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公開番号
2025065877
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-22
出願番号
2023175378
出願日
2023-10-10
発明の名称
エアゾール化粧料
出願人
株式会社マンダム
代理人
弁理士法人大阪フロント特許事務所
主分類
A61K
8/02 20060101AFI20250415BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】油中水型のピッカリングエマルションの状態で充填物を存在させることができ、かつ、肌上での耐水性を高めることができるエアゾール化粧料を提供する。
【解決手段】本発明のエアゾール化粧料は、エアゾール容器と、原液と、噴射剤とを備え、エアゾール容器内に、原液と噴射剤とが充填されており、原液が、油中水型乳化組成物であり、原液が、水、又は、水及びエタノール(成分A)と、制汗成分(成分B)と、シリコーン油、炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる25℃で液状の油剤(成分C)と、疎水性粉体(成分D)と、シリコーン系皮膜形成剤(成分E)とを含み、成分A~Eが特定の質量比の関係を満足し、原液100質量%中、成分Eの含有量が0.3質量%以上、3.0質量%以下である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
エアゾール容器と、
原液と、
噴射剤とを備え、
前記エアゾール容器内に、前記原液と前記噴射剤とが充填されており、
前記原液が、油中水型乳化組成物であり、
前記原液が、下記成分Aと、下記成分Bと、下記成分Cと、下記成分Dと、下記成分Eとを含み、
前記成分Aと前記成分Bとの合計の含有量の、前記成分Cと前記成分Eとの合計の含有量に対する質量比が、3.5以下であり、
前記成分Aと前記成分Bとの合計の含有量の、前記成分Dの含有量に対する質量比が、100.0以下であり、
前記成分Cと前記成分Eとの合計の含有量の、前記成分Dの含有量に対する質量比が、1.3以上であり、
前記原液100質量%中、前記成分Eの含有量が、0.3質量%以上、3.0質量%以下である、エアゾール化粧料。
成分A:水、又は、水及びエタノール
成分B:制汗成分
成分C:シリコーン油、炭化水素油及びエステル油からなる群より選ばれる25℃で液状の油剤
成分D:疎水性粉体
成分E:シリコーン系皮膜形成剤
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記成分Bが、下記成分B1を含む、請求項1に記載のエアゾール化粧料。
成分B1:クロルヒドロキシアルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛、塩化アルミニウム、グリチルリチン酸アンモニウム、及び硫酸アルミニウムカリウムからなる群より選ばれる制汗成分
【請求項3】
前記成分Dが、下記成分D1を含む、請求項1又は2に記載のエアゾール化粧料。
成分D1:シリコーン被覆粉体、及びシリコーン粉体からなる群より選ばれる疎水性粉体
【請求項4】
前記成分Eが、下記成分E1を含む、請求項1又は2に記載のエアゾール化粧料。
成分E1:シリコーンレジン、及びアクリルシリコーン樹脂からなる群より選ばれるシリコーン系皮膜形成剤
【請求項5】
前記原液が、界面活性剤を含まないか又は含み、
前記原液が前記界面活性剤を含む場合に、前記原液100質量%中、前記界面活性剤の含有量が、0.1質量%以下である、請求項1又は2に記載のエアゾール化粧料。
【請求項6】
前記噴射剤が、下記成分Xを含む、請求項1又は2に記載のエアゾール化粧料。
成分X:液化ガス
【請求項7】
前記成分Aと前記成分Bとの合計の含有量100質量%中、前記成分Bの含有量が、60.0質量%以下である、請求項1又は2に記載のエアゾール化粧料。
【請求項8】
前記原液と前記噴射剤との合計100質量%中、前記原液の含有量が、5.0質量%以上、50.0質量%以下である、請求項1又は2に記載のエアゾール化粧料。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エアゾール容器内に、原液と噴射剤とが充填されているエアゾール化粧料に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
腋臭等の体臭は、汗と皮脂とが混ざり、これらが皮膚常在菌によって分解されることにより生じる。したがって、体臭を防止するためには、臭いの原因となる汗を抑制することが効果的であり、制汗成分が配合された制汗剤組成物が用いられている(例えば、特許文献1,2)。上記制汗成分による制汗効果は、溶媒等に溶解した状態又はゲル化した状態の制汗成分が汗腺を閉塞したり、汗腺に浸透したりすることにより発揮される。
【0003】
ジェル、クリーム、ローション、ロールオン及びエアゾール等の様々なタイプの制汗剤が知られている。
【0004】
エアゾールタイプの制汗剤では、エアゾール容器の腐食のリスクを抑えるために、制汗成分が制汗剤組成物中にて粉体の状態で存在していることが一般的である。エアゾールタイプの制汗剤において、制汗成分が溶媒に溶解した状態で存在していると、制汗成分及び制汗成分由来の成分(塩化物イオン等)とエアゾール容器(アルミニウム等の金属製容器)とが接触し、エアゾール容器に腐食が生じることがある。
【0005】
そのため、エアゾールタイプの制汗剤では、まず、制汗成分(粉体)が汗に溶解する必要があり、制汗効果が発揮されるまでに時間を要する。また、発汗後でなければ制汗効果が発揮されないため、汗によって制汗剤組成物が流れ落ちることがあり、制汗効果が十分に発揮されないことがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
WO2013/081055A1
特開2015-117239号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
エアゾールタイプの制汗剤であっても、制汗成分が溶媒に溶解した油中水型のエマルションの状態で存在させることができれば、エアゾール容器が腐食するリスクを抑えつつ、短時間で高い制汗効果を発揮させることができる。
【0008】
また、制汗剤では、肌上での耐水性が高いことが好ましい。肌上での耐水性が低いと、制汗成分が汗により流れ落ちて、制汗効果の持続性が低下しやすい。
【0009】
本発明の目的は、油中水型のピッカリングエマルションの状態で充填物を存在させることができ、かつ、肌上での耐水性を高めることができるエアゾール化粧料を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本発明は、エアゾール容器と、原液と、噴射剤とを備え、前記エアゾール容器内に、前記原液と前記噴射剤とが充填されており、前記原液が、油中水型乳化組成物であり、前記原液が、下記成分(A)と、下記成分(B)と、下記成分(C)と、下記成分(D)と、下記成分(E)とを含み、前記成分(A)と前記成分(B)との合計の含有量の、前記成分(C)と前記成分(E)との合計の含有量に対する質量比が、3.5以下であり、前記成分(A)と前記成分(B)との合計の含有量の、前記成分(D)の含有量に対する質量比が、100.0以下であり、前記成分(C)と前記成分(E)との合計の含有量の、前記成分(D)の含有量に対する質量比が、1.3以上であり、前記原液100質量%中、前記成分(E)の含有量が、0.3質量%以上、3.0質量%以下である、エアゾール化粧料を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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