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公開番号2025070093
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023180166
出願日2023-10-19
発明の名称建具
出願人YKK AP株式会社
代理人弁理士法人樹之下知的財産事務所
主分類E06B 3/72 20060101AFI20250424BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】框材の見付け寸法を小さくし得る建具を提供すること。
【解決手段】開き窓1は、枠体2内に配置される障子3と、操作ハンドル53に連結される作動部52を有するものであって、障子3は、パネル材35と、パネル材35を保持する保持溝49を形成する縦框33とを備える。作動部52は、X軸方向において保持溝49の位置よりも内周側に突出して縦框33に取り付けられると共に、少なくともその突出端部521がカバー材71によって覆われる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
枠体内に配置される障子と、操作ハンドルが連結される作動部とを有する建具であって、
前記障子は、パネル材と、前記パネル材を保持する保持溝を形成する框材とを備え、
前記作動部は、前記框材の見付け方向において前記保持溝の位置よりも内周側に突出して前記框材に取り付けられると共に、少なくともその突出端部がカバー材によって覆われる
ことを特徴とする建具。
続きを表示(約 820 文字)【請求項2】
請求項1に記載の建具において、
前記框材は、框材本体と、前記框材本体に係合され且つ上下方向に連続して前記保持溝の一部を構成する押縁とを有し、
前記作動部は、前記框材の見付け方向において前記押縁から突出して配置される
ことを特徴とする建具。
【請求項3】
請求項2に記載の建具において、
前記押縁は、押縁見込み面部および押縁見付け面部を有すると共に、前記押縁見込み面部の一部から前記押縁見付け面部にわたって切欠部が形成され、
前記切欠部は、前記カバー材で覆われる
ことを特徴とする建具。
【請求項4】
請求項3に記載の建具において、
前記押縁は、前記パネル材を保持する金属押縁部と、前記金属押縁部に組み合わされる樹脂押縁部とを有し、
前記切欠部は、前記樹脂押縁部に形成される
ことを特徴とする建具。
【請求項5】
請求項1に記載の建具において、
前記カバー材は、前記作動部の突出端部を覆う見込み部と、前記見込み部に連続する見付け部とを有し、
前記見付け部は、前記作動部と前記操作ハンドルとの間に配置される
ことを特徴とする建具。
【請求項6】
請求項5に記載の建具において、
前記作動部の側面部と前記見付け部との間には、前記框材に固定される補強部材が配置される
ことを特徴とする建具。
【請求項7】
請求項1に記載の建具において、
前記カバー材は、前記框材の見付け方向において前記保持溝よりも内周側の位置に配置されて前記パネル材に対面する対面部を有し、
前記対面部は、その外周側の位置よりも内周側の位置が前記パネル材から離間するように当該パネル材の面内方向に対して傾斜する
ことを特徴とする建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、錠装置などの作動部を備える建具に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、障子における縦框(框材)に取り付けられた錠装置の錠装置本体を、窓枠(枠体)における縦枠に対して係合および係合解除する錠装置(作動部)を備えた開き窓(建具)が知られている(特許文献1参照)。この開き窓では、錠装置本体には、障子の施錠および解錠を操作する操作ハンドルと、操作ハンドルの操作によって作動される中間作動部と、操作ハンドルが貫通される台座とが設けられている。また、縦框は、框材本体と、框材本体に係合される上下に分割された押縁材(押縁)とを有しており、上下の押縁材の間に中間作動部や台座が配置されている。上下の押縁材および台座は協働してパネル材を保持している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2009-84785号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載されるような開き窓では、通常、押縁材は中間作動部が納まる見付け寸法とされ、台座も押縁材の見付け寸法に合わせて構成されるが、このように構成する場合、例えば中間作動部の見付け寸法が大きい場合に、台座や押縁も当該見付け寸法に応じて大きくなってしまい、框材の見付け寸法を小さくして意匠性を向上させることが困難である。
【0005】
本発明の目的は、框材の見付け寸法を小さくし得る建具を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の建具は、枠体内に配置される障子と、操作ハンドルが連結される作動部とを有する建具であって、前記障子は、パネル材と、前記パネル材を保持する保持溝を形成する框材とを備え、前記作動部は、前記框材の見付け方向において前記保持溝の位置よりも内周側に突出して前記框材に取り付けられると共に、少なくともその突出端部がカバー材によって覆われることを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、框材の見付け寸法を小さくし得る建具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本実施形態に係る建具を示す内観姿図。
前記実施形態に係る建具の要部を示す横断面図。
前記実施形態に係る建具の要部を示す斜視説明図。
前記実施形態に係る建具の要部を示す斜視展開説明図。
前記実施形態に係る建具の要部におけるカバー材の取付前の状態を示す斜視説明図。
前記実施形態に係る建具の要部におけるカバー材の形状に関する説明図。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[本実施形態の構成]
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本実施形態に係る建具としての開き窓1は、建物の躯体の開口部に設置されるものであって、枠体2(窓枠)と、枠体内に配置される障子3とを備えており、枠体2および障子3には、作動部としての錠装置5が設けられている。
以下の説明において、開き窓1の左右方向をX軸方向とし、開き窓1の上下方向をY軸方向とし、開き窓1の見込み方向をZ軸方向とする。X,Y,Z軸方向は互いに直交する。
【0010】
枠体2は、上枠21、下枠22および左右の縦枠23を枠組みして構成されており、障子3は、アルミ押出形材で形成される上框31、下框32および左右の縦框33(框材)で構成される框体の内部にガラスパネル等のパネル材35を配設して構成されている。錠装置5は、本実施形態ではグレモン錠によって構成されており、図2に示すように左右の縦框33のうちの一方に取り付けられる錠装置本体51と、当該縦框33に対向して配置される左右の縦枠23うちの一方に取り付けられる錠受け部(図示省略)とを備えており、錠装置本体51は、作動部52と、作動部52を作動させる操作ハンドル53を備えている。
(【0011】以降は省略されています)

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