TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025070346
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2023180585
出願日
2023-10-19
発明の名称
表示装置及び表示システム
出願人
株式会社ジャパンディスプレイ
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G02F
1/1368 20060101AFI20250424BHJP(光学)
要約
【課題】画素が高精細化しても、透過率を向上させる表示装置及び表示システムを提供する。
【解決手段】表示装置は、アレイ基板と、対向基板と、液晶層とを有している。アレイ基板は、信号線と、走査線と、隣り合う2つの信号線及び隣り合う2つの走査線に囲まれる画素の開口毎に配置された複数の画素電極と、画素毎に配置された複数の半導体と、絶縁膜を介して複数の画素電極と重畳する共通電極と、を備える。画素電極の端部は、画素の開口に重畳する。共通電極のスリットは、多角形状である。画素の開口の中で、共通電極のスリットの一部分が画素電極と重なり、共通電極のスリットの他の部分が画素電極のない領域に重畳する。
【選択図】図10
特許請求の範囲
【請求項1】
アレイ基板と、
前記アレイ基板に対向する対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との間に液晶分子を含む液晶層と、を有し、
前記アレイ基板は、
第1方向に間隔をおいて並ぶ複数の信号線と、
第2方向に間隔をおいて並ぶ複数の走査線と、
隣り合う2つの信号線及び隣り合う2つの走査線に囲まれる画素の開口毎に配置された複数の画素電極と、
画素毎に配置された複数の半導体と、
絶縁膜を介して複数の前記画素電極と重畳する共通電極と、を備え、
前記画素電極の端部は、前記画素の開口に重畳し、
前記共通電極のスリットは、多角形状であり、
前記画素の開口の中で、前記共通電極のスリットの一部分が前記画素電極と重なり、前記共通電極のスリットの他の部分が前記画素電極のない領域に重畳する、
表示装置。
続きを表示(約 620 文字)
【請求項2】
前記共通電極のスリットは、第1辺、第2辺、第3辺及び第4辺を有し、平面視で、前記第1辺が前記走査線に重畳し、前記第3辺と前記第4辺との間隔は、前記第1辺に近づくにつれて小さくなる、請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記画素電極と前記共通電極との間に電圧が印加されると、前記液晶分子の長軸方向は、前記第3辺の近傍領域において回転方向が右回りに、かつ前記第4辺の近傍領域において回転方向が左回りに回転する、請求項2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記共通電極のスリットの他の部分において、前記画素電極と前記共通電極との間に電圧が印加されると、前記液晶分子の長軸方向は、前記第3辺の近傍領域において回転方向が右回りに、かつ前記第4辺の近傍領域において回転方向が左回りに回転する、請求項2に記載の表示装置。
【請求項5】
前記共通電極と同電位のシールド電極をさらに有し、平面視で、前記シールド電極が前記画素電極のない領域に重畳する、請求項1に記載の表示装置。
【請求項6】
前記画素の開口の中で、前記共通電極のスリットは、台形形状を含む、請求項1に記載の表示装置。
【請求項7】
レンズと、
請求項1から6のいずれか1項に記載の表示装置と、
前記表示装置に画像を出力する制御装置と、を備える、
表示システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置及び表示システムに関する。
続きを表示(約 2,000 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1及び特許文献2には、応答速度及び透過率を向上させる表示装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-232136号公報
特開2019-113584号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1では、画素が高精細化すると電極の櫛歯形成が難しくなる。特許文献2では、2つの開口部(スリット)の周りに同じ大きさの4つの液晶ドメインが生じ、応答速度が向上する。しかしながら、特許文献2では、画素が高精細化すると、2つの開口部(スリット)の周りの4つの液晶ドメインがすべて同程度に小さくなってしまい、透過率か低下してしまう可能性がある。
【0005】
本開示の目的は、画素が高精細化しても、透過率を向上させる表示装置及び表示システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一態様の表示装置は、アレイ基板と、前記アレイ基板に対向する対向基板と、前記アレイ基板と前記対向基板との間に液晶分子を含む液晶層と、を有し、前記アレイ基板は、第1方向に間隔をおいて並ぶ複数の信号線と、第2方向に間隔をおいて並ぶ複数の走査線と、隣り合う2つの信号線及び隣り合う2つの走査線に囲まれる画素の開口毎に配置された複数の画素電極と、画素毎に配置された複数の半導体と、絶縁膜を介して複数の前記画素電極と重畳する共通電極と、を備え、前記画素電極の端部は、前記画素の開口に重畳し、
