TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025056960
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-09
出願番号
2023166520
出願日
2023-09-27
発明の名称
蓄電装置、情報処理方法及びコンピュータプログラム
出願人
株式会社GSユアサ
代理人
個人
,
個人
主分類
H02J
7/02 20160101AFI20250401BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】蓄電セル間の残存容量ばらつきの検出精度を向上できる技術を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、直列接続された複数の蓄電セルを有する蓄電ユニットと、制御部とを備える。前記制御部は、前記蓄電ユニット又は前記蓄電セルの残存容量値を取得し、前記残存容量値が所定範囲内である場合に、前記蓄電ユニットに対し満充電制御を行う。
【選択図】図6
特許請求の範囲
【請求項1】
直列接続された複数の蓄電セルを有する蓄電ユニットと、制御部とを備え、
前記制御部は、
前記蓄電ユニット又は前記蓄電セルの残存容量値を取得し、
前記残存容量値が所定範囲内である場合に、前記蓄電ユニットに対し満充電制御を行う
蓄電装置。
続きを表示(約 970 文字)
【請求項2】
各蓄電セルに電気的に接続されるバランサーを備え、
前記制御部は、満充電制御後の各蓄電セルの電圧に基づいて、前記バランサーで均等化する各蓄電セルのアンバランス量を求める
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記残存容量値が所定範囲内であって、前記残存容量値が所定範囲内となってから特定時間が経過している場合に、前記制御部は、前記蓄電ユニットに対し満充電制御を行う
請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項4】
前記残存容量値が所定範囲内である場合又は前記残存容量値が所定範囲内となってから特定時間が経過している場合に、前記制御部は、前記蓄電ユニットの満充電要求を出力する
請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項5】
満充電制御後の各蓄電セルの電圧を取得し、
取得した各蓄電セルの電圧に基づいて、蓄電セルのうち満充電制御後の電圧が最も低い蓄電セルと、他の蓄電セルそれぞれとの電圧に基づいて、各蓄電セルに電気的に接続されるバランサーによる各蓄電セルの放電量を決定する
請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項6】
満充電制御後の各蓄電セルの電圧を用いて、前記蓄電ユニットを流れる充電電流及び/又は放電電流を積算する電流積算法により推定された前記蓄電ユニットのSOC値を補正する
請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記蓄電セルはリン酸鉄リチウムを正極活物質として含む
請求項1又は請求項2に記載の蓄電装置。
【請求項8】
直列接続された複数の蓄電セルを有する蓄電ユニット又は前記蓄電セルの残存容量値を取得し、
前記残存容量値が所定範囲内である場合に、前記蓄電ユニットに対し満充電制御を行う
処理をコンピュータが実行する情報処理方法。
【請求項9】
直列接続された複数の蓄電セルを有する蓄電ユニット又は前記蓄電セルの残存容量値を取得し、
前記残存容量値が所定範囲内である場合に、前記蓄電ユニットに対し満充電制御を行う
処理をコンピュータに実行させるコンピュータプログラム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、蓄電装置、情報処理方法及びコンピュータプログラムに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
直列接続された複数の蓄電セルを蓄える蓄電装置では、時間の経過に伴い、複数の蓄電セル間で残存容量(remaining charge)にばらつきが生じることがある。このような各蓄電セルの残存容量ばらつきを抑えるため、蓄電セル間の電圧を均等化するバランサーが知られている。
【0003】
特許文献1には、複数のセル間の容量を均一にする容量調整装置が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2007-244058号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の技術では、蓄電セル間の残存容量ばらつきの検出精度が十分ではない場合がある。
