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公開番号
2025072714
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-12
出願番号
2023182966
出願日
2023-10-25
発明の名称
遊技機
出願人
株式会社高尾
代理人
主分類
A63F
7/02 20060101AFI20250501BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約
【課題】長期間有利遊技状態が継続する遊技状態において、遊技の興趣を向上させる。
【解決手段】当否判定により当選することで特別遊技状態に移行し、遊技状態として通常状態と通常状態よりも遊技者にとって有利な有利遊技状態があり、遊技状態を当否判定の結果に基づき、有利遊技状態に移行可能であり、有利遊技状態は所定期間継続し、有利遊技状態の所定期間中の特定の期間に当否判定により当選がされなかったことに基づいて、遊技者に特典の付与をする。
【選択図】図38
特許請求の範囲
【請求項1】
遊技状態として、通常状態と、前記通常状態より遊技者に有利な有利遊技状態とが設けられた遊技機であって、
所定の条件の成立に基づいて当りか否かの当否判定を行う当否判定手段と、
前記当否判定の結果に応じて、識別情報の変動表示を行う変動表示手段と、
前記当否判定に当選して前記変動表示にて特定表示結果が表示されると特別遊技状態へ移行する特別遊技実施手段と、
前記当否判定に基づき、所定期間継続する前記有利遊技状態へ移行可能とする有利遊技移行手段と、
を備え、
前記有利遊技状態が、前記特定表示結果が表示されることなく特定期間継続することに基づいて、前記特別遊技状態への移行とは異なる特典を付与すること、
を特徴とする遊技機。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、遊技機に関し、本発明を所謂「弾球式の遊技機」や「回胴式の遊技機」に適用できる。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、弾球遊技機(パチンコ機)は、始動口への入球に起因して大当りとなるか否かの当否判定が実施され、大当りと判定されると特別図柄が大当りを示す図柄で確定表示され、後に大当り遊技が実行される遊技性を備えた第一種遊技機が知られている。
【0003】
また、従来の他の弾球遊技機として、第一種遊技機の遊技性に加えて、当否判定において、小当りと判定されると小当りを示す特別図柄が確定表示された後に、小当り遊技が実行される。そして、小当り遊技で開放された大入賞口内に設けられた特定領域に遊技球が入球すると大当り遊技が実施される遊技性を備えた弾球遊技機(所謂、第一種二種混合機)がある(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
この種の混合機では、小当りの生起に有利な有利遊技状態が設けられており、通常遊技状態では第一種の遊技性により大当りを目指し、有利遊技状態においては第二種の遊技性により大当りを目指す遊技を行う。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2022-27134号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
ところで、遊技者にとって有利な有利遊技状態を備えた弾球遊技機では、大当り図柄の種類により、有利遊技状態の終了条件が異なるものがあり、有利遊技状態の終了条件が例えば時短10000回のように有利遊技状態中に必ず大当りとなる有利遊技状態がある。このような有利遊技状態である場合には遊技者は当ることが確定しているため、緊張感が無く、大当りになるまで変動を繰り返し待つこととなるため、この有利遊技状態で当たるか否かの期待感や緊張感は無く面白味に欠けるものとなっている。
また、有利遊技状態中に基本的には大当りとなる有利遊技状態である場合には、複数変動においてハズレとなり、当らない状態が続く可能性もあり、大当りとなるまでに時間がかかることも考えられ、大当りになるまでただ待つだけであるため遊技の演出への興味が低下する虞がある。
【0007】
そこで本発明は、前記事情に鑑み、長期間継続する有利遊技状態において、長期間の間、大当りとならなくとも遊技者の遊技意欲を低下させることなく、遊技の興趣を向上させることができる遊技機を提供することを課題としてなされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は 遊技状態として、通常状態と、前記通常状態より遊技者に有利な有利遊技状態とが設けられた遊技機であって、所定の条件の成立に基づいて当りか否かの当否判定を行う当否判定手段と、前記当否判定の結果に応じて、識別情報の変動表示を行う変動表示手段と、前記当否判定に当選して前記変動表示にて特定表示結果が表示されると特別遊技状態へ移行する特別遊技実施手段と、前記当否判定に基づき、所定期間継続する前記有利遊技状態へ移行可能とする有利遊技移行手段と、を備え、前記有利遊技状態が、前記特定表示結果が表示されることなく特定期間継続することに基づいて、前記特別遊技状態への移行とは異なる特典を付与することを特徴とする。
【0009】
有利遊技状態とは、普図の当否判定時の当選確率が高確率とされ(普図確変機能)、普図の当否判定に伴う普図の変動時間が短縮され(時短機能)、且つ、普図の当選により開放される普電役物の開放時間が延長される普電サポート状態であってもよいし、特図の当否判定時の当選確率が高確率となると共に、普電サポート状態となる特図確変状態であってもよい。
【0010】
特典とは、特別な画像や音楽、遊技機内で使用可能なポイント等であってもよく、これらは遊技中に稀にしか獲得できないものでも良いし、この特典が付与されるタイミングのみでした獲得できないものであってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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