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公開番号
2025062564
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-04-14
出願番号
2024092191
出願日
2024-06-06
発明の名称
液体吐出装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250407BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】本発明では、液体吐出ヘッドによる吐出開始タイミングの誤差を抑制することを課題とする。
【解決手段】用紙Pを周面に担持して搬送する搬送ドラム21と、用紙Pに液体を吐出する液体吐出ユニット23と、用紙Pを検知する用紙検知部材56と、搬送ドラム21の軸に設けられたエンコーダホイール51と、エンコーダホイール51を読み取る第1エンコーダセンサ52と、搬送ドラム21の外周面に設けられるエンコーダスケール53と、エンコーダスケール53を読み取る第2エンコーダセンサであるヘッド側センサ54A~54Dおよびドラム表面センサ55と、を備えた液体吐出装置1であって、用紙検知部材56と、第1エンコーダセンサ52と、第2エンコーダセンサとの検知結果により、少なくとも一つの液体吐出ユニット23の吐出開始タイミングを決定することを特徴とする。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
記録媒体を周面に担持して搬送する回転部材と、
前記記録媒体に液体を吐出する液体吐出部と、
前記記録媒体を検知する記録媒体検知部材と、
前記回転部材の軸に設けられたエンコーダホイールと、
前記エンコーダホイールを読み取る第1エンコーダセンサと、
前記回転部材の外周面に設けられるエンコーダスケールと、
前記エンコーダスケールを読み取る一または複数の第2エンコーダセンサと、を備えた液体吐出装置であって、
前記記録媒体検知部材と、前記第1エンコーダセンサと、前記第2エンコーダセンサとの検知結果により、少なくとも一つの前記液体吐出部の吐出開始タイミングを決定することを特徴とする液体吐出装置。
続きを表示(約 1,000 文字)
【請求項2】
前記液体吐出部の一つを第1液体吐出部とすると、
所定のタイミングから前記第2エンコーダセンサの検知結果を用いて、前記第1液体吐出部よりも記録媒体搬送方向下流側の一または複数の前記液体吐出部の吐出開始タイミングを決定する請求項1記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記液体吐出部に対応する前記第2エンコーダセンサと、
前記液体吐出部に対応しない前記第2エンコーダセンサとを有し、
前記液体吐出部に対応しない前記第2エンコーダセンサの検知結果を用いて、前記第1液体吐出部よりも記録媒体搬送方向下流側の一または複数の前記液体吐出部の吐出開始タイミングを決定する請求項2記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記第1液体吐出部の吐出開始タイミングを、前記記録媒体検知部材と、前記第1エンコーダセンサと、前記液体吐出部に対応しない前記第2エンコーダセンサとの検知結果により決定する請求項3記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記第1液体吐出部に対応する前記第2エンコーダセンサを有し、
前記第1液体吐出部よりも記録媒体搬送方向下流側の一または複数の前記液体吐出部の吐出開始タイミングを、前記第1液体吐出部の吐出開始タイミングと、前記第1液体吐出部に対応する前記第2エンコーダセンサの検知結果とにより決定する請求項2記載の液体吐出装置。
【請求項6】
各液体吐出部にそれぞれ対応する前記第2エンコーダセンサを有し、
複数の前記液体吐出部の吐出開始タイミングを、当該液体吐出部よりも一つ記録媒体搬送方向の上流側に配置された前記液体吐出部の吐出開始タイミングと、一つ記録媒体搬送方向の上流側に配置された前記液体吐出部に対応する前記第2エンコーダセンサの検知結果とにより決定する請求項2記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記第1液体吐出部の吐出開始タイミングを、前記記録媒体検知部材および前記第1エンコーダセンサの検知結果により決定する請求項2、3、5、6のいずれか1項に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
複数の前記液体吐出部に対応する前記第2エンコーダセンサが設けられ、