【0006】
本開示の目的は、蓄電セル間の残存容量ばらつきの検出精度を向上できる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様に係る蓄電装置は、直列接続された複数の蓄電セルを有する蓄電ユニットと、制御部とを備える。前記制御部は、前記蓄電ユニット又は前記蓄電セルの残存容量値を取得し、前記残存容量値が所定範囲内である場合に、前記蓄電ユニットに対し満充電制御を行う。
前記蓄電装置は、各蓄電セルに電気的に接続されるバランサーをさらに備え、前記制御部は、前記残存容量値が所定範囲内である場合に、満充電制御後の各蓄電セルの電圧に基づいて、前記バランサーで均等化する各蓄電セルのアンバランス量を求めてもよい。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、蓄電セル間の残存容量ばらつきの検出精度を向上できる。特に、SOC(State of Charge)-OCV(Open Circuit Voltage)プロファイル(充電状態-開放電圧プロファイル)にプラトー領域を有する蓄電ユニットに、本開示の技術を好適に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
LFP/Gr系電池のSOCと、各セルのOCV及びセル間の電圧差との関係性を示す図である。
充電開始SOCが0%と充電開始SOCが85%とである場合の、充電時の電圧値及び電流値のグラフである。
LFP/Gr系電池のSOCとセル間の電圧差との関係性を、残存容量ばらつき毎に示すグラフである。
蓄電装置の構成例を示す斜視図である。
蓄電装置の分解斜視図である。
蓄電装置の構成例を示すブロック図である。
均等化処理手順の一例を示すフローチャートである。
アンバランス判定を説明する図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(1)本開示の一態様に係る蓄電装置は、直列接続された複数の蓄電セルを有する蓄電ユニットと、制御部とを備える。前記制御部は、前記蓄電ユニット又は前記蓄電セルの残存容量値を取得し、前記残存容量値が所定範囲内である場合に、前記蓄電ユニットに対し満充電制御を行う。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
株式会社GSユアサ
蓄電装置
4日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
4日前
株式会社GSユアサ
非水電解質蓄電素子
5日前
株式会社GSユアサ
蓄電素子
26日前
株式会社GSユアサ
非水電解質蓄電素子用正極、その製造方法及び非水電解質蓄電素子
8日前
株式会社GSユアサ
硫化物固体電解質、硫化物固体電解質の製造方法、蓄電素子用正極及び蓄電素子
6日前
株式会社GSユアサ
硫化物固体電解質及び全固体電池
6日前
株式会社GSユアサ
硫化物固体電解質及び全固体電池
26日前
株式会社GSユアサ
バックアップ用の蓄電装置の制御方法、及び、車両の電源システム
12日前
株式会社GSユアサ
硫化物固体電解質の製造方法、硫化物固体電解質、全固体電池、及び硫化物固体電解質の製造に用いる原料化合物の選択方法
6日前
個人
発電機
12日前
個人
発電機
8日前
ニデック株式会社
モータ
4日前
個人
ファスナー式コード束ね
27日前
個人
高電荷低電位電荷搬送体
26日前
株式会社豊田自動織機
回転電機
26日前
個人
回転電気装置及び発電装置
28日前
未来工業株式会社
ゲージ
26日前
株式会社コスメック
自立発電装置
28日前
株式会社豊田自動織機
回転電機のロータ
27日前
株式会社アイシン
車両用駆動装置
20日前
富士電機株式会社
半導体装置
12日前
株式会社シマノ
電力供給装置
13日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電池制御装置
14日前
株式会社浅羽製作所
通線用先端誘導具
19日前
株式会社ダイヘン
電圧調整装置
4日前
株式会社ダイヘン
電力システム
14日前
トヨタ紡織株式会社
磁石挿入装置
4日前
日本航空電子工業株式会社
シール構造体
22日前
高周波熱錬株式会社
電源装置
27日前
株式会社ダイヘン
蓄電池システム
19日前
株式会社ゲットクリーンエナジー
発電機
5日前
コーセル株式会社
スイッチング電源装置
26日前
高周波熱錬株式会社
電源装置
27日前
株式会社ミツバ
端子ユニット
26日前
トヨタ自動車株式会社
充電制御装置
12日前
続きを見る
他の特許を見る