を孔部に嵌め合わせることで被取付物に留め付けられる締結部材であって、本体部は、複数の凸部が形成された面の反対面において複数の凸部のそれぞれに対応する領域に形成された複数の凹部と、複数の凹部のうちの2つの凹部の間に形成され、電子デバイスが収容される収容部と、反対面と面一になるように収容部を覆う蓋部と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
複数の凸部を有する本体部と、複数の孔部を有する留め部とを備え、前記複数の凸部を被取付物に挿通して前記複数の凸部を前記複数の孔部に嵌め合わせることで前記被取付物に留め付けられる締結部材であって、
前記本体部は、
前記複数の凸部が形成された面の反対面において前記複数の凸部のそれぞれに対応する領域に形成された複数の凹部と、
前記複数の凹部のうちの2つの凹部の間に形成され、電子デバイスが収容される収容部と、
前記反対面と面一になるように前記収容部を覆う蓋部と、を有する、
締結部材。
続きを表示(約 960 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の締結部材であって、
前記留め部において、前記被取付物に対向する面の反対面は、凸状の曲面形状を有する、
締結部材。
【請求項3】
請求項1又は2に記載の締結部材であって、
前記蓋部と前記本体部とを連結する第一ヒンジ部を有し、
前記第一ヒンジ部は、前記本体部と前記留め部とを嵌め合わせた際に、前記複数の凸部のうち2つの凸部を結ぶ線に沿う方向からみた側面視において、前記本体部及び前記留め部の幅に収まるように形成された、
締結部材。
【請求項4】
請求項1又は2に記載の締結部材であって、
前記被取付物は、リストバンドである、
締結部材。
【請求項5】
請求項4に記載の締結部材であって、
前記本体部と前記留め部とを連結する第二ヒンジ部を有し、
前記複数の凸部を前記複数の孔部に嵌め合わせた際、前記第二ヒンジ部における前記本体部と前記留め部との境界部が前記リストバンドの側縁に当接するように構成された、
締結部材。
【請求項6】
請求項4に記載の締結部材であって、
前記本体部において前記2つの凹部が形成された面が前記リストバンドの使用者の肌との当接面である、
締結部材。
【請求項7】
請求項1又は2に記載の締結部材であって、
前記電子デバイスは、ICチップと、前記ICチップに接続されたアンテナとを有する、
締結部材。
【請求項8】
請求項7に記載の締結部材であって、
前記電子デバイスは、前記ICチップと、前記アンテナとが一体的に構成されたモジュールである、
締結部材。
【請求項9】
請求項7に記載の締結部材であって、
前記ICチップ及び前記アンテナは、電磁誘導による無線通信に対応している、
締結部材。
【請求項10】
請求項7に記載の締結部材であって、
前記ICチップ及び前記アンテナは、電波を使用した無線通信に対応している、
締結部材。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、締結部材及び締結部材の使用方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、非接触通信が可能なICチップが含まれたリストバンドを所定のリング径に調整して留め付けるためのクリップが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特許第4666625号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
射出成形によって形成される成形品においては、溶融した樹脂が金型内で冷却固化するときの成形収縮による歪みや窪み、いわゆる、ヒケが生じることがある。特に、本体部から突出した部分を有した部材では、ヒケが生じやすく、外観不良を引き起こしやすいため、ヒケ対策が必要とされている。
【0005】
一方、特許文献1に記載されたクリップのような締結部材は、被取付物に留め付けられて使用されるため、外形及びサイズ等が取扱性の妨げにならないことが望まれる。
【0006】
そこで、本発明は、被取付物に取り付ける締結部材において、外観不良の防止と取扱性の向上とを両立することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のある態様によれば、複数の凸部を有する本体部と、複数の孔部を有する留め部とを備え、前記複数の凸部を被取付物に挿通して前記複数の凸部を前記複数の孔部に嵌め合わせることで前記被取付物に留め付けられる締結部材であって、前記本体部は、複数の前記凸部が形成された面の反対面において複数の前記凸部のそれぞれに対応する領域に形成された複数の凹部と、複数の前記凹部のうちの2つの凹部の間に形成され、電子デバイスが収容される収容部と、前記反対面と面一になるように前記収容部を覆う蓋部と、を有する、締結部材が提供される。
【発明の効果】
【0008】
本発明のある態様によれば、本体部には、複数の凸部が形成された面の反対面に、複数の凸部のそれぞれに対応する領域に凹部が形成される。このため、凸部の裏面側におけるヒケが生じにくくなる。これにより、被取付物に取り付ける締結部材の外観不良を防止することができる。
【0009】
また、電子デバイスの収容部が凹部の間に備えられているため、締結部材を小型化できる。さらに、蓋部は、凹部が形成された面と面一になるように収容部を覆うように構成されているため、凹部が形成された面が他の物品と接触したり当接したりしても、他の物品を傷つけることを防止できる。これにより、締結部材の取扱性を向上することができる。
【0010】
したがって、本発明のある態様によれば、被取付物に取り付ける締結部材において、外観不良の防止と取扱性の向上とを両立することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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