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公開番号
2025070999
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2024177865
出願日
2024-10-10
発明の名称
物品検出及び推定システム
出願人
東芝テック株式会社
代理人
弁理士法人鈴榮特許綜合事務所
主分類
G07G
1/00 20060101AFI20250424BHJP(チェック装置)
要約
【課題】物品の計量、スキャン、及び購入時の誤りを検出することができるPOSシステムを提供する。
【解決手段】計量されている物品を含み、POS取引きに対応する画像情報を受信することと、POS取引きに関連付けられた物品についての物品重量のインジケーション又は物品識別子のインジケーションを受信することと、画像情報に基づいて物品についての予想物品重量又は予想物品識別子を判定することと、物品重量と予想物品重量との間に、又は物品識別子と予想物品識別子との間に状態が存在することを判定することと、状態に基づいてPOS取引きを管理することと、を含む方法、及びシステムを提供する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
計量されている物品を含む、POS取引きに対応する画像情報を受信することと、
前記POS取引きに関連付けられた前記物品についての物品重量のインジケーション又は物品識別子のインジケーションを受信することと、
前記画像情報に基づいて前記物品についての予想物品重量又は予想物品識別子を判定することと、
物品重量と前記予想物品重量との間に、又は物品識別子と前記予想物品識別子との間に所定の状態が存在することを判定することと、
前記状態に基づいて前記POS取引きを管理することと、
を備える、方法。
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【請求項2】
前記画像情報に基づいて計量エリアに対する前記物品の位置を検出することを更に備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記画像情報に基づいて計量エリアの外にある前記物品の部分を推定することを更に備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記画像情報に基づいて前記物品についての1つ又は複数の物品識別子を識別することを更に備える、
請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記1つ又は複数の物品識別子は、計量エリアに対する計量中の前記物品の位置を含む、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記予想物品重量又は前記予想物品識別子を判定することは、前記物品の前記位置が前記計量エリアの外にあるかどうかを検出することを備える、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記予想物品重量又は前記予想物品識別子を判定することは、前記計量エリアの外にある前記物品の部分を推定することを備える、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
前記予想物品重量又は前記予想物品識別子を判定することは、前記物品重量又は前記物品識別子と、前記計量エリアの内側にある前記物品の部分とに基づいて、前記予想物品重量又は前記予想物品識別子を推定することを備える、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
前記POS取引きを管理することは、推定された前記予想物品重量又は推定された前記予想物品識別子を使用することを含む、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記POS取引きを管理することは、前記予想重量又は推定された前記予想物品識別子を使用することを含む、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【背景技術】
【0001】
[0001] セルフチェックアウトステーションは、食料品店などの小売場所において消費者によってよく使用されている。操作時、顧客は、セルフチェックアウトシステムにおいて物品をスキャンし、スキャンした物品をセルフチェックアウトシステムのコンベヤに載せることができる。青果などの一部の物品は、量り売りである。これらの物品を購入するとき、顧客は、物品をスケールに載せ、例えば、青果コードを使用して又は物品バーコードをスキャンして、物品を識別する情報をセルフチェックアウトステーションに入力しなければならない。セルフチェックアウトプロセスの誤りは、顧客が物品を誤って識別したとき、物品のスキャンごとし忘れたとき、又はその他の場合には物品を不適切に計量又はスキャンしたときに生じ得る。これらの誤りにより、「シュリンケージ」としても知られている売上げ損失を生じさせる恐れがある。
続きを表示(約 3,200 文字)
【0002】
[0002] 本開示について、以下の図を参照して説明する。
【図面の簡単な説明】
【0003】
[0003] 図1は、本開示のいくつかの実施形態に係る例示的な小売環境を例示する図である。
[0004] 図2は、本開示のいくつかの実施形態に係る例示的なチェックアウト端末を例示する図である。
[0005] 図3は、本開示のいくつかの実施形態に係る例示的な計量プラッタを例示する図である。
図4は、本開示のいくつかの実施形態に係る例示的な計量プラッタを例示する図である。
図5は、本開示のいくつかの実施形態に係る例示的な計量プラッタを例示する図である。
[0006] 図6は、本開示のいくつかの実施形態に係るルーティンを例示するフロー図である。
[0007] 図7は、本開示のいくつかの実施形態に係るデータを処理するために使用することができるデータプロセッサの基本ブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0004】
