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公開番号2025071939
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-09
出願番号2023182375
出願日2023-10-24
発明の名称液体吐出装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/17 20060101AFI20250430BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】装置が傾いた状態に置かれると、液体を受容する受容部の斜面の傾斜が変化する為、装置の傾斜角度によっては液体が受容部から溢れ出てしまう虞がある。
【解決手段】液体吐出装置は、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部と対向する位置に配置されて媒体を支持する支持部であって、液体を下方に排出する第1排出孔を有する支持部と、前記支持部に対し下方に配置され、前記第1排出孔から排出される液体を受ける液体受け部と、前記液体吐出部、前記支持部、及び前記液体受け部を備える装置本体と、を有し、前記装置本体が第1姿勢から第1角度傾斜した際、前記液体受け部は、水平を維持する。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
媒体に液体を吐出する液体吐出部と、
前記液体吐出部と対向する位置に配置されて媒体を支持する支持部であって、液体を下方に排出する第1排出孔を有する支持部と、
前記支持部に対し下方に配置され、前記第1排出孔から排出される液体を受ける液体受け部と、
前記液体吐出部、前記支持部、及び前記液体受け部を備える装置本体と、
を有し、
前記装置本体が第1姿勢から第1角度傾斜した際、前記液体受け部は、水平を維持する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部は、
受けた液体を下方に排出する第2排出孔と、
前記装置本体が少なくとも前記第1姿勢にある際に水平方向に対して傾斜する面であって、前記第2排出孔へ液体を案内する案内面と、
を有する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項3】
請求項1に記載の液体吐出装置において、
前記支持部は、前記第1排出孔が形成された凹部を有し、
前記第1排出孔は、前記凹部において、媒体搬送方向と交差する方向である幅方向の両端部に設けられる、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項4】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部を揺動可能に支持する基体を備え、
前記液体受け部は、揺動することで水平姿勢を維持する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項5】
請求項4に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部の重心位置が、揺動中心を通る鉛直線上にある、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項6】
請求項5に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部の重心位置が、前記揺動中心より鉛直下方にある、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項7】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
前記液体受け部を吊り下げる軸を有し、
前記液体受け部は、前記軸を中心に揺動することで水平姿勢を維持する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
前記装置本体が前記第1角度の傾斜を超えて水平方向に対し90°傾斜した際、前記液体受け部の内側の側面が、水平方向に対して上向きに傾斜する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項9】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
前記装置本体の傾斜を検出する為の傾斜検出手段と、
ユーザーに対し情報を報知する報知手段と、
前記傾斜検出手段の情報を受信し、前記報知手段を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記装置本体の傾斜が閾値を超えた場合、前記報知手段により報知する、
ことを特徴とする液体吐出装置。
【請求項10】
請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の液体吐出装置において、
前記第1排出孔は、前記支持部において複数設けられ、
前記装置本体は、独立した前記液体受け部を複数有し、
複数の前記液体受け部は、異なる前記第1排出孔から液体を受ける、
ことを特徴とする液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、媒体に液体を吐出して記録する液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1記載の記録装置は、メディアに記録する記録部と、メディアを支持する支持面及びメディアの幅方向における端縁に対応する位置において支持面から凹む凹部を有する支持部とを有している。凹部に吐出された液体は、支持部に形成された落下孔から下方に落下する。落下孔の下方には、落下孔から落下する液体を受容する受容部が設けられている。受容部は、受け入れた液体を受容部の下部に設けられた回収部に流出させる流出口と、液体を流出口へ誘導する斜面とを有している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-154702号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1記載の記録装置は、装置が傾いた状態に置かれると、受容部の上記斜面の傾斜が変化する為、装置の傾斜角度によっては液体が受容部から溢れ出てしまう虞がある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する為の、本発明の液体吐出装置は、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部と対向する位置に配置されて媒体を支持する支持部であって、液体を下方に排出する第1排出孔を有する支持部と、前記支持部に対し下方に配置され、前記第1排出孔から排出される液体を受ける液体受け部と、前記液体吐出部、前記支持部、及び前記液体受け部を備える装置本体と、を有し、前記装置本体が第1姿勢から第1角度傾斜した際、前記液体受け部は、水平を維持することを特徴とする。
【図面の簡単な説明】
【0006】
プリンターの外観斜視図。
プリンターの要部を示す図。
支持部の平面図。
プリンターの傾斜の推移を示す図。
装置本体が第1姿勢の場合の支持部及び液体受け部の姿勢を示す図。
装置本体が第1姿勢から第1角度傾いた場合の支持部及び液体受け部の姿勢を示す図。
装置本体が第1姿勢から90°傾いた場合の支持部及び液体受け部の姿勢を示す図。
液体受け部の水平を維持する構造を示す図。
液体受け部の水平を維持する構造を示す図。
液体受け部の水平を維持する構造を示す図。
液体受け部の水平を維持する構造を示す図。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を概略的に説明する。
第1の態様に係る液体吐出装置は、媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記液体吐出部と対向する位置に配置されて媒体を支持する支持部であって、液体を下方に排出する第1排出孔を有する支持部と、前記支持部に対し下方に配置され、前記第1排出孔から排出される液体を受ける液体受け部と、前記液体吐出部、前記支持部、及び前記液体受け部を備える装置本体と、を有し、前記装置本体が第1姿勢から第1角度傾斜した際、前記液体受け部は、水平を維持することを特徴とする。
本態様によれば、前記装置本体が第1姿勢から第1角度傾斜した際、前記液体受け部は、水平を維持することから、前記液体受け部から液体が溢れ出ることを抑制できる。
【0008】
第2の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記液体受け部は、受けた液体を下方に排出する第2排出孔と、前記装置本体が少なくとも前記第1姿勢にある際に水平方向に対して傾斜する面であって、前記第2排出孔へ液体を案内する案内面と、を有することを特徴とする。
本態様によれば、前記液体受け部は、前記装置本体が少なくとも前記第1姿勢にある際に水平方向に対して傾斜する面であって、前記第2液体排出孔へ液体を案内する案内面を有することから、受けた液体を円滑に排出することができる。
【0009】
第3の態様は、第1の態様に従属する態様であって、前記支持部は、前記第1排出孔が形成された凹部を有し、前記第1排出孔は、前記凹部において、媒体搬送方向と交差する方向である幅方向の両端部に設けられることを特徴とする。
【0010】
本態様によれば、前記第1排出孔は、前記凹部において、媒体搬送方向と交差する方向である幅方向の両端部に設けられることから、前記幅方向において前記装置本体がいずれの方向に傾斜した場合でも、前記第1排出孔から液体を排出することができる。
尚、本態様は上記第1の態様に限らず、上記第2の態様に従属しても良い。
(【0011】以降は省略されています)

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