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公開番号
2025144200
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-10-02
出願番号
2024043867
出願日
2024-03-19
発明の名称
コンピュータシステムおよびプログラム
出願人
株式会社バンダイナムコエクスペリエンス
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
A63F
13/80 20140101AFI20250925BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】仮想的な景品獲得装置のゲームプレイを実現するにあたり、難易度調整によってユーザが不信感を抱く可能性を低減することができる仕組みを実現すること。
【解決手段】サーバシステム1100は、ユーザの指示操作に基づいて仮想動作機構の動作制御を行い、仮想空間に配置された仮想景品を動かして所与の目的箇所に到着させることで景品獲得を目指す景品獲得プレイを行う仮想的な景品獲得装置を実現する。サーバシステム1100は、仮想空間を現実空間と仮定して、仮想景品に係る接触および重力を含む物理演算を行って仮想景品を移動させる物理演算制御部235と、プレイ状況に基づく難易度変更条件を満たすか否かを判定する判定部237と、判定部により肯定判定された場合に、ユーザが視認可能なプレイ設定を変更する変更制御を実行する変更制御部239と、を備える。
【選択図】図22
特許請求の範囲
【請求項1】
ユーザの指示操作に基づいて仮想動作機構の動作制御を行い、仮想空間に配置された仮想景品を動かして所与の目的箇所に到着させることで景品獲得を目指す景品獲得プレイを行う仮想的な景品獲得装置を実現するコンピュータシステムであって、
前記仮想空間を現実空間と仮定して、前記仮想景品に係る接触および重力を含む物理演算を行って前記仮想景品を移動させる物理演算制御部と、
プレイ状況に基づく難易度変更条件を満たすか否かを判定する判定部と、
前記判定部により肯定判定された場合に、前記ユーザが視認可能なプレイ設定を変更する変更制御を実行する変更制御部と、
を備えるコンピュータシステム。
続きを表示(約 1,100 文字)
【請求項2】
前記仮想景品は、固形の外面を有する仮想物体であり、
前記物理演算制御部は、前記外面に基づいて前記仮想景品に係る接触演算を行う、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項3】
前記景品獲得装置での前記景品獲得プレイを行うユーザの受け付けと、同一ユーザによる連続プレイの受け付けとを行う受け付け制御部、
を更に備え、
前記判定部は、同一ユーザによる連続プレイの回数と当該連続プレイの間の獲得景品の数との関係を前記プレイ状況として、前記難易度変更条件を満たすか否かを判定する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項4】
前記判定部は、ペイアウト率を前記プレイ状況として、前記難易度変更条件を満たすか否かを判定する、
請求項1に記載のコンピュータシステム。
【請求項5】
前記難易度変更条件には、複数段階の条件が定められており、
前記判定部は、前記難易度変更条件のどの段階の条件を満たすかを判定し、
前記変更制御部は、前記判定部により肯定判定された前記難易度変更条件の段階に応じて、前記プレイ設定の変更の程度を可変に制御する、
請求項3又は4に記載のコンピュータシステム。
【請求項6】
前記変更制御部は、前記変更制御を行って所定回数分の前記景品獲得プレイが終了した場合に、当該変更制御を行う前の前記プレイ設定に戻す制御を行う、
請求項3又は4に記載のコンピュータシステム。
【請求項7】
前記難易度変更条件には、複数段階の条件が定められており、
前記判定部は、前記難易度変更条件のどの段階の条件を満たすかを判定し、
前記変更制御部は、前記判定部により肯定判定された前記難易度変更条件の段階に応じて前記所定回数を可変に制御する、
請求項6に記載のコンピュータシステム。
【請求項8】
前記変更制御部は、前記仮想空間において前記仮想景品に接触し得る物体の形状、大きさ、位置、向き、追加配置のうちの少なくとも1つに関する前記プレイ設定を変更する、
請求項1~4の何れか一項に記載のコンピュータシステム。
【請求項9】
前記変更制御部は、前記仮想動作機構が有する前記仮想景品への接触部位の形状および/又は大きさに関する前記プレイ設定を変更する、
請求項8に記載のコンピュータシステム。
【請求項10】
前記変更制御部は、前記仮想動作機構が動作する位置に関する前記プレイ設定を変更する、
