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公開番号
2025043948
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-01
出願番号
2023151565
出願日
2023-09-19
発明の名称
決済装置及びそのプログラム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/00 20060101AFI20250325BHJP(チェック装置)
要約
【課題】取引対象者が決済をせずに店を立ち去る不正を防止する。
【解決手段】決済装置は、取引対象者が通過する通路の上流において、取引対象者との取引を識別する識別情報を取得する。判定手段は、取得手段により取得した識別情報で識別される取引が決済済みであるか否かを判定する。決済装置は、取引が決済済みの取引対象者が通路を通過してから、次の取引対象者との取引が決済済みであると判定されるまでは、検知器により通路を通行する人物が検知されると通報を行う第1モードの動作を制御する。決済装置は、、取引が決済済みであると判定されてから所定の時間が経過するまで、又は、所定の時間内に取引が決済済みであると判定された取引対象者が通路を通過するまでは、検知器により通路を通行する人物が検知されても通報を行わない第2モードの動作を制御する。
【選択図】 図5
特許請求の範囲
【請求項1】
取引対象者が通過する通路の上流において、前記取引対象者との取引を決済する決済手段と、
前記通路を通行する人物を検知可能な検知器から出力される信号を受信する受信手段と、
前記通路の上流において、前記取引対象者との取引を識別する識別情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得した前記識別情報で識別される取引が決済済みであるか否かを判定する判定手段と、
前記取引が決済済みの取引対象者が前記通路を通過してから、次の取引対象者との取引が決済済みであると判定されるまでは、前記検知器により前記通路を通行する人物が検知されると通報を行う第1モードの動作を制御し、前記取引が決済済みであると判定されてから所定の時間が経過するまで、又は、前記所定の時間内に前記取引が決済済みであると判定された取引対象者が前記通路を通過するまでは、前記検知器により前記通路を通行する人物が検知されても通報を行わない第2モードの動作を制御する制御手段と、
を具備する決済装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記第2モードの動作中は、前記判定手段により取引が決済済みと判定された取引対象者に対して前記所定の時間の残り時間を報知する報知手段、
をさらに具備する請求項1記載の決済装置。
【請求項3】
前記第1モードの動作中は前記通路の通過を阻止する表示を行い、前記第2モードの動作中は前記通路の通過を促す表示を行う表示手段、
をさらに具備する請求項1記載の決済装置。
【請求項4】
前記判定手段は、当該決済装置が有する前記決済手段により決済を終えた第1の取引対象者であるのか、他の決済手段により決済を終えた第2の取引対象者であるのかをさらに判定し、
前記制御手段は、前記第2モードで動作する際の前記所定の時間を、前記判定手段により取引が決済済みであると判定された取引対象者が前記第1の取引対象者である場合と前記第2の取引対象者である場合とで可変する、請求項1記載の決済装置。
【請求項5】
前記判定手段は、前記取得手段により取得した前記識別情報で識別される取引に関して店員の確認が必要な場合には、店員による確認操作の入力を受けた後に当該取引が決済済みであるか否かを判定する、請求項1記載の決済装置。
【請求項6】
取引対象者が通過する通路の上流に設けられた決済装置のコンピュータを、
前記取引対象者との取引を決済する決済手段、
前記通路を通行する人物を検知可能な検知器から出力される信号を受信する受信手段、
前記通路の上流において、前記取引対象者との取引を識別する識別情報を取得する取得手段、
前記取得手段により取得した前記識別情報で識別される取引が決済済みであるか否かを判定する判定手段、
前記取引が決済済みの取引対象者が前記通路を通過してから、次の取引対象者との取引が決済済みであると判定されるまでは、前記検知器により前記通路を通行する人物が検知されると通報を行う第1モードの動作を制御し、前記取引が決済済みであると判定されてから所定の時間が経過するまで、又は、前記所定の時間内に前記取引が決済済みであると判定された取引対象者が前記通路を通過するまでは、前記検知器により前記通路を通行する人物が検知されても通報を行わない第2モードの動作を制御する制御手段、
