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公開番号2025070994
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-02
出願番号2024176397
出願日2024-10-08
発明の名称改善された光沢効果
出願人ゼロックス コーポレイション,XEROX CORPORATION
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類H04N 1/32 20060101AFI20250424BHJP(電気通信技術)
要約【課題】光沢効果を作成するための画像処理の方法、システム及びデバイスを提供する。
【解決手段】方法は、パターンインクのグループのうちの第1のパターンインクに関して第1のRGB色値で選択された色をより明るく見えるように調節し、第1のパターンインクと第2のパターンインクとを含む共通の幾何学的パターンを選択し、第2のRGB色値でオブジェクト内に特徴部を書き込み、選択された共通の幾何学的パターンの上に幾何学的パターンを不透明に書き込み、第3のRGB色値でオブジェクト内の特徴部を消去し、第4のRGB色値で特徴部を書き込み、第1のパターンインクに関して選択、調節された色で特徴部の上に幾何学的パターンを不透明に書き込む。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
光沢効果を作成するための方法であって、
複数のパターンインクのうちの第1のパターンインクに関して第1のRGB色値で選択された色を、より明るく見えるように調節することと、
前記第1のパターンインクと前記複数のパターンインクのうちの第2のパターンインクとを含む、前記複数のパターンインクに関する、共通の幾何学的パターンを選択することと、
第2のRGB色値でオブジェクト内に特徴部を書き込むことと、
前記選択された共通の幾何学的パターンの上に、幾何学的パターンを不透明に書き込むことと、
第3のRGB色値で前記オブジェクト内の前記特徴部を消去することと、
第4のRGB色値で前記特徴部を書き込むことと、
前記第1のパターンインクに関して選択され、調節された前記色で、前記特徴部の上に前記幾何学的パターンを不透明に書き込むことにより、前記第1のパターンインクに関して選択され、調節された前記色で、前記特徴部の上に、前記特徴部を表示する、前記幾何学的パターンを有する光沢効果を不透明に作成することと、を含む、方法。
続きを表示(約 980 文字)【請求項2】
前記光沢効果で記録媒体上に透かしを印刷するための印刷システムに、前記光沢効果を送信することを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
記録媒体上に前記光沢効果をレンダリングすることを更に含む、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記記録媒体が、光沢媒体を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項5】
前記記録媒体が、非光沢媒体を含む、請求項3に記載の方法。
【請求項6】
前記特徴部が、テキストを含み、前記オブジェクトが、テキストボックスを含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第2のRGB色値が、前記第1のRGB色値のより明るいバージョンであり、前記第3のRGB色値が、近白色であり、前記第4のRGB色値が、近黄色である、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記第1のRGB色値の前記より明るいバージョンが、より白色に近いものである、請求項6に記載の方法。
【請求項9】
光沢効果を作成するための方法であって、
複数のパターンインクのうちの第1のパターンインクに関して選択された色を、より明るく見えるように調節することと、
前記第1のパターンインクと前記複数のパターンインクのうちの第2のパターンインクとを含む、前記複数のパターンインクに関する、共通の幾何学的パターンを選択することと、
オブジェクト内に特徴部を書き込むことと、
前記選択された共通の幾何学的パターンの上に、幾何学的パターンを不透明に書き込むことと、
前記第1のパターンインクに関して選択され、調節された前記色で、前記特徴部の上に前記幾何学的パターンを不透明に書き込むことにより、前記第1のパターンインクに関して選択され、調節された前記色で、前記特徴部の上に、前記特徴部を表示する、前記幾何学的パターンを有する光沢効果を不透明に作成することと、を含む、方法。
