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公開番号2025069716
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-01
出願番号2023179611
出願日2023-10-18
発明の名称収納ボックスの扉のラッピング構造及びラッピング方法
出願人株式会社LIXIL
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A47G 29/12 20060101AFI20250423BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】表面材が剥がれにくい収納ボックスの扉のラッピング構造を提供すること。
【解決手段】収納ボックス1の扉4のラッピング構造は、収納ボックス1の扉4の表面側に配置される金属板41と、金属板41の表面に設けられ、縁部42a,42b,42cが金属板41の背面側に折り曲げられる表面材42と、金属板41の背面に取り付けられ、表面材42の縁部42a,42b,42cを金属板41との間に挟んで固定する樹脂部43と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項１】
収納ボックスの扉の表面側に配置される金属板と、
前記金属板の表面に設けられると共に、縁部が前記金属板の背面側に折り曲げられる表面材と、
前記金属板の背面に取り付けられ、前記表面材の縁部を前記金属板との間に挟んで固定する樹脂部と、を備える、収納ボックスの扉のラッピング構造。
続きを表示（約 370 文字）【請求項２】
前記金属板は、周縁に設けられ背面側に折り曲げられる折り曲げ部を有し、
前記表面材の縁部は、前記折り曲げ部と前記樹脂部の縁部とにより挟まれて固定される、請求項１に記載の収納ボックスの扉のラッピング構造。
【請求項３】
前記樹脂部には、機能部品が取り付けられる、請求項１又は２に記載の収納ボックスの扉のラッピング構造。
【請求項４】
収納ボックスの扉の表面側に配置される金属板の表面に表面材を配置すると共に前記表面材の縁部を前記金属板の背面側に折り曲げて配置する表面材配置工程と、
前記表面材配置工程の後に、前記金属板と樹脂部とにより前記表面材の縁部を挟んで固定した状態で、前記金属板の背面に前記樹脂部を取り付ける樹脂部取付工程と、を含む、収納ボックスの扉のラッピング方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本開示は、収納ボックスの扉のラッピング構造及びラッピング方法に関する。
続きを表示（約 1,300 文字）【背景技術】
【０００２】
従来、外装材に表面材が貼り付けられるラッピング構造が知られている（例えば、特許文献１参照）。特許文献１に記載のラッピング構造においては、表面材の貼着面に複数の溝が形成された粘着層を設けることで、高い耐久性を有する表面材を構成している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０２２－５５４８１号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
収納ボックスの扉の表面に表面材が貼り付けられるラッピング構造においては、扉を開閉する際に、扉の表面に貼り付けられた表面材の縁に手が接触して、扉の表面から表面材が剥がれる可能性がある。そのため、収納ボックスの扉の表面から表面材が剥がれにくいラッピング構造が求められている。
【０００５】
本開示は、表面材が剥がれにくい収納ボックスの扉のラッピング構造を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本開示は、収納ボックスの扉の表面側に配置される金属板と、前記金属板の表面に設けられると共に、縁部が前記金属板の背面側に折り曲げられる表面材と、前記金属板の背面に取り付けられ、前記表面材の縁部を前記金属板との間に挟んで固定する樹脂部と、を備える、収納ボックスの扉のラッピング構造に関する。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
一実施形態に係る郵便ポストを示す斜視図である。
郵便ポストの前側扉を背面側から見た場合の斜視図である。
郵便ポストの前側扉の分解斜視図である。
図２のＡ－Ａ線断面図である。
図２のＢ－Ｂ線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
一実施形態に係る郵便ポスト１について説明する。なお、本実施形態において、郵便ポスト１の前面に人が対面した場合の奥行方向を「奥行方向」という。郵便ポスト１の奥行方向において、手前側を前側（図１における斜め左手前側）といい、奥側（図１における斜め右奥側）を後側又は背面側という。また、郵便ポスト１の前面に人が対面した場合の左右方向を「左右方向」という。
【０００９】
一実施形態に係る郵便ポスト１は、図１に示すように、例えば、ブロック塀や門袖などの壁材１０に設置される。郵便ポスト１は、前側開口部２ａ及び後側開口部２ｂを有するポスト本体２と、ポスト本体２の前側に取り付けられる口金部３と、口金部３の前側に配置されポスト本体２の前側開口部２ａを開閉可能に取り付けられる前側扉４（扉）と、ポスト本体２の後側に配置されポスト本体２の後側開口部２ｂを開閉可能に取り付けられる後側扉５と、を備える。
【００１０】
前側扉４は、横長の板状に形成される。前側扉４は、図１～図３に示すように、金属板４１と、金属板４１の表面に設けられる化粧シート４２（表面材）と、金属板４１との間に化粧シート４２の縁部を挟んだ状態で金属板４１の背面に配置される背面樹脂カバー部４３（樹脂部）と、を有する。
（【００１１】以降は省略されています）

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