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公開番号
2025071380
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-07
出願番号
2022049613
出願日
2022-03-25
発明の名称
血液処理管理システム、および血液処理管理方法
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
1/02 20060101AFI20250425BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】作業員のスキルに依存することなしに、複数の血液バッグセットを複数の遠心分離装置の各々に割り当てることができる血液処理管理システムを提供する。
【解決手段】血液処理管理システムは、遠心分離処理の遠心分離条件を決めるための複数の条件決定要素を取得する取得部34と、取得された複数の条件決定要素に基づいて複数の血液バッグセットをグルーピングするグループ作成部36と、グルーピング結果に基づいて、複数の血液バッグセットを複数の遠心分離装置に割り当てる割当部38と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
血液を保存する血液バッグセットに遠心分離処理を施す複数の遠心分離装置に、複数の前記血液バッグセットを割り当てる血液処理管理システムであって、
複数の前記血液バッグセットの各々に施される前記遠心分離処理の遠心分離条件を決めるための複数の条件決定要素を取得する取得部と、
取得された複数の前記条件決定要素に基づいて、同じ前記遠心分離条件に基づく前記遠心分離処理を施すことができる前記血液バッグセットごとに複数の前記血液バッグセットをグルーピングするグループ作成部と、
グルーピング結果に基づいて、複数の前記血液バッグセットを複数の前記遠心分離装置に割り当てる割当部と、
を備える、血液処理管理システム。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の血液処理管理システムであって、
複数の前記条件決定要素は、前記血液バッグセットに対応する血液製剤の種類を含み、
前記グループ作成部は、対応する前記血液製剤の前記種類が同じ前記血液バッグセットごとに、複数の前記血液バッグセットを分ける、血液処理管理システム。
【請求項3】
請求項1または2に記載の血液処理管理システムであって、
複数の前記条件決定要素は、前記血液の採血日時をさらに含み、
複数の前記血液バッグセットの各々は、前記採血日時に基づいて予め決められる複数の区分のうちいずれか1区分に属し、
前記グループ作成部は、前記区分が同じ前記血液バッグセットごとに、複数の前記血液バッグセットを分ける、血液処理管理システム。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の血液処理管理システムであって、
複数の前記条件決定要素は、ヘマトクリット値と、血中の中性脂肪濃度との少なくとも一方をさらに含み、
前記グループ作成部は、前記ヘマトクリット値または前記血中の中性脂肪濃度が既定値以上である前記血液バッグセットと、前記既定値未満である前記血液バッグセットとで、複数の前記血液バッグセットを分ける、血液処理管理システム。
【請求項5】
請求項1~4のいずれか1項に記載の血液処理管理システムであって、
複数の前記条件決定要素は、前記血液に含まれる白血球の除去処理の要否をさらに含み、
前記グループ作成部は、前記除去処理が必要な前記血液バッグセットと、前記除去処理が不要な前記血液バッグセットとで、複数の前記血液バッグセットを分ける、血液処理管理システム。
【請求項6】
請求項1~5のいずれか1項に記載の血液処理管理システムであって、
複数の前記条件決定要素は、前記血液バッグセットの重量をさらに含み、
前記グループ作成部は、重量差が所定範囲内に収まる前記血液バッグセットのペアを、同じグループに含め、
前記割当部は、前記ペアが前記遠心分離装置の遠心中心軸に対して点対称にセットされるように、複数の前記血液バッグセットを複数の前記遠心分離装置に割り当てる、血液処理管理システム。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の血液処理管理システムであって、
前記グループ作成部が作成したグループの前記遠心分離条件を、そのグループに属する前記血液バッグセットの複数の前記条件決定要素に基づいて決定する条件決定部をさらに備える、血液処理管理システム。
【請求項8】
請求項1~7のいずれか1項に記載の血液処理管理システムであって、
複数の前記血液バッグセットに関する複数の管理記録を記憶部に記憶させる記録部をさらに備える、血液処理管理システム。
【請求項9】
請求項8に記載の血液処理管理システムであって、
前記記録部は、前記血液バッグセットに対応する血液製剤の種類と、前記血液バッグセットの重量と、前記血液バッグセットが血液センタに搬入された搬入時刻と、前記血液バッグセットが属するグループと、前記血液バッグセットの前記遠心分離条件と、前記血液バッグセットに関わった作業員に関する記録と、の少なくとも1つを複数の前記管理記録に含める、血液処理管理システム。
【請求項10】
請求項8または9に記載の血液処理管理システムであって、
前記記憶部に記憶された前記管理記録を外部に出力する出力制御部をさらに備える、血液処理管理システム。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、複数の血液バッグセットを、複数の遠心分離装置に割り当てる血液処理管理システムと、その血液処理管理システムに関連する血液処理管理方法とに関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、遠心分離装置が開示される。遠心分離装置は、複数のバッグシステム(血液バッグセット)に遠心分離処理を施して、血液製剤を作る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-106012号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
血液センタには、複数の遠心分離装置が備えられる。血液センタの作業員は、複数の血液バッグセットを複数の遠心分離装置の各々に割り当てる作業を行う。しかし、この割当作業には、作業員のスキルに大きく依存するという問題があった。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の態様は、血液を保存する血液バッグセットに遠心分離処理を施す複数の遠心分離装置に、複数の前記血液バッグセットを割り当てる血液処理管理システムであって、複数の前記血液バッグセットの各々に施される前記遠心分離処理の遠心分離条件を決めるための複数の条件決定要素を取得する取得部と、取得された複数の前記条件決定要素に基づいて、同じ前記遠心分離条件に基づく前記遠心分離処理を施すことができる前記血液バッグセットごとに複数の前記血液バッグセットをグルーピングするグループ作成部と、グルーピング結果に基づいて、複数の前記血液バッグセットを複数の前記遠心分離装置に割り当てる割当部と、を備える、血液処理管理システムである。
【0007】
本発明の第2の態様は、血液を保存する血液バッグセットに遠心分離処理を施す複数の遠心分離装置に、複数の前記血液バッグセットをコンピュータが割り当てる血液処理管理方法であって、複数の前記血液バッグセットの各々に施される前記遠心分離処理の遠心分離条件を決めるための複数の条件決定要素を取得する取得ステップと、取得された複数の前記条件決定要素に基づいて、同じ前記遠心分離条件に基づく前記遠心分離処理を施すことができる前記血液バッグセットごとに複数の前記血液バッグセットをグルーピングするグループ作成ステップと、グルーピング結果に基づいて、複数の前記血液バッグセットを複数の前記遠心分離装置に割り当てる割当ステップと、を含む、血液処理管理方法である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、作業員のスキルに依存することなしに、複数の血液バッグセットを複数の遠心分離装置の各々に割り当てることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る血液処理管理システムの構成図である。
図2Aは、血液バッグセット(第1の血液バッグセット)の構成図である。図2Bは、第1の血液バッグセットとは別の血液バッグセット(第2の血液バッグセット)の構成図である。
図3は、実施形態に係る割当装置の構成図である。
図4は、遠心分離装置の斜視図である。
図5は、実施形態に係る血液処理管理方法の流れを例示するフローチャートである。
図6は、変形例1に係る割当装置の構成図である。
図7は、変形例1に係る血液処理管理方法の流れを例示するフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係る血液処理管理システム10の構成図である。
(【0011】以降は省略されています)
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