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公開番号2025064431
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-04-17
出願番号2023174197
出願日2023-10-06
発明の名称建具
出願人株式会社アルボレックス
代理人個人
主分類E06B 7/06 20060101AFI20250410BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】通気性を確保しつつ、意匠性の向上を図ることができる建具を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明は、隙間70を空けて隣接して配置される上側の板状部30と下側の板状部40とを備える開き戸100であって、上側の板状部30は、下側の板状部40と対向する面に第1の溝33が形成され、下側の板状部40は、上側の板状部30と対向する面に第2の溝43が形成され、第1の溝33と第2の溝43との間であって第1の溝33および第2の溝43から離れた位置に長尺状の部材60が配置されており、長尺状の部材60は、開き戸100を正面から見たときに、一部の部位が隙間70を通して視認されると共に、他の部位が上側の板状部30および下側の板状部40と重なり合うことを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
隙間を空けて隣接して配置される第1の板状部と第2の板状部とを備える建具であって、
前記第1の板状部は、前記第2の板状部と対向する面に第1の溝が形成され、
前記第2の板状部は、前記第1の板状部と対向する面に第2の溝が形成され、
前記第1の溝と前記第2の溝との間であって前記第1の溝および前記第2の溝から離れた位置に長尺状の部材が配置されており、
前記長尺状の部材は、該建具を正面から見たときに、
一部の部位が前記隙間を通して視認されると共に、他の部位が前記第1の板状部および前記第2の板状部と重なり合うことを特徴とする建具。
続きを表示(約 520 文字)【請求項2】
前記第1の板状部および前記第2の板状部のそれぞれ両側に位置する一対の框を備え、
前記長尺状の部材は、前記一対の框によって支持されることを特徴とする請求項1に記載の建具。
【請求項3】
前記長尺状の部材は、前記一対の框にそれぞれ形成された支持孔に挿入されることによって支持されることを特徴とする請求項2に記載の建具。
【請求項4】
前記第1の板状部および前記第2の板状部は、前記一対の框に形成されたダボ孔に挿入されたダボによって前記一対の框に対して接合されており、
前記支持孔と前記ダボ孔とは、前記一対の框のそれぞれ同一面に、同一内径で形成されることを特徴とする請求項3に記載の建具。
【請求項5】
前記第1の板状部および前記第2の板状部は、隙間を空けて上下に隣接して配置され、
前記一対の框は、一方が戸先側の縦框であり、他方側が戸尻側の縦框であることを特徴とする請求項2ないし4の何れか1項に記載の建具。
【請求項6】
前記長尺状の部材は、金属製、合成樹脂製または木製であることを特徴とする請求項1ないし4の何れか1項に記載の建具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、通気性のある建具に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
近年、住宅等の建物に全館空調システムが採用されているものがある(特許文献1)。
全館空調システムが採用された建物では、部屋と部屋との間や部屋と廊下との間等に通気性が求められる。特許文献1には、居室に給気された空気を廊下および階段室に排出するために通気口が設けられた室内建具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-21758号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の室内建具に設けられた通気口は、建具の目立つ位置に配置されているために、建具のデザインが制限されてしまうという問題がある。
本発明は、上述したような問題点に鑑みてなされたものであり、通気性を確保しつつ、意匠性の向上を図ることができる建具を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、隙間を空けて隣接して配置される第1の板状部と第2の板状部とを備える建具であって、前記第1の板状部は、前記第2の板状部と対向する面に第1の溝が形成され、前記第2の板状部は、前記第1の板状部と対向する面に第2の溝が形成され、前記第1の溝と前記第2の溝との間であって前記第1の溝および前記第2の溝から離れた位置に長尺状の部材が配置されており、前記長尺状の部材は、該建具を正面から見たときに、一部の部位が前記隙間を通して視認されると共に、他の部位が前記第1の板状部および前記第2の板状部と重なり合うことを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、通気性を確保しつつ、意匠性の向上を図ることができる建具を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1の実施形態の開き戸の構成の一例を示す斜視図である。
戸本体の構成の一例を示す図である。
戸本体の構成の一例を示す分解斜視図である。
戸本体の構成の一例を示す一部の分解斜視図である。
戸本体の構成の一例を示す断面図である。
第2の実施形態の開き戸の構成の一例を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本実施形態に係る建具について図面を参照して説明する。
本実施形態では、建具が開き戸である場合を例として説明する。
<第1の実施形態>
図1は、第1の実施形態の開き戸100の構成の一例を示す斜視図である。なお、図1を含む各図には必要に応じて、使用者が開き戸100と正対したときを基準とし、右側を「右」、左側を「左」として図示している。
開き戸100は部屋の開口部に取り付けられる。本実施形態の開き戸100は、戸本体101、戸尻側に設けられた複数の丁番102、戸先側に設けられたハンドル103、ドア錠等を備えている。戸本体101が丁番102を中心にして回動することにより、開き戸100が部屋の開口部を開放または閉塞する。
【0009】
図2は戸本体101の構成の一例を示す図であり、図2(a)が平面図、図2(b)が正面図、図2(c)が側面図である。図3は戸本体101の構成の一例を示す分解斜視図である。図4は図3の一部を抜き出した分解斜視図である。図5は図2のI-I線断面図である。
戸本体101は、戸先側の縦框10と、戸尻側の縦框20と、上側の板状部30と、下側の板状部40と、長尺状の部材60(図3を参照)とを備える。
【0010】
戸先側の縦框10および戸尻側の縦框20は、一対の框の一例であり、上側の板状部30および下側の板状部40のそれぞれ両側に位置する。
(【0011】以降は省略されています)

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