請求項8に記載のコンピュータシステム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、仮想的な景品獲得装置を実現するコンピュータシステムおよびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、クレーンゲームに代表されるような景品獲得装置と呼ばれる遊戯装置が知られている。また、そのような景品獲得装置のゲームプレイを、3Dシミュレーション(物理演算)を利用して仮想的に実現する技術も知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-198390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ユーザが実際に現場で操作するリアルな景品獲得装置では、想定しているペイアウト率を維持する等の目的で、クレーンの把持具合を調整する等の難易度調整を実施する場合がある。この難易度調整は、ユーザが現場で実際に肉眼で視認することのできるリアルな景品獲得装置であるが故に、景品獲得に失敗したユーザにとっても受け容れられていると推察される。一方、実際には存在しない仮想的な景品獲得装置のゲームプレイについて難易度調整を行った場合、景品獲得に失敗したユーザからすれば、目には見えないところで何らかのアンフェアな処理が行われたのではないか、との疑念を抱かせかねない。つまり、仮想的な景品獲得装置のゲームプレイに関する難易度調整は、ユーザに理解し難い方法で実施すると、ユーザに不信感を抱かせて、ゲームを敬遠させる結果を招く可能性がある。
【0005】
本願発明が解決しようとする課題は、仮想的な景品獲得装置のゲームプレイを実現するにあたり、難易度調整によってユーザが不信感を抱く可能性を低減することができる仕組みを実現すること、である。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するための第1の発明は、ユーザの指示操作に基づいて仮想動作機構の動作制御を行い、仮想空間に配置された仮想景品を動かして所与の目的箇所に到着させることで景品獲得を目指す景品獲得プレイを行う仮想的な景品獲得装置を実現するコンピュータシステムであって、前記仮想空間を現実空間と仮定して、前記仮想景品に係る接触および重力を含む物理演算を行って前記仮想景品を移動させる物理演算制御部と、プレイ状況に基づく難易度変更条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記判定部により肯定判定された場合に、前記ユーザが視認可能なプレイ設定を変更する変更制御を実行する変更制御部と、を備えるコンピュータシステムである。
【0007】
第1の発明によれば、仮想空間を現実空間と仮定し、物理演算によって景品獲得プレイを制御して、仮想景品を移動させることができる。そして、プレイ状況が難易度変更条件を満たす場合には、ユーザが視認可能なプレイ設定を変更することができる。これによれば、仮想的な景品獲得装置のゲームプレイを実現するにあたり、難易度調整によってユーザが不信感を抱く可能性を低減することができる。
【0008】
第2の発明は、上記の発明において、前記仮想景品は、固形の外面を有する仮想物体であり、前記物理演算制御部は、前記外面に基づいて前記仮想景品に係る接触演算を行う、コンピュータシステムである。
【0009】
第2の発明によれば、仮想景品を、固形の外面を有する仮想物体として接触演算を行うことができる。例えば、表面にファー生地が用いられたぬいぐるみを仮想物体としたり、リボン等の柔軟性の高い装飾品が付随する仮想物体とした場合には、仮想物体の位置や姿勢、移動に応じてファー生地の各位置の毛やリボンの変形などをリアリスティックに再現することは非常に困難である。仮想空間上の物理演算においてはバウンディングボックスを設定して接触演算を行うのが通常だからである。表面にファー生地が用いられたぬいぐるみの全体を覆うようにバウンディングボックスを設定した場合には、ファー生地の各位置の毛が全く変形しない不可解なプレイ画面となるため、ユーザに違和感を抱かせてしまい、不信感を与えかねない。第2の発明によれば、仮想景品を固形の外面を有する仮想物体とすることができるため、このような不信感を与えるおそれがない。
【0010】
第3の発明は、上記の発明において、前記景品獲得装置での前記景品獲得プレイを行うユーザの受け付けと、同一ユーザによる連続プレイの受け付けとを行う受け付け制御部、を更に備え、前記判定部は、同一ユーザによる連続プレイの回数と当該連続プレイの間の獲得景品の数との関係を前記プレイ状況として、前記難易度変更条件を満たすか否かを判定する、コンピュータシステムである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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