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公開番号2025069964
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2023179921
出願日2023-10-19
発明の名称開口部装置
出願人三協立山株式会社
代理人個人
主分類E06B 1/32 20060101AFI20250424BHJP(戸,窓,シャッタまたはローラブラインド一般;はしご)
要約【課題】 開口部装置の断熱性の向上。
【解決手段】 枠材1,2aと取付金具3,4とドア金物5,6を備え、枠材1,2aは、室外側に位置する金属枠材7と、室内側に位置する樹脂枠材8を有し、樹脂枠材8は、室内側に躯体取付部9を有し、取付金具3,4は、樹脂枠材8の外周側に形成した切欠き10から樹脂枠材8にのみ込ませてあり、室内側に躯体取付部11を有し、躯体取付部11を樹脂枠材8の躯体取付部9と躯体17に共締めしてあり、ドア金物5,6は、取付金具3,4に取付けてある。
【選択図】 図1
特許請求の範囲【請求項1】
枠材と取付金具とドア金物を備え、枠材は、室外側に位置する金属枠材と、室内側に位置する樹脂枠材を有し、樹脂枠材は、室内側に躯体取付部を有し、取付金具は、樹脂枠材の外周側に形成した切欠きから樹脂枠材にのみ込ませてあり、室内側に躯体取付部を有し、躯体取付部を樹脂枠材の躯体取付部と躯体に共締めしてあり、ドア金物は、取付金具に取付けてあることを特徴とする開口部装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、建物の開口部に設置される開口部装置に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
建物の開口部に設置される玄関ドア等の開口部装置においては、断熱性を向上させることが求められている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は以上に述べた実情に鑑み、開口部装置の断熱性の向上を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記の課題を達成するために請求項1記載の発明による開口部装置は、枠材と取付金具とドア金物を備え、枠材は、室外側に位置する金属枠材と、室内側に位置する樹脂枠材を有し、樹脂枠材は、室内側に躯体取付部を有し、取付金具は、樹脂枠材の外周側に形成した切欠きから樹脂枠材にのみ込ませてあり、室内側に躯体取付部を有し、躯体取付部を樹脂枠材の躯体取付部と躯体に共締めしてあり、ドア金物は、取付金具に取付けてあることを特徴とする。
【発明の効果】
【0005】
請求項1記載の発明による開口部装置は、枠材と取付金具とドア金物を備え、枠材は、室外側に位置する金属枠材と、室内側に位置する樹脂枠材を有するものとしたので、断熱性能を向上することができる。その上、取付金具は、樹脂枠材の外周側に形成した切欠きから樹脂枠材にのみ込ませてあり、室内側に躯体取付部を有し、躯体取付部を樹脂枠材の躯体取付部と躯体に共締めしてあり、ドア金物は、取付金具に取付けてあるので、ドア金物の取付強度を高くすることができると共に、樹脂形材への少ない切欠きで取付金具を納まりよく設置できる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図2の上枠側を拡大して示す縦断面図である。
本発明の開口部装置の一実施形態を示す縦断面図である。
同開口部装置の横断面図である。
図3の戸先側を拡大して示す横断面図である。
図3の吊元側を拡大して示す横断面図である。
同開口部装置のドアガードを働かせた状態を示す横断面図である。
(a)はドアクローザー用の取付金具を上枠の樹脂形材に納めた状態で外周側から見た斜視図であり、(b)はその内周側から見た斜視図であり、(c)は同取付金具を上枠と分離した状態で外周側から見た斜視図であり、(d)はその内周側から見た斜視図である。
(a)はドアガード受け用の取付金具を縦枠の樹脂形材に納めた状態で内周側から見た斜視図であり、(b)はその外周側から見た斜視図であり、(c)は同取付金具を縦枠と分離した状態で内周側から見た斜視図であり、(d)はその外周側から見た斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1~6は、本発明の開口部装置の一実施形態を示している。本開口部装置は、木造住宅等の建物の玄関に設置される玄関ドアに適用したものであり、図2,3に示すように、建物の躯体開口部12に設置した枠13と、枠13に蝶番14にて取付けられ室外側に開くように設けた戸15とを備えている。
枠13は、上枠1と下枠16と左右の縦枠2a,2bを枠組みして構成してある。戸15は、鋼板よりなる表裏の表面材の間に断熱材を配置した断熱戸となっている。
【0008】
図2に示すように、戸15の室内側面の上部には上枠1にまたがってドアクローザー(ドア金物)5が取付けてあり、ドアクローザー5により開けた戸15が自動的にゆっくり閉まるようにしてある。ドアクローザー5は、上枠1と(実質的には躯体17と)連結されるリンク機構18を備えている。
また、図3に示すように、戸15の室内側面の戸先側の上下方向中間位置にはドアガード19が取付けてあり、図6に示すように、ドアガード19を縦枠2aに設けたドアガード受け(ドア金物)6に引っ掛けておくことで、戸15の開く範囲を狭い範囲に制限できるようになっている。
【0009】
上枠1は、図1に示すように、室外側に位置する金属枠材7と、室内側に位置する樹脂枠材8とで構成されている。
金属枠材7は、アルミニウム合金の押出形材で形成したものであり、略矩形断面の中空部20と、室内側端部に外周側に突出して形成され、躯体17の室外側面に当接してねじ21で固定される躯体取付片22を有している。さらに金属枠材7は、室内側面に樹脂枠材8が入り込む凹部23が形成してあるとともに、室内側面の内周側位置と外周側位置とに樹脂枠材8の係止部24a,24bが形成してある。
【0010】
樹脂枠材8は、樹脂の押出形材で形成したものであり、室内外方向にのびる矩形断面の本体部25と、本体部25の室外側に設けられた金属枠材7との連結部26と、本体部25の内周側に突出して設けた戸当たり部27とを有している。
本体部25は、内部に仕切り28を設けて中空部29が室内外方向に複数並べて形成してある。本体部25の外周側壁25aは、室内側にのばして躯体取付部9を形成してあり、躯体取付部9を内周側からのねじ30で躯体17に固定してある。本体部25の外周側壁25aと躯体17の上内周面17aとの間には、後述する取付金具3の板厚分の隙間31が形成されている。
連結部26は、外周側に向けて突出するL形片32と、内周側向きの鉤型片33とを有し、鉤型片33を金属枠材7の内周側の係止部24aに係止し、L形片33を金属枠材7の凹部23に挿入して先端を金属枠材7の外周側の係止部24bに係止させた上で、室内側からのねじ34でL形片33を金属枠材7の凹部23にねじ止めすることで、樹脂枠材8を金属枠材7と連結してある。
戸当たり部27には、室内側に向けてタイト材35が取付けてあり、タイト材35が戸15の室内側面に当接している。
(【0011】以降は省略されています)

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