意匠ウォッチ

発行日2025-06-09
公報種別意匠公報(S)
登録番号1800534
登録日2025-05-30
意匠に係る物品釣用ルアー
意匠分類K2-320(漁業用機械器具)
出願番号2024026001
出願日2024-12-17
意匠権者個人
代理人弁理士法人オリーブ国際特許事務所
意匠に係る物品の説明この物品は、ほぼ帯状の板材が魚形の輪郭となるように形成されたボディと、板材によって形成された頭部を備えるルアーである。ボディには、前部と後部に貫通孔が形成されており、参考右側面図1及び2に示すように、シャフトが貫通孔に挿通可能である。シャフトには、針や錘などを接続できる。また、ルアーは錘がなくても使用できるが、錘は、ボディの内側のシャフトに取り付けたり(参考右側面図1)、シャフトに設けたアームの先端に取り付けたり(参考右側面図2)などすることができる。このルアーは、水中で、ボディがシャフトの軸周りに回転したり、シャフトの軸を中心にしてボディが揺れ動いたりする。ルアーは、例えば真鍮、ステンレス合金等の金属製、合成樹脂製などであり、ボディの素材によっては、ボディとシャフトが接触すると音が発生し、光が反射してフラッシングする。また、ルアーは、シャフトに接続された糸を介して引かれると、水中で不規則な軌道(例えば蛇行など)で泳ぐ。さらに、ルアーは、重力が優位に作用するとき、ボディがほぼ水平状態を保ちつつ、シャフトの軸周りに回転しながら、又は、シャフトの軸を中心にして左右に揺れ動きながら、水中で下方に沈下する。ボディの回転方向は、決まった方向ではなく、ルアーの前方から見て時計回りのときもあれば反時計回りのときもある。また、沈下時又は曳行時の途中でボディの回転方向が変わる場合もある。ボディの板材には、破線で表したように、複数の円形等の形状の穴が形成されて一つの列又は複数の列で配置されてもよく、これによりボディの回転速度や揺れ幅、揺れ速度を調整できる。頭部には、破線で表したように、模擬目が設けられてもよいし、ボディの側面には、参考右側面図2に示すように、網状の板材などが設けられてもよい。
意匠の説明実線で表した部分が、意匠登録を受けようとする部分である。左側面図は右側面図と対称に表れるので省略する。

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