各前記液体吐出部に対応する前記第2エンコーダセンサの検知結果と、各前記液体吐出部の吐出開始タイミングとにより、各前記液体吐出部の吐出開始後の吐出タイミングを決定する請求項2~6いずれか1項に記載の液体吐出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,900 文字)
【背景技術】
【0002】
液体吐出装置では、回転部材としての搬送ドラム表面に記録媒体を担持して搬送し、搬送ドラムに対向する各色の液体吐出ヘッドにより、液体を吐出して画像を形成するものが存在する。
【0003】
このような液体吐出装置では、エンコーダセンサなどにより、搬送される記録媒体の位置を検知し、記録媒体が通過するタイミングで、各液体吐出ヘッドによって記録媒体上に各色の液体を吐出する。
【0004】
例えば特許文献1(特許第7016481号公報)の液体吐出装置では、シート材位置センサがシート材先端を検知した後、搬送ドラムの軸に設けられたエンコーダホイールをエンコーダセンサにより読み取り、各液体吐出ヘッドによる液体の吐出開始のタイミングを決定する。そして、液体吐出ヘッドの吐出開始後の吐出タイミングは、液体吐出ユニットに設けられた別のエンコーダセンサが、搬送ドラムの周面に付設されたエンコーダスケールを読み取ることにより決定される。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の構成では、記録媒体を搬送する搬送ドラムの外周面に対して搬送ドラムの軸は径が小さいため、搬送ドラムの軸に設けられたエンコーダホイールの誤差が搬送ドラム上では拡大されてしまう。つまり、エンコーダホイールを読み取って算出される搬送ドラム上の記録媒体の位置と実際の記録媒体の位置との間の誤差が大きくなり、各色の液体吐出ヘッドからの吐出開始タイミングの誤差も大きくなってしまう。これにより、各色の液体吐出ヘッドによる吐出開始タイミングが狙いのタイミングから外れたり、色間の誤差が大きくなって画像の品質に影響を与えるという問題があった。
【0006】
本発明では、液体吐出ヘッドによる吐出開始タイミングの誤差を抑制することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記の課題を解決するため、本発明は、記録媒体を周面に担持して搬送する回転部材と、前記記録媒体に液体を吐出する液体吐出部と、前記記録媒体を検知する記録媒体検知部材と、前記回転部材の軸に設けられたエンコーダホイールと、前記エンコーダホイールを読み取る第1エンコーダセンサと、前記回転部材の外周面に設けられるエンコーダスケールと、前記エンコーダスケールを読み取る一または複数の第2エンコーダセンサと、を備えた液体吐出装置であって、前記記録媒体検知部材と、前記第1エンコーダセンサと、前記第2エンコーダセンサとの検知結果により、少なくとも一つの前記液体吐出部の吐出開始タイミングを決定することを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明は、液体吐出ヘッドによる吐出開始タイミングの誤差を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
印刷装置の概略構成図である。
吐出ユニットの平面図である。
本発明の第一実施形態に係る印刷装置の印刷部を示す正面図である。
図3の印刷部の平面図である。
第一実施形態の印刷部の吐出開始タイミングおよび吐出タイミングを説明する概念図である。
第一実施形態の印刷部の吐出動作のフロー図である。
第一実施形態の印刷装置の吐出に関する制御構成を示すブロック図である。
第二実施形態の印刷部の吐出開始タイミングおよび吐出タイミングを説明する概念図である。
第二実施形態の印刷部の吐出動作のフロー図である。
第三実施形態の印刷部の吐出開始タイミングおよび吐出タイミングを説明する概念図である。
第三実施形態の印刷部の吐出動作のフロー図である。
第三実施形態の印刷装置の吐出に関する制御構成を示すブロック図である。
第四実施形態の印刷部の吐出開始タイミングおよび吐出タイミングを説明する概念図である。
第四実施形態の印刷部の吐出動作のフロー図である。
第四実施形態の印刷装置の吐出に関する制御構成を示すブロック図である。
第一実施形態の印刷装置のハードウエア構成を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明に係る実施の形態について、図面を参照して説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には同一の符号を付しており、その重複説明は適宜に簡略化ないし省略する。
(【0011】以降は省略されています)
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