[0008] 小売店及び食料品店において、青果などの一部の物品は、量り売りである。従来のチェックアウトレーン及びセルフチェックアウトレーンの両方で、青果はスケールの計量面又は計量プラッタに載せられる。スケールは物品を計量する。次いで、消費者又は店舗従業員は、最小在庫管理単位(SKU:stock-keeping unit)を含み得る物品識別コードを、ユーザインターフェースを介してPOS(point-of-sale)システムに入力する。物品の重量、単価、及び計量された物品の結果の値段が、消費者又は店舗従業員にディスプレイ上に示される。
【0005】
[0009] チェックアウトプロセスの誤りは、顧客又は店舗従業員が物品を誤って識別したとき、及び/又は物品を適切に計量しなかったときに生じる場合がある。消費者又は店舗従業員は、スケール又は計量プラッタに物品全体を載せない場合があり、不正確な重量測定値となる。物品の一部分が、偶然に又は意図して計量プラッタをはみ出す場合がある。これらの誤りが売上げ損失、すなわちシュリンケージを生じさせる恐れがある。本開示のいくつかの実施形態によれば、シュリンケージを低減し、POS取引き中の他の不備に対処するために、POSシステムは、物品の計量、スキャン、及び購入時の誤りを検出することができる。
【0006】
[0010] いくつかの例では、食料品店でセルフチェックアウトステーションを使用するとき、消費者は、袋詰めのりんごをスケールの計量プラッタに置き得る。一袋には、8個のりんごが含まれているが、6個のりんごのみが計量プラッタ上にくるように位置付けられる場合がある。2個のりんごは、例えば、計量プラッタに隣接するカウンタに載っている場合がある。その結果として、スケールは、袋詰めのりんご全部の全重量を測定することができず、より正確にいえば、スケールは、計量プラッタ上にある6個のりんごの重量しか測定しない。よって、顧客は、8個のりんごが購入対象であったときに6個のりんごの料金を請求されることになる。本開示によれば、物品の部分的又は不完全な量が計量されていることを認識するために、画像及び/又はコンピュータビジョンが使用され得る。この例では、チェックアウトステーションにおけるカメラが、6個のりんごが計量面上にあったが、2個のりんごが計量プラッタの近接にあり、購入対象であったことを検出することができる。続いて、POSシステムは、8個のりんごがPOS取引きの一部であることを判定し、それに応じて、数量を6個から8個に編集して取引き詳細を更新することができる。
【0007】
[0011] 図1は、ネットワーク150、販売時点情報管理(以下、「POS」という)システム110、物品解析システム120、撮像システム170、及び物品データベース160を含む小売環境100の一実施形態を例示する。説明を簡単にし、本開示を限定しないようにするために、図1は、1つのPOSシステム110のみを例示するが、同じ又は異なる場所に位置する複数のPOSシステムが使用されてよい。本開示は、概して、小売場所における環境を参照するが、環境100が小売場所に限定されないことを理解されたい。より正確にいえば、環境100は、例えば、オフィスビル、病院、及び交通ハブなどの他のタイプの環境も含むことができる。
【0008】
[0012] 環境100の前述の構成要素又はシステムのうちの任意のものは、ネットワーク150を介して通信し得る。1つのネットワーク150しか例示されていないが、複数の異なる及び/又は分散したネットワークが存在し得る。ネットワーク150は、任意のタイプの通信ネットワークを含むことができる。例えば、ネットワーク150は、ワイドエリアネットワーク(WAN)、ローカルエリアネットワーク(LAN)、セルラネットワーク(例えば、LTE(登録商標)、HSPA、3G、及び他のセルラ技術)、アドホックネットワーク、衛星ネットワーク、有線ネットワーク、及びワイヤレスネットワークなどのうちの1つ又は複数を含むことができる。いくつかの実施形態では、ネットワーク150はインターネットを含むことができる。
【0009】
[0013] 環境100の様々な構成要素及びシステムは、プロセッサ、分散型処理システム、サーバなどの様々なコンピューティングデバイス、又は仮想マシン若しくは仮想コンテナといった隔離実行環境(IEE)、又は共有コンピューティングリソースなどで実装されてもよいし、又はそれらを含んでもよい。環境100の前述の構成要素又はシステムの任意のものは、組み合わされてもよく、及び/又はソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、若しくは説明された目的に好適なソフトウェア、ファームウェア、或いはハードウェアの任意の組合せ(単数又は複数)を含んでもよい。
【0010】
[0014] POSシステム110は、ユーザ端末20、スケール30、及び処理システム114を介してPOS取引きを円滑にする。POS取引きとは、POSシステム又はセルフチェックアウトステーションなどの小売場所における取引きを実施するためのプロセスの任意の部分を広く指す。特定のステップは、小売業者又はPOSシステムに依存して変わり得るが、商品又はサービスのやり取り中に実行される一連の動作を含むことができ、これら動作は、これらに限定されないが、物品のスキャン又は計量、物品コードの入力、及びチェックアウト手順の最終判定を含むことができる。POSシステム110は、POS取引きをサポートするための、例えば、ディスプレイ、スキャナ、プリンタ、データベース、スケール、コンベヤベルト、寸法解析器等のハードウェア及びソフトウェア構成要素を含んでもよいし、又はそれらと通信してもよい。POSシステム110は、人がPOS取引き中にPOSシステム110と相互動作することを可能にするためのタッチスクリーン22又はキーボードなどのユーザ端末20と、購入対象物品を計量するためのスケール30とを含み得る。本明細書に記載のように、ユーザは、POSシステムと相互動作して、購入対象である物品をスケール30により計量することを含むチェックアウト手順を行うことができる。チェックアウト手順とは、顧客が購入を完了させるために従う一連のステップを指すことができる。他方で、POS取引きとは、POSシステム内で実行される形式的動作に焦点を当てたチェックアウト手順のサブセットとみなすことができる。
(【0011】以降は省略されています)
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