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公開番号2025121335
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-19
出願番号2024044083,2024016563
出願日2024-03-19,2024-02-06
発明の名称加飾シート及び表示システム
出願人大日本印刷株式会社
代理人個人,個人
主分類B32B 7/023 20190101AFI20250812BHJP(積層体)
要約【課題】表示システムにおける画像の視認性を改善する。
【解決手段】加飾シート20は、第1面20a及び第2面20bを有する。加飾シート20は、第1面20aから観察可能な意匠Dを有する意匠層25を含む。加飾シート20のL*a*b*表色系におけるL*値は、前記第1面を入射面とした反射光によるSCI方式での測定において、25.0以上45.0以下である。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
第1面及び第2面を含む加飾シートであって、
前記第1面から観察可能な意匠を有する意匠層を備え、






表色系におけるL

値は、前記第1面を入射面とした反射光によるSCI方式での測定において、25.0以上45.0以下である、加飾シート。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
第1面及び第2面を含む加飾シートであって、
前記第1面から観察可能な意匠を有する意匠層を備え、






表色系におけるL

値は、前記第1面を入射面とした反射光によるSCE方式での測定において、6.0以上29.5以下である、加飾シート。
【請求項3】
全光線透過率[%]に対する、前記第1面を入射面とした反射光によってSCI方式で測定されたL





表色系におけるL

値の比が、1.5以下である、請求項1又は2に記載の加飾シート。
【請求項4】
全光線透過率[%]に対する、前記第1面を入射面とした反射光によってSCE方式で測定されたL





表色系におけるL

値の比が、1.0以下である、請求項1又は2に記載の加飾シート。
【請求項5】
高輝度反射領域の面積の割合が35%以下である、請求項1又は2に記載の加飾シート。
【請求項6】
前記加飾シートは、発光装置及びパターンマスクを含む表示装置に前記第2面から重ねられ、
前記パターンマスクは、前記発光装置から放出された光が通過可能な開口領域を含み、
第1光が前記第1面に照射され且つ第2光が前記第2面に照射された状態における高輝度表示領域の面積は、前記開口領域の面積の0.5倍以上2.5倍以下であり、
前記第1光は、21.75°の入射角で前記第1面に入射した光であり、
前記第2光は、前記表示装置から放出された前記光である、請求項1又は2に記載の加飾シート。
【請求項7】
前記第2面を形成し、可視光遮光性を有するパターンマスク層を備え、
前記第2面に開口した凹部を含む、請求項1又は2に記載の加飾シート。
【請求項8】
10%以上50%以下の全光線透過率を有する、請求項1又は2に記載の加飾シート。
【請求項9】
請求項1又は2に記載の加飾シートと、
前記加飾シートに重ねられた熱可塑性樹脂部と、を備える、加飾部材。
【請求項10】
発光装置と、
前記発光装置に重ねられた請求項1又は2に記載の加飾シートと、を備える、表示システム。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、加飾シート、加飾部材及び表示システムに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1に開示されているように、画像を表示する表示システムが知られている。表示システムは、発光装置と、発光装置に重ねられた加飾シートと、を含む。表示システムは、発光装置から放出された光によって、画像を表示する。表示システムは、加飾シートによって、意匠を表示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
国際公開第2020/040195号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
外光によって照らされた表示システムにおいて、画像の視認性が悪化する。本件発明者等が確認したところ、加飾シートが表現する意匠の種類に応じて、画像の視認性が悪化した。本開示は、表示システムにおける画像の視認性を改善することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施の形態による第1の加飾シートは、
第1面及び第2面を含む加飾シートであって、
前記第1面から観察可能な意匠を有する意匠層を備え、






表色系におけるL

値は、前記第1面を入射面とした反射光によるSCI方式での測定において、25.0以上45.0以下である。
【0006】
本開示の一実施の形態による第2の加飾シートは、
第1面及び第2面を含む加飾シートであって、
前記第1面から観察可能な意匠を有する意匠層を備え、






表色系におけるL

値は、前記第1面を入射面とした反射光によるSCE方式での測定において、6.0以上29.5以下である。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、表示システムにおける画像の視認性を改善できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、一実施の形態を説明するための図であって、表示システムの分解斜視図である。
図2は、図1の表示システムの断面図である。
図3は、図1の表示システムに含まれるパターンマスクの平面図である。
図4は、図1の表示システムの表示状態における平面図である。
図5は、図1の表示システムに含まれる加飾シートを第1面から観察したときの拡大平面図である。
図6は、図2の表示システムの拡大図である。
図7は、高輝度反射領域の面積を特定するための方法を説明するための図である。
図8は、レンズ装置を説明するための図である。
図9は、高輝度反射領域の測定条件を説明するための図である。
図10は、高輝度表示領域の面積を特定するための方法を説明するための図である。
図11は、高輝度表示領域の一例を示す図である。
図12は、加飾シートの一変形例の断面図である。
図13は、加飾シートの他の変形例の断面図である。
図14は、表示システムの一変形例の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施の形態は、以下の[1]~[11]に関する。
【0010】
[1] 第1面及び第2面を含む加飾シートであって、
前記第1面から観察可能な意匠を有する意匠層を備え、






表色系におけるL

値は、前記第1面を入射面とした反射光によるSCI方式での測定において、25.0以上45.0以下である、加飾シート。
(【0011】以降は省略されています)

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