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公開番号
2025071096
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025009224,2023144320
出願日
2025-01-22,2019-12-04
発明の名称
ビデオ復号方法、ビデオ復号装置、コンピュータプログラム、およびビデオ符号化方法
出願人
テンセント・アメリカ・エルエルシー
代理人
個人
,
個人
主分類
H04N
19/52 20140101AFI20250424BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】ビデオ符号化/復号のための方法および装置を提供する。
【解決手段】本開示の態様は、ビデオ符号化/復号のための方法および装置を提供する。いくつかの例では、ビデオ復号のための装置は、処理回路を含む。処理回路は、対象ピクチャ内の対象ブロックについて予測情報を復号する。処理回路は、対象ブロックの面積がしきい値以下であるかどうかを決定する。処理回路は、動きベクトル予測の数を含む動きベクトル予測リストを構築する。動きベクトル予測の数は、対象ブロックの面積がしきい値以下であると決定されたかどうかに基づいている。処理回路は、動きベクトル予測リストに基づいて対象ブロックを再構築する。
【選択図】図9
特許請求の範囲
【請求項1】
デコーダにおけるビデオ復号のための方法であって、
符号化されたビデオシーケンスの一部である対象ピクチャ内の対象ブロックについて予測情報を復号するステップと、
前記対象ブロックの面積がしきい値以下であるかどうかを決定するステップと、
動きベクトル予測の数を含む動きベクトル予測リストを構築するステップであって、動きベクトル予測の前記数は、前記対象ブロックの前記面積が前記しきい値以下であると決定されるかどうかに基づく、ステップと、
前記動きベクトル予測リストに基づいて前記対象ブロックを再構築するステップと、
を含む、方法。
続きを表示(約 1,400 文字)
【請求項2】
前記動きベクトル予測リストに含まれる動きベクトル予測の前記数は、前記対象ブロックの前記面積が前記しきい値以下であると決定された場合は第1の数であり、
前記対象ブロックの前記面積が前記しきい値よりも大きいと決定された場合、前記動きベクトル予測リストに含まれる動きベクトル予測の前記数は、前記第1の数よりも大きい第2の数である、
請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記予測情報が前記対象ブロックのパーティションサイズを示す場合、前記構築は、
前記パーティションサイズが前記しきい値以下であると決定されたかどうかに基づいて前記動きベクトル予測リストを構築するステップをさらに含み、
前記動きベクトル予測リストに含まれる動きベクトル予測の前記数は、前記パーティションサイズが前記しきい値以下であると決定された場合は前記第1の数であり、
前記パーティションサイズが前記しきい値よりも大きいと決定された場合、前記動きベクトル予測リストに含まれる動きベクトル予測の前記数は前記第2の数である、
請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記しきい値は、予め設定された数の輝度サンプルである、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記しきい値は、前記対象ピクチャのピクチャ解像度に対応する、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記しきい値は、前記符号化されたビデオシーケンスで通知される、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記第1の数の動きベクトル予測を含む前記動きベクトル予測リストは、空間的または時間的動きベクトル予測の第1のセットに基づいて構築され、空間的または時間的動きベクトル予測の前記第1のセットは、前記第2の数の動きベクトル予測を含む前記動きベクトル予測リストを構築するために使用される空間的または時間的動きベクトル予測の第2のセットよりも小さい、請求項2に記載の方法。
【請求項8】
前記第1の数の動きベクトル予測を含む前記動きベクトル予測リストは、空間的または時間的動きベクトル予測を含まない、請求項2に記載の方法。
【請求項9】
第1の数の冗長性チェックを実行して、前記第1の数の動きベクトル予測を含む前記動きベクトル予測リストを構築し、第2の数の冗長性チェックを実行して、前記第2の数の動きベクトル予測を含む前記動きベクトル予測リストを構築し、前記第1の数の冗長性チェックは、前記第2の数の冗長性チェックよりも少ない、請求項2に記載の方法。
【請求項10】
前記第1の数の冗長性チェックは、(i)可能な空間的動きベクトル予測と前記動きベクトル予測リスト内の第1の既存の空間動きベクトル予測との間、(ii)可能な時間的動きベクトル予測と前記動きベクトル予測リスト内の第1の既存の時間的動きベクトル予測との間、(iii)可能な履歴ベースの動きベクトル予測と前記動きベクトル予測リスト内の前記第1または他の既存の空間動きベクトル予測との間、および(iv)前記可能な履歴ベースの動きベクトル予測と前記動きベクトル予測リスト内の前記第1または他の既存の時間的動きベクトル予測との間の比較の少なくとも1つを含まない、請求項9に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
参照による組み込み
