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公開番号2025065680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-22
出願番号2023175053
出願日2023-10-10
発明の名称皮膚洗浄剤組成物
出願人クラシエ株式会社
代理人
主分類A61K 8/34 20060101AFI20250415BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】殺菌効果や角栓除去効果を有しながらも、泡の持続性や低温安定性、低温での吐出性に優れた皮膚洗浄料を提供することを課題とする。
【解決手段】皮膚洗浄剤組成物は、下記(A)~(C)を含有する。
(A)イソプロピルメチルフェノール
(B)下記一般式(1)で表されるN-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤
R1CO-NR2-CH2CH2SO3M ・・・(1)
(一般式(1)中、R1は炭素数7~19の飽和または不飽和の炭化水素基を表し、R2は水素原子または炭素数1~3のアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム、有機アンモニウム、または塩基性アミノ酸を表す。)
(C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン界面活性剤
【選択図】なし
特許請求の範囲【請求項1】
下記(A)~(C)を含有する皮膚洗浄剤組成物。
(A)イソプロピルメチルフェノール
(B)下記一般式(1)で表されるN-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤


CO-NR

-CH

CH

SO

M ・・・(1)
(一般式(1)中、R

は炭素数7~19の飽和または不飽和の炭化水素基を表し、R

は水素原子または炭素数1~3のアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム、有機アンモニウム、または塩基性アミノ酸を表す。)
(C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン界面活性剤
続きを表示(約 240 文字)【請求項2】
(C)が0.5質量%以上である請求項1に記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項3】
(D)カルボベタイン型両性界面活性剤、およびスルホベタイン型両性界面活性剤からなる群から選ばれる1種以上を含有する請求項1または2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項4】
(E)酒石酸を含有する請求項1または2に記載の皮膚洗浄剤組成物。
【請求項5】
フォーマー容器に充填される請求項1または2に記載の皮膚洗浄剤組成物。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、皮膚洗浄剤組成物に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
近年、いわゆる新型コロナウイルスによる感染症の拡大が深刻になっている中で、感染対策の一環でマスクの常用が推奨されている。マスクを着用することにより、マスク内の湿気や蒸れ、マスクと皮膚の摩擦等により、ニキビや肌荒れの原因ともなり、スキントラブルに悩む生活者も多くいる。
【0003】
また、毛穴の黒ずみや開きといった毛穴に対する悩みは、若年層を中心に恒久的に挙げられている。毛穴の目立ちは毛穴に角栓が詰まることにより起こるため、毛穴ケアを怠るとアクネ菌が繁殖し、ニキビの原因となる。角栓除去は美容上好ましい行為ではあるが、シート剤やパックによる角栓の除去方法は、粘着性により肌に負担がかかったり、剥離する前に乾燥させるための放置時間が必要であったりするなどの使用方法が煩雑であるため、簡便な角栓除去方法が望まれていた。
【0004】
殺菌剤を配合した皮膚洗浄料はニキビを防ぐ効能を有し、様々なものが市販されている。特許文献1では、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノールおよびパラクロロメタキシレノールからなる殺菌成分を含む皮膚洗浄剤組成物が提案されているが、泡という観点で満足できるものではなかった。
【0005】
また、フォーマー容器に充填して使用することを特徴とする洗浄剤組成物は、その容器から押し出すことにより泡状となって吐出されるため、使用時の簡便性に優れるとともに、泡状となった洗浄剤で肌を洗うことによる肌への負担軽減の観点から、これまで様々な提案がなされてきた。特許文献2では、フォーマー容器から吐出された泡がきめ細かいことを特徴とする皮膚洗浄剤組成物が提案されているが、殺菌効果や角栓除去効果は有していなかった。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2020-026407号公報
特許第6557228号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、その目的は、殺菌効果や角栓除去効果を有しながらも、泡の持続性や低温安定性、低温での吐出性に優れた皮膚洗浄料を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するために鋭意検討した結果、殺菌成分としてイソプロピルメチルフェノールを配合し、下記一般式(1)で表されるN-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤と、特定のポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン界面活性剤を含有する皮膚洗浄料により上記課題を解決することを見出し、本発明を完成した。


CO-NR

-CH

CH

SO

M ・・・(1)
(一般式(1)中、R

は炭素数7~19の飽和または不飽和の炭化水素基を表し、R

は水素原子または炭素数1~3のアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土
類金属原子、アンモニウム、有機アンモニウム、または塩基性アミノ酸を表す。)
【0009】
すなわち、本発明は、
[1]下記(A)~(C)を含有する角栓除去用皮膚洗浄剤組成物である。
(A)イソプロピルメチルフェノール
(B)下記一般式(1)で表されるN-アシルタウリン型陰イオン性界面活性剤


CO-NR

-CH

CH

SO

M ・・・(1)
(一般式(1)中、R

は炭素数7~19の飽和または不飽和の炭化水素基を表し、R

は水素原子または炭素数1~3のアルキル基を表し、Mはアルカリ金属原子、アルカリ土類金属原子、アンモニウム、有機アンモニウム、または塩基性アミノ酸を表す。)
(C)ポリオキシエチレンアルキルエーテル型ノニオン界面活性剤
[2]さらに前記(C)が0.5質量%以上を含有する[1]に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
[3]さらに下記(D)を含有する[1]または[2]に記載の皮膚洗浄剤組成物である。
(D)カルボベタイン型両性界面活性剤、およびスルホベタイン型両性界面活性剤からなる群から選ばれる1種以上
[4]さらに下記(E)を含有する[1]~[3]のいずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物である。
(E)酒石酸
[5]フォーマー容器に充填される[1]~[4]いずれかに記載の皮膚洗浄剤組成物である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の皮膚洗浄剤組成物によれば、殺菌効果や角栓除去効果を有しながらも、泡の持続性や低温安定性、低温における吐出性に優れたものとすることができる。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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