として機能させるためのプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、決済装置及びそのプログラムに関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、客、消費者、購買者等と称される取引対象者がモバイル端末を操作して買上商品の登録から決済までを行うようにしたモバイル決済システムが開発され、スーパーマーケット等で既に実用化されている。店舗は、モバイル決済システムを導入することで、会計場(レジ)の混雑を緩和できる。また店舗は、会計担当の従業員を減らせるので、人件費の削減を図ることができる。しかし、その一方で、決済に店員が関わらないので、取引対象者が決済をせずに店を立ち去る不正が発生しやすいという懸念がある。このような課題は、取引対象者が買上商品の登録から決済までを会計場で自ら行うことを可能としたセルフ式の決済装置を導入している店舗でも同様である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2023-012677号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、取引対象者が決済をせずに店を立ち去る不正を防止できる決済装置を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態において、決済装置は、決済手段と、受信手段と、取得手段と、判定手段と、制御手段とを備える。決済手段は、取引対象者が通過する通路の上流において、取引対象者との取引を決済する。受信手段は、通路を通行する人物を検知可能な検知器から出力される信号を受信する。取得手段は、通路の上流において、取引対象者との取引を識別する識別情報を取得する。判定手段は、取得手段により取得した識別情報で識別される取引が決済済みであるか否かを判定する。制御手段は、取引が決済済みの取引対象者が通路を通過してから、次の取引対象者との取引が決済済みであると判定されるまでは、検知器により通路を通行する人物が検知されると通報を行う第1モードの動作を制御する。制御手段は、取引が決済済みであると判定されてから所定の時間が経過するまで、又は、所定の時間内に取引が決済済みであると判定された取引対象者が通路を通過するまでは、検知器により通路を通行する人物が検知されても通報を行わない第2モードの動作を制御する。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1は、本実施形態に係る店舗システムの概略構成を示す模式図である。
図2は、取引ファイルに記述される主要なデータを示す模式図である。
図3は、第1のPOS端末の要部回路構成を示すブロック図である。
図4は、ゲート機構の一例を示す斜視図である。
図5は、第1のPOS端末のプロセッサが有する主要な機能構成を示す模式図である。
図6は、第1のPOS端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図7は、第1のPOS端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図8は、第1のPOS端末のプロセッサが実行する主要な情報処理の手順を示す流れ図である。
図9は、タッチパネルとディスプレイに表示される通行不可画像の一例である。
図10は、タッチパネルとディスプレイに表示される警告画像の一例である。
図11は、タッチパネルとディスプレイに表示される店員呼出画像の一例である。
図12は、タッチパネルとディスプレイに表示される通行許可画像の一例である。
図13は、第1のPOS端末の動作モードと情報処理との対応関係を示すシーケンス図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、客、消費者、購買者等と称される取引対象者が決済をせずに店を立ち去る不正を防止できる決済装置の実施形態について、図面を用いて説明する。
なお、本実施形態は、取引対象者がモバイル端末を用いて買上商品の登録をセルフで行うようにしたモバイル決済システムが導入された店舗に適用される決済装置を例示する。
【0008】
[店舗システム(POSシステム)の概略説明]
図1は、モバイル決済システム20が導入された店舗に構築される店舗システム100の概略構成を示す模式図である。店舗システム100は、POS(Point Of Sales)システム10とモバイル決済システム20とを備える。
【0009】
POSシステム10は、複数台のPOS端末11と、POSサーバ12と、アテンダント端末13とを含む。POSシステム10は、複数台のPOS端末11とPOSサーバ12とアテンダント端末13とを通信ネットワーク14で接続する。通信ネットワーク14は、例えばLAN(Local Area Network)である。なお、図1においてはアテンダント端末13を一台のみ示しているが、2台以上のアテンダント端末13を通信ネットワーク14に接続して、POSシステム10を構成してもよい。
【0010】
POS端末11は、ゲート機構40と1対1で対応付けられた第1のPOS端末11-1と、ゲート機構40と対応付けられていない第2のPOS端末11-2とを含む。ゲート機構40及び第1のPOS端末11-1については後で詳細に説明する。
(【0011】以降は省略されています)
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