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公開番号2025062520
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-14
出願番号2023171656
出願日2023-10-02
発明の名称貨幣処理装置
出願人グローリー株式会社
代理人個人,個人
主分類G07D 11/14 20190101AFI20250407BHJP(チェック装置)
要約【課題】紙幣および硬貨の投入作業を円滑に行え得る貨幣処理装置を提供する。
【解決手段】貨幣処理装置1Aは、第1操作面101に、紙幣入金口部120、紙幣出金口部130、硬貨入金口部140および硬貨出金口部150を有する。紙幣入金口部120および硬貨入金口部140は、第1操作面101において、左右方向に並ぶとともに左右方向に見て重なっている。紙幣出金口部130および硬貨出金口部150は、第1操作面101の紙幣入金口部120および硬貨入金口部140の下方において、左右方向に並ぶとともに左右方向に見て重なっている。紙幣入金口部120および紙幣出金口部130は、第1操作面101において、上下方向に見て重なっている。硬貨入金口部140および硬貨出金口部150は、第1操作面101において、上下方向に見て重なっている。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
紙幣の処理を行う紙幣処理ユニットおよび硬貨の処理を行う硬貨処理ユニットと、
前記紙幣処理ユニットに入金される紙幣が投入される紙幣入金口部と、前記紙幣処理ユニットから出金された紙幣が排出される紙幣出金口部と、前記硬貨処理ユニットに入金される硬貨が投入される硬貨入金口部と、前記硬貨処理ユニットから出金された硬貨が排出される硬貨出金口部と、を有する第1操作面と、を備え、
前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部は、前記第1操作面において、左右方向に並ぶとともに左右方向に見て重なっており、
前記紙幣出金口部および前記硬貨出金口部は、前記第1操作面の前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部の下方において、左右方向に並ぶとともに左右方向に見て重なっており、
前記紙幣入金口部および前記紙幣出金口部は、前記第1操作面において、上下方向に見て重なっており、
前記硬貨入金口部および前記硬貨出金口部は、前記第1操作面において、上下方向に見て重なっている、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
続きを表示(約 2,300 文字)【請求項2】
請求項1に記載の貨幣処理装置において、
前記紙幣入金口部は、空洞状に形成されており、前記第1操作面において開口する紙幣入金口を有し、
前記硬貨入金口部は、空洞状に形成されており、前記第1操作面において開口する硬貨入金口を有し、
前記紙幣入金口の下端と前記硬貨入金口の下端とが、上下方向に等しい位置である、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項3】
請求項1または2に記載の貨幣処理装置において、
前記紙幣入金口部は、空洞状に形成されており、前記第1操作面において開口する紙幣入金口を有し、
前記硬貨入金口部は、空洞状に形成されており、前記第2操作面において開口する硬貨入金口を有するとともに、底部に複数枚の硬貨を受け入れ可能な受皿部を有し、
前記硬貨入金口の上下方向の寸法が、前記紙幣入金口の上下方向の寸法よりも大きい、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項4】
請求項1ないし3の何れか一項に記載の貨幣処理装置において、
前記硬貨入金口部は、空洞状に形成されており、前記第1操作面において開口する硬貨入金口を有するとともに、底部に複数枚の硬貨を受け入れ可能な受皿部を有し、
前記受皿部の内部には、前記硬貨入金口側とは反対の端部に、前記硬貨処理ユニットに硬貨を取り込むための取込口が設けられるとともに、底面が前記取込口側へ下る傾斜を有し前記取込口に向かって硬貨が流れる通路が設けられ、
前記通路は、入口の幅が前記取込口の幅よりも広く前記取込口側に向かうに従って幅が徐々に絞られる第1通路と、当該第1通路の出口から前記取込口へと延びる第2通路とを含む、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項5】
請求項1ないし4の何れか一項に記載の貨幣処理装置において、
内部に前記紙幣処理ユニットと前記硬貨処理ユニットが設けられた第1筐体を、備え、
前記第1筐体内には、前記紙幣処理ユニットと前記硬貨処理ユニットの双方に電力の供給を行う電源ユニットが設けられる、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項6】
請求項5に記載の貨幣処理装置において、
前記紙幣処理ユニットおよび前記硬貨処理ユニットは、前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部が並ぶ方向に配列され、
前記紙幣入金口部は、前記紙幣処理ユニットの上部に位置し、
前記硬貨入金口部は、前記硬貨処理ユニットの上部に位置し、
前記紙幣処理ユニットの上下方向の寸法は、前記硬貨処理ユニットの上下方向の寸法よりも大きく、
前記電源ユニットは、前記第1筐体内において、前記硬貨処理ユニットの下方に配置される、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項7】
請求項6に記載の貨幣処理装置において、
前記紙幣処理ユニットおよび前記硬貨処理ユニットを制御するための制御ユニットを、さらに備え、
前記制御ユニットは、前記第1筐体内において、前記電源ユニットの前記紙幣処理ユニット側と反対側に隣接するように、前記硬貨処理ユニットの下方に配置される、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項8】
請求項1ないし7の何れか一項に記載の貨幣処理装置において、
前記貨幣処理装置は、
取引に関する指示を入力するための表示部と、
取引に対応する額を電子決済するための操作が行われる操作部と、