本出願は、2018年12月10日出願の「小さい符号化ブロックのための簡単化されたマージリストの構築」なる名称の米国仮出願第62/777,735号に基づく優先権の利益を主張する2019年8月29日出願の「小さい符号化ブロックのための簡単化されたマージリストの構築」なる名称の米国特許出願第16/555,549号に基づく優先権の利益を主張する。先行する出願の開示全体は、参照によりその全体が本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 2,400 文字)
【0002】
本開示は、映像符号化に一般的に関連する実施形態を記載する。
【背景技術】
【0003】
本明細書において与えられる背景技術の記載は、本開示の文脈を一般的に提示する目的のものである。現在名前が挙げられている発明者の研究は、その研究がこの背景技術の欄に記載されている範囲において、ならびに、さもなければ出願時における先行技術として適格でないであろう記載の態様は、本開示に対して明示的または黙示的に先行技術として自認されるものではない。
【0004】
映像の符号化と復号は、動き補償のあるピクチャ間予測を用いて行うことができる。非圧縮デジタル映像は、一連のピクチャを含むことができ、各ピクチャは、たとえば1920×1080の輝度サンプルおよび関連付けられる色差サンプルの空間的な寸法を有する。一連のピクチャは、たとえば毎秒60ピクチャまたは60Hzの固定または可変ピクチャレート(非公式にはフレームレートとも呼ばれる)を持つことができる。非圧縮映像には、重要なビットレート要件がある。たとえば、サンプルあたり8ビットでは1080p60の4:2:0映像(60Hzフレームレートで1920×1080の輝度サンプル解像度)は、1.5ギガビット/秒に近い帯域幅を必要とする。1時間のこのような映像は、600ギガバイトを超えるストレージスペースを必要とする。
【0005】
映像の符号化と復号の1つの目的は、圧縮によって入力ビデオ信号の冗長性を減らすことであり得る。圧縮は、前述の帯域幅またはストレージスペース要件を、場合によっては2桁以上減らすのに役立ち得る。可逆圧縮と非可逆圧縮の両方、およびそれらの組み合わせを使用できる。可逆圧縮とは、圧縮された元の信号から元の信号の正確な複製を再構築できる手法を指す。非可逆圧縮を使用する場合、再構築された信号は元の信号と同一ではない可能性があるが、元の信号と再構築された信号との間の歪みは、再構築された信号を意図したアプリケーションに有用なものとするのに十分に小さい。映像の場合、非可逆圧縮が広く採用されている。許容される歪みの量はアプリケーションによって異なり、たとえば、いくつかのコンシューマ・ストリーミング・アプリケーションのユーザは、テレビ配信アプリケーションのユーザよりも高い歪みを許容できる。達成可能な圧縮率は、より高い容認/許容歪みにより、より高い圧縮率が得られることを反映しうる。
【0006】
ビデオエンコーダとデコーダは、たとえば、動き補償、変換、量子化、エントロピー符号化など、いくつかの広範なカテゴリの手法を利用できる。
【0007】
ビデオコーデック技術は、イントラ符号化と呼ばれる手法を含みうる。イントラ符号化では、サンプル値は、以前に再構築された参照ピクチャからのサンプルまたは他のデータを参照せずに表される。一部のビデオコーデックでは、ピクチャはサンプルのブロックに空間的に細分される。サンプルのすべてのブロックがイントラモードで符号化されると、そのピクチャはイントラピクチャでありうる。イントラピクチャと、独立したデコーダリフレッシュピクチャなどのその派生物は、デコーダの状態をリセットするために使用でき、したがって、符号化されたビデオビットストリームとビデオセッションの最初のピクチャとして、または静止画像として使用されうる。イントラブロックのサンプルは変換を受けることができ、変換係数はエントロピー符号化の前に量子化され得る。イントラ予測は、変換前のドメインでサンプル値を最小化する手法であり得る。場合によっては、変換後のDC値が小さければ小さいほど、また、AC係数が小さければ小さいほど、与えられた量子化ステップサイズでエントロピー符号化後のブロックを表すために必要なビットは少なくなる。
【0008】
たとえば、MPEG-2世代の符号化技術から知られているような従来のイントラ符号化は、イントラ予測を使用しない。しかしながら、いくつかの新しい映像圧縮技術は、たとえば、周囲のサンプルデータおよび/または空間的に近傍であり、データブロックの復号順序で先行する符号化/復号の間に得られたメタデータから試みる手法を含む。このような手法は、以下「イントラ予測」手法と呼ばれる。少なくともいくつかのケースでは、イントラ予測は、再構築中の対象ピクチャからの参照データのみを使用し、参照ピクチャからの参照データは使用しないことに注意されたい。
【0009】
イントラ予測には様々な形式があり得る。与えられたビデオ符号化手法でそのような手法の2つ以上が使用できる場合、使用されている手法はイントラ予測モードで符号化できる。場合によっては、モードにサブモードおよび/またはパラメータを含めることができ、それらを個別に符号化するか、モードコードワードに含めることができる。与えられたモード/サブモード/パラメータの組み合わせに使用するコードワードは、イントラ予測による符号化効率の向上に影響を与える可能性があり、コードワードをビットストリームに変換するために使用されるエントロピー符号化技術にも影響を与える可能性がある。
【0010】
イントラ予測のあるモードがH.264で導入され、H.265で改良され、さらに共同探索モデル(JEM)、Versatile Video Coding(VVC)、およびベンチマークセット(BMS)などの新しい符号化技術においてさらに改良された。予測ブロックは、すでに利用可能なサンプルに属する近傍サンプル値を使用して形成されうる。近傍サンプルのサンプル値は、方向に従って予測ブロックに複製される。使用中の方向への参照は、ビットストリームの中で符号化されうる、それ自体で予測されうる。
(【0011】以降は省略されています)
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