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公開番号2025058542
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-09
出願番号2023168535
出願日2023-09-28
発明の名称軟磁性金属粉末、磁気コアおよび磁性部品
出願人TDK株式会社
代理人前田・鈴木国際特許弁理士法人
主分類H01F 1/20 20060101AFI20250402BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】直流重畳特性を改善した磁気コアを作製できる軟磁性金属粉末および直流重畳特性を改善した磁気コア等を提供する。
【解決手段】粒子径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子を含む軟磁性金属粉末である。粒子径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子の粒度分布において、D95の値をy95(μm)、D90の値をy90(μm)、D50の値をy50(μm)として、(y95/y50-y90/y50)/(0.95-0.90)が20.0以下である。任意の断面においてHeywood径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子を含む磁気コアである。Heywood径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子の粒度分布において、D95の値をY95(μm)、D90の値をY90(μm)、D50の値をY50(μm)として、(Y95/Y50-Y90/Y50)/(0.95-0.90)が20.0以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
粒子径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子を含む軟磁性金属粉末であり、
前記粒子径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子の粒度分布において、D95の値をy
95
(μm)、D90の値をy
90
(μm)、D50の値をy
50
(μm)として、
(y
95
/y
50
-y
90
/y
50
)/(0.95-0.90)が20.0以下である軟磁性金属粉末。
続きを表示(約 540 文字)【請求項2】
前記軟磁性金属粉末に含まれる全ての軟磁性金属粒子の粒度分布において、D50が3.0μm以上30.0μm以下である請求項1に記載の軟磁性金属粉末。
【請求項3】
請求項1または2に記載の軟磁性金属粉末を含む磁気コア。
【請求項4】
請求項1または2に記載の軟磁性金属粉末を含む磁性部品。
【請求項5】
任意の断面においてHeywood径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子を含む磁気コアであり、
前記Heywood径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子の粒度分布において、D95の値をY
95
(μm)、D90の値をY
90
(μm)、D50の値をY
50
(μm)として、
(Y
95
/Y
50
-Y
90
/Y
50
)/(0.95-0.90)が20.0以下である磁気コア。
【請求項6】
任意の断面における磁性体の面積率が70%以上95%以下である請求項5に記載の磁気コア。
【請求項7】
請求項5または6に記載の磁気コアを含む磁性部品。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、軟磁性金属粉末、磁気コアおよび磁性部品に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、金属磁性粉末を圧粉して得られる圧粉コアとコイル部とを一体成形したインダクタが記載されている。
【0003】
圧粉コアに金属磁性粉末を用いる場合にはコア損失が大きくなりやすい。金属磁性粉末として非晶質合金粉末を用いることでコア損失が低下する。しかし、成形時に圧粉コアの密度を向上させることが難しくなる。
【0004】
特許文献2および特許文献3には、結晶質の合金磁性粉末と非晶質の合金磁性粉末とを混合して用いることが記載されている。
【0005】
特許文献4には、実用球形度の平均値が高い非晶質軟磁性粉末を用いることで、従来よりも低損失なインダクタ等を提供できることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2003-309024号公報
特開2004-197218号公報
特開2004-363466号公報
特許第5110660号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明の例示的な実施形態の目的は、直流重畳特性を改善した磁気コアを作製できる軟磁性金属粉末および直流重畳特性を改善した磁気コア等を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記の目的を達成するために、本発明の例示的な実施形態の軟磁性金属粉末は、
粒子径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子を含む軟磁性金属粉末であり、
前記粒子径が5.0μm以上である軟磁性金属粒子の粒度分布において、D95の値をy
95
(μm)、D90の値をy
90
(μm)、D50の値をy
50
(μm)として、
(y
95
/y
50
-y
90
/y
50
)/(0.95-0.90)が20.0以下である。
【0009】
前記軟磁性金属粉末に含まれる全ての軟磁性金属粒子の粒度分布において、D50が3.0μm以上30.0μm以下であってもよい。
【0010】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る例示的な実施形態の磁気コアは上記の軟磁性金属粉末を含む磁気コアである。
(【0011】以降は省略されています)

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