前記表示部および前記操作部が設けられた第2操作面を有する第2筐体と、を含む操作表示装置を配置可能であって、
前記紙幣入金口部に投入された紙幣を前記紙幣処理ユニットで計数し、前記硬貨入金口部に投入された硬貨を前記硬貨処理ユニットで計数し、前記投入された紙幣および硬貨の額と前記取引に対応する額とに差がある場合に、前記紙幣出金口部および前記硬貨出金口部の少なくとも何れかに、紙幣または硬貨を排出し、
前記表示部は、前記第2操作面において、前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部よりも上方に設けられ、
前記操作部は、前記第2操作面において、前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部と前記表示部との間に設けられる、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項9】
請求項8に記載の貨幣処理装置において、
前記紙幣入金口部は、空洞状に形成されており、前記第1操作面において開口する紙幣入金口を有し、
前記硬貨入金口部は、空洞状に形成されており、前記第1操作面において開口する硬貨入金口を有するとともに、底部に複数枚の硬貨を受け入れ可能な受皿部を有し、
前記硬貨入金口は、上下方向の寸法が前記紙幣入金口の上下方向の寸法よりも大きくされ、前記紙幣入金口よりも上方に延び出し、
前記操作部は、前記第2操作面において、上下方向に見て前記紙幣入金口部と重なり、左右方向に見て前記硬貨入金口部と重なる、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
【請求項10】
請求項8または9に記載の貨幣処理装置において、
前記第2操作面には、プリンタにより印刷された取引に係るレシートが排出される排出口が、左右方向に見て前記操作部と重なるように左右方向に前記操作部と並んで配置される、
ことを特徴とする貨幣処理装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、貨幣処理装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
紙幣用の入出金装置と硬貨用の入出金装置とからなる貨幣処理装置がハウジングに内蔵され、決済のためにユーザは操作する操作部として、紙幣投入口、紙幣受取口、硬貨投入口および硬貨受取口がフロントパネルに配置された決済操作ユニットが、特許文献1に記載されている。フロントパネルにおいて、紙幣投入口は左側上方位置、紙幣受取口は左側下方位置、硬貨投入口は右側上方位置、硬貨受取口は右側下方位置にそれぞれ配列されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-276539号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記特許文献1の決済操作ユニットでは、紙幣投入口と硬貨投入口とが、高さ方向に離れた位置、即ち、フロントパネルの左右方向から見たときに重ならない位置に配置されている。このため、ユーザは、これら紙幣投入口および硬貨投入口を、同じ入金口として認識しづらい。このため、たとえば、紙幣および硬貨の投入作業が行いづらくなることが懸念される。
【0005】
かかる課題に鑑み、本発明は、紙幣および硬貨の投入作業を円滑に行え得る貨幣処理装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の主たる態様は、貨幣処理装置に関する。本態様に係る貨幣処理装置は、紙幣の処理を行う紙幣処理ユニットおよび硬貨の処理を行う硬貨処理ユニットと、前記紙幣処理ユニットに入金される紙幣が投入される紙幣入金口部と、前記紙幣処理ユニットから出金された紙幣が排出される紙幣出金口部と、前記硬貨処理ユニットに入金される硬貨が投入される硬貨入金口部と、前記硬貨処理ユニットから出金された硬貨が排出される硬貨出金口部と、を有する第1操作面と、を備える。前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部は、前記第1操作面において、左右方向に並ぶとともに左右方向に見て重なっている。前記紙幣出金口部および前記硬貨出金口部は、前記操作面の前記紙幣入金口部および前記硬貨入金口部の下方において、左右方向に並ぶとともに左右方向に見て重なっている。前記紙幣入金口部および前記紙幣出金口部は、前記第1操作面において、上下方向に見て重なっている。前記硬貨入金口部および前記硬貨出金口部は、前記操作面において、上下方向に見て重なっている。
【0007】
本態様に係る貨幣処理装置によれば、紙幣入金口部と硬貨入金口部とが、同等な高さ位置で横に並ぶので、ユーザは、これらが同じ入金口部であることを認識しやすい。よって、ユーザは、紙幣入金口部および硬貨入金口部への紙幣および硬貨の投入作業を円滑に行えやすくなる。
【0008】
また、紙幣出金口部と硬貨出金口部とが、同等な高さ位置で横に並ぶので、ユーザは、これらが同じ出金口部であることを認識しやすい。よって、ユーザは、紙幣出金口部および硬貨出金口部からの紙幣および硬貨の取出作業を円滑に行えやすくなる。
【0009】
さらに、紙幣入金口部と硬貨入金口部との高さ位置および紙幣出金口部と硬貨出金口部と高さ位置が同等である上に、第1操作面の左右方向に紙幣入金口部と紙幣出金口部との位置および硬貨入金口部と硬貨出金口部との位置が揃うため、紙幣入金口部、紙幣出金口部、硬貨入金口部および硬貨出金口部の4つが集まりやすくなる。よって、ユーザは、紙幣および硬貨の投入から取出までの一連の作業が容易になる。さらに、紙幣入金口部、紙幣出金口部、硬貨入金口部および硬貨出金口部の4つが集中することにより、装置のコンパクト化が図りやすくなる。
【0010】
本態様に係る貨幣処理装置において、前記紙幣入金口部は、空洞状に形成されていて、前記第1操作面において開口する紙幣入金口を有するような構成とされ得る。前記硬貨入金口部は、空洞状に形成されていて、前記第1操作面において開口する硬貨入金口を有するような構成とされ得る。この場合、前記紙幣入金口の下端と前記硬貨入金口の下端とが、上下方向に等しい位置であるような構成が採られ得る。
(【0011】以降は省略されています)

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