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公開番号
2025071282
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-02
出願番号
2025027189,2021557922
出願日
2025-02-21,2020-03-27
発明の名称
ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤による扁平上皮癌の治療方法
出願人
クラ オンコロジー, インコーポレイテッド
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61P
35/00 20060101AFI20250424BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤による扁平上皮癌の治療方法の提供。
【解決手段】本発明は、がん療法の分野に関する。具体的には、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤(FTI)で対象における扁平上皮癌を治療する方法が提供され、方法には、対象がH-Rasの発現レベルに基づいてFTI治療に応答する可能性があるかどうかを決定することが含まれる。本明細書で提供されるのは、治療有効量のファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤(FTI)をH-Rasを過剰発現するSCCを有する対象に投与することにより、対象におけるSCCを治療する方法である。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
明細書に記載の発明。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
相互参照
本出願は、2020年3月20日に出願された米国仮特許出願第62/992,749号からの優先権の利益を主張し、さらに、2019年3月29日に出願された米国仮特許出願第62/826,771号からの優先権の利益を主張する。前述の関連出願のそれぞれは、その全体が参照により本明細書に組み込まれる。
続きを表示(約 1,900 文字)
【0002】
本発明は、がん療法の分野に関する。具体的には、本明細書で提供されるのは、ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤による扁平上皮癌の治療方法である。
【背景技術】
【0003】
治療応答率を向上させるための患者集団の層別化は、がん患者の臨床的管理においてますます重要となっている。ファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤(FTI)は、扁平上皮癌(「SCC」)などのがんの治療に有用な治療剤である。しかしながら、患者はFTI治療に対して様々に応答する。したがって、がんを有する対象のFTI治療に対する応答性を予測する方法、またはFTI治療のためのがん患者を選択する方法は、アンメットニーズに相当する。本明細書で提供される方法及び組成物は、これらのニーズを満たし、かつ関連する他の利点を提供する。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0004】
本明細書で提供されるのは、治療有効量のファルネシルトランスフェラーゼ阻害剤(FTI)をH-Rasを過剰発現するSCCを有する対象に投与することにより、対象におけるSCCを治療する方法である。いくつかの実施形態では、対象は、参照レベルよりも少なくとも2倍、少なくとも3倍、少なくとも4倍、少なくとも5倍、少なくとも10倍、少なくとも15倍、または少なくとも20倍高い、H-Ras発現を有する。いくつかの実施形態では、参照レベルは、健常対象集団におけるH-Rasの発現レベルの中央値である。いくつかの実施形態では、参照レベルは、SCCを有する対象集団におけるH-Rasの発現レベルの中央値である。
【0005】
いくつかの実施形態では、本明細書で提供されるのは、治療有効量のFTIを対象に投与することにより対象におけるSCCを治療する方法であり、対象は、参照比よりも高いK-Ras発現に対するH-Ras発現の比を有する。いくつかの実施形態では、本明細書で提供されるのは、治療有効量のFTIを対象に投与することにより対象におけるSCCを治療する方法であり、対象は、参照比よりも高いN-Ras発現に対するH-Ras発現の比を有する。いくつかの実施形態では、本明細書で提供されるのは、治療有効量のFTIを対象に投与することにより対象におけるSCCを治療する方法であり、対象は、参照比よりも高いK-RasとN-Rasとの組み合わせ発現に対するH-Ras発現の比を有する。いくつかの実施形態では、参照比は、1/10、1/9、1/8、1/7、1/6、1/5、1/4、1/3、1/2、1、2、3、4、5、6、7、8、9、または10である。いくつかの実施形態では、参照比は、健常対象集団における比の中央値である。いくつかの実施形態では、参照比は、SCCを有する対象集団における比の中央値である。
【0006】
いくつかの実施形態では、SCCはまた、H-Ras変異を有する。いくつかの実施形態では、H-Ras変異は、G12、G13、Q61、Q22、K117、A146、及びこれらの任意の組み合わせからなる群から選択されるコドンにおけるアミノ酸置換を含む。
【0007】
いくつかの実施形態では、変異HRAS遺伝子は、変異H-Rasタンパク質をコードし、HRAS遺伝子変異は、対応する変異H-Rasタンパク質のG12、G13、Q61、Q22、K117、A146、及びこれらの任意の組み合わせからなる群から選択される特定の位置でアミノ酸置換をコードするコドンにおける修飾であるか、またはそれを含む。
【0008】
いくつかの実施形態では、SCCは、頭頸部SCC(HNSCC)、肺SCC(LSCC)、甲状腺SCC(TSCC)、食道SCC(ESCC)、膀胱SCC(BSCC)、または尿路上皮癌(UC)である。
【0009】
いくつかの実施形態では、SCCは、HNSCCである。HNSCCは、気管のHNSCCであり得る。HNSCCは、上顎骨のHNSCCであり得る。HNSCCは、口腔のHNSCCであり得る。
【0010】
いくつかの実施形態では、SCCは、ヒトパピローマウイルス(HPV)陰性である。いくつかの実施形態では、SCCは、進行期にあるか、または転移性である。いくつかの実施形態では、SCCは、再発性である。いくつかの実施形態では、SCCは、難治性である。
(【0011】以降は省略されています)
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