前記共通電極のスリットは、多角形状であり、前記画素の開口の中で、前記共通電極のスリットの一部分が前記画素電極と重なり、前記共通電極のスリットの他の部分が前記画素電極のない領域に重畳する。
【0007】
一態様の表示システムは、上述した表示装置と、前記表示装置に画像を出力する制御装置と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態1に係る表示システムの一例を示す構成図である。
図2は、表示装置とユーザの目との相対関係の一例を示す模式図である。
図3は、実施形態1に係る表示システムの構成の一例を示すブロック図である。
図4は、実施形態1に係る表示領域の画素配列を表す回路図である。
図5は、実施形態1に係る表示パネルの一例を示す模式図である。
図6は、実施形態1において、表示領域の一部を拡大して模式的に示す模式図である。
図7は、図6のVII-VII’の断面を模式的に示す断面図である。
図8は、実施形態1に係る表示領域と周辺領域の境界を模式的に示す断面図である。
図9は、図8のIX-IX’の断面を模式的に示す断面図である。
図10は、実施形態1のスリットと液晶ドメインとの関係を模式的に示す平面図である。
図11は、比較例のスリットと液晶ドメインとの関係を模式的に示す平面図である。
図12は、実施形態1の変形例のスリットと液晶ドメインとの関係を模式的に示す平面図である。
図13は、実施形態2における、図6のVII-VII’の断面を模式的に示す断面図である。
図14は、実施形態2における、図8のIX-IX’の断面を模式的に示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
発明を実施するための形態(実施形態)につき、図面を参照しつつ詳細に説明する。以下の実施形態に記載した内容により本開示が限定されるものではない。また、以下に記載した構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。さらに、以下に記載した構成要素は適宜組み合わせることが可能である。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0010】
(実施形態1)
図1は、実施形態1に係る表示システムの一例を示す構成図である。図2は、表示装置とユーザの目との相対関係の一例を示す模式図である。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
再帰反射材
22日前
株式会社シグマ
レンズ鏡筒
5日前
株式会社コシナ
撮像レンズ
28日前
ビアメカニクス株式会社
光反射装置
27日前
個人
ユニバーサルヒンジ眼鏡の改良
15日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
5日前
株式会社小糸製作所
画像照射装置
23日前
株式会社カネカ
光学フィルム
20日前
株式会社ジュン
メガネの製作システム
13日前
国立大学法人徳島大学
光位相変調モジュール
6日前
個人
内面計測装置用ヘッド、及び内面計測装置
27日前
キヤノン株式会社
光学装置
21日前
日本精機株式会社
ヘッドアップディスプレイ装置
5日前
有限会社オプトセラミックス
空中結像装置
9日前
キヤノン株式会社
画像表示装置
21日前
二幸電気工業株式会社
光コネクタプラグ
5日前
住友化学株式会社
積層体および表示装置
28日前
artience株式会社
防眩シート、及び施工方法
20日前
キヤノン株式会社
電子機器及び移動体
27日前
株式会社小糸製作所
画像投影装置
23日前
住友電気工業株式会社
光ケーブル
20日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
9日前
株式会社ヴイ・エス・テクノロジ-
交換式レンズ鏡筒
20日前
株式会社エビデント
走査型顕微鏡
5日前
キヤノン株式会社
光学系および撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
光学装置、及び撮像装置
6日前
キヤノン株式会社
レンズ鏡筒、及び撮像装置
6日前
住友ベークライト株式会社
光電気複合基板およびフィルム
13日前
住友電気工業株式会社
光ファイバケーブル
20日前
キヤノン株式会社
光学装置及び撮像装置
5日前
株式会社ジャパンディスプレイ
液晶表示装置
23日前
株式会社ジャパンディスプレイ
液晶表示装置
23日前
キヤノン株式会社
光学装置及び撮像装置
5日前
キヤノン株式会社
撮像装置、その制御方法およびプログラム
27日前
株式会社ワークス
マイクロレンズアレイを用いた光学ユニット
20日前
矢崎総業株式会社
車両用表示装置
20日前
続きを見る
他の特許を見る