【請求項10】
前記選選択された共通の幾何学的パターンの上に前記幾何学的パターンを不透明に書き込んだ後に、前記オブジェクト内の前記特徴部を消去することを更に含む、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
実施形態は、画像処理の方法、システム、及びデバイスに関する。実施形態はまた、特殊画像化技術の分野にも関する。実施形態は更に、レンダリングされるドキュメント内に組み込むことが可能な、特殊効果の作成及びレンダリングに関する。実施形態は更に、改善された光沢効果に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特殊画像化技術は、電子透かしの組み込みを含めた、印刷用途において使用される高度かつ特殊な一連の方法である。これらの技術は、紙幣、パスポート、IDカード、及び他の機密資料などの印刷ドキュメントの、偽造若しくは正確な再現を困難にすることによって、それらの印刷ドキュメントのセキュリティ及び真正性を強化するように設計されている。これらの特殊画像化技術はまた、例えばグリーティングカード及び広告資料内に、特殊効果を組み込むことなどの、非セキュリティ用途にも利用することができる。
【0003】
特殊画像化は、電子透かしの作成に関して有用であり、電子透かしとは、典型的には、人間の目には感知不能であるが、特殊な機器又はソフトウェアを使用して検出することが可能な、印刷画像内に埋め込まれているパターン又は情報である。(単に「透かし」と称される場合もある)電子透かしは、認証の手段としての役割を果たし得るものであり、そのドキュメントの出所、シリアル番号、又はセキュリティ機能などの情報を含み得る。
【0004】
電子透かしは、可視の場合もあれば、不可視の場合もある。可視透かしは、裸眼によって認識可能であり、正確に複製することが困難なテキスト又はパターンを含み得る。不可視透かしは、そのドキュメントのコンテンツ内に隠されており、検出するために特殊なツールを必要とする。透かしは、様々な印刷プロセス及び走査プロセスの後であっても、検出可能なままであることを意味する、堅牢なものにすることもでき、あるいは、そのドキュメントが改竄された場合には、容易に損傷を受けることを意味する、脆弱なものにすることもできる。
【0005】
光沢マークは、セキュリティ印刷及びドキュメント認証の分野において使用される、透かしの一種である。典型的には製造プロセス中に紙の厚さ又は密度を変更することによって作成される、従来の透かしとは異なり、光沢マークは、紙又は基材の表面仕上げを操作することによって作成される。これらのマークは、紙幣、パスポート、証明書、及び重要な身分証明書などのドキュメントの、セキュリティ及び真正性を強化するために使用される場合が多い。
【0006】
光沢マークは、紙又は基材の表面仕上げを変化させることによって生成することができる。このことは、典型的には、印刷プロセス中に、ドキュメントの特定の領域に透明又は半透明のコーティングを適用することによって達成される。このコーティングは、周囲の表面よりも高い反射性(光沢性)か又は低い反射性(艶消し)かのいずれかとすることができる。
【0007】
透かしは通常、不可視であるか、あるいは、特殊な機器又は照明条件の支援がなければ、検出することが極めて困難である。このことにより、透かしは、貴重なセキュリティ機能となるが、これは、容易に視認することができないものを偽造者が複製する可能性が低くなるためである。
【0008】
透かしを露呈させるために、検査官又はドキュメント検証者は、特定の照明技術を使用することができる。例えば、紫外(UV)光源又は赤外(IR)光源を使用して、ドキュメントを照明することができる。光沢マークは、それらの反射率又は蛍光特性が、ドキュメントの残りの部分と比較して異なっていることにより、これらの照明条件下で可視となり得る。
【0009】
光沢マークは、それらを特定の組織体、ドキュメントのタイプ、又は額面(紙幣の場合)に固有のものにさせる、複雑なパターン、ロゴ、又はテキストで設計することができる。これらの複雑な設計は、正確に再現することが困難であり、セキュリティを更に強化する。
【0010】
光沢マークは、偽造者には正確に複製することが困難であるため、強力な偽造防止手段としての役割を果たし得る。表面仕上げの変化及びパターンを再現するように試みることは、高度な印刷技術及び専門知識を必要とする。
(【0011】以降は省略されています)

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