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公開番号2025075480
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-15
出願番号2023186678
出願日2023-10-31
発明の名称遊技機
出願人株式会社高尾
代理人
主分類A63F 7/02 20060101AFI20250508BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】時短当りを備えた弾球遊技機における遊技の興趣を高め、今までに無い遊技性を実行する。
【解決手段】時短当りによる時短状態として第2始動口12へ入球が容易なc時短1の時短状態と第2始動口12への入球が困難なc時短2の時短状態を備えた弾球遊技機において、c時短2の時短状態では第2始動口12を開放する普通電動役物の開放パターンとして、容易なロング開放パターンを低確率で実行可能とし、c時短2の時短状態は規定回数として第2特別図柄の変動回数を第2保留記憶の上限個数である4個と同じ数値の4回が設定されるため、普通電動役物のロング開放パターンが実行されるとc時短2の時短状態を終了させ、通常遊技状態に移行させることで再度時短当りを発動させることが可能となる。
【選択図】図22
特許請求の範囲【請求項1】
普図始動条件の成立に基づいて普図当否判定用乱数を取得し、該普図当否判定用乱数により当否判定が実行される普図当否判定手段と、
該普図当否判定手段による当否判定の結果を表示するための普通図柄表示装置と、
該普通図柄表示装置に当否判定の結果が当たりであることを示す当り図柄が表示されると普図当り遊技を実行する普図当り遊技実行手段と、
常時成立が可能な第1始動条件の成立又は前記普図当り遊技の実行により成立が可能となる第2始動条件の成立に基づいて特図当否判定用乱数を取得し、該特図当否判定用乱数により当否判定を実行する特別当否判定手段と、
前記第1始動条件の成立又は前記第2始動条件の成立に基づいた当否判定の結果が特別当りであると遊技者に有利な特別当り遊技を実行する特別当り遊技実行手段と、
通常遊技状態である場合に第1始動条件の成立による当否判定の結果が時短当りであると時短状態に移行する時短状態移行手段と、備え、
該時短状態移行手段による時短状態として、前記第2始動条件の成立が容易な第1普図当り遊技を実行する第1時短状態と、前記第2始動条件の成立が容易な第2普図当り遊技又は前記第2始動条件の成立が困難な第3普図当り遊技のいずれかが実行される第2時短状態と、を備え、
該第2時短状態は前記第2普図当り遊技が実行されるよりも前記第3普図当り遊技が実行される可能性のほうが高く、
前記第1始動条件の成立に基づく当否判定の結果で前記時短当りと判定される確率が前記特別当りと判定される確率よりも高いものとし、
前記第2時短状態の終了条件は、前記第1始動条件の成立による当否判定の回数又は前記第1始動条件の成立と前記第2始動条件の成立による当否判定の回数が第1規定回数になること、及び第2始動条件の成立による当否判定の回数が第1規定回数よりも少ない第2規定回数になること、のいずれかが達成することであることを特徴とした弾球遊技機。
続きを表示(約 170 文字)【請求項2】
少なくとも前記第2始動条件の成立に取得した前記特図当否判定用乱数を所定個数記憶する保留記憶手段と、
前記特別当否判定手段は前記保留記憶手段に記憶した前記特図当否判定用乱数を当否判定可能とするものであり、
前記第2規定回数は前記所定個数の数値以下の回数であることを特徴とした請求項1に記載の弾球遊技機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、パチンコ機(以下、弾球遊技機ともいう)に関するものである。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
パチンコ機等の遊技機では、始動口の入球に基づいて抽選を実行し、大当りになると、大入賞口を繰り返し開閉動作させる大当り遊技作動が実行される。大当り遊技後には、始動口への入球が有利となる時短状態が設定されるものがあり、大当り後に有利な状態を介して連続した大当りを狙うことが可能となる。
近年では大当り遊技を介さずに始動口の入球で時短状態の作動の抽選を実行し、当選すると時短状態が作動する通称c時短と呼ばれるものもある。(例えば、特許文献1)
【0003】
このようにc時短により時短状態の作動を大当りを介さず実行することができるため、従来ではなかなか大当りとならないとマンネリ感がでてしまっていたが、マンネリ感を抑えると共に遊技性の飛躍が期待できる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-34342号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし上記特許文献1に記載の遊技機では、通常遊技状態中に時短状態が作動するというだけで、遊技性の向上としてはまだ改善の余地があった。
本発明は、かかる現状に鑑みてなされたものであり、時短状態の作動の抽選を行う遊技機において遊技の興趣を向上させ、従来にない演出を実行させ得る構成の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記課題を解決するためになされた本発明の弾球遊技機は、普図始動条件の成立に基づいて普図当否判定用乱数を取得し、該普図当否判定用乱数により当否判定が実行される普図当否判定手段と、該普図当否判定手段による当否判定の結果を表示するための普通図柄表示装置と、該普通図柄表示装置に当否判定の結果が当たりであることを示す当り図柄が表示されると普図当り遊技を実行する普図当り遊技実行手段と、常時成立が可能な第1始動条件の成立又は普図当り遊技の実行により成立が可能となる第2始動条件の成立に基づいて特図当否判定用乱数を取得し、該特図当否判定用乱数により当否判定を実行する特別当否判定手段と、第1始動条件の成立又は第2始動条件の成立に基づいた当否判定の結果が特別当りであると遊技者に有利な特別当り遊技を実行する特別当り遊技実行手段と、通常遊技状態である場合に第1始動条件の成立による当否判定の結果が時短当りであると時短状態に移行する時短状態移行手段と、備え、該時短状態移行手段による時短状態として、普図当り遊技実行手段により実行される普図当り遊技により第2始動条件の成立が容易な第1普図当り遊技を実行する第1時短状態と、第2始動条件の成立が容易な第2普図当り遊技又は第2始動条件の成立が困難な第3普図当り遊技のいずれかが実行される第2時短状態と、を備え、該第2時短状態は第2普図当り遊技が実行されるよりも第3普図当り遊技が実行される可能性のほうが高く、第1始動条件の成立に基づく当否判定の結果で時短当りと判定される確率が特別当りと判定される確率よりも高いものとし、前記第2時短状態の終了条件は、前記第1始動条件の成立による当否判定の回数又は前記第1始動条件の成立と前記第2始動条件の成立による当否判定の回数が第1規定回数になること、及び第2始動条件の成立による当否判定の回数が第1規定回数よりも少ない第2規定回数になること、のいずれかが達成することであることを特徴とする。
【0007】
本発明の弾球遊技機では通常遊技状態である場合に第1始動条件の成立による当否判定の結果が時短当りで移行する時短状態として、普図当り遊技として第2始動条件の成立が容易な第1普図当り遊技を実行する第1時短状態と普図当り遊技として第2始動条件の成立が容易な第2普図当り遊技又は普図当り遊技として第2始動条件の成立が困難な第3普図当り遊技のいずれかを実行する第2時短状態を備える。
第1始動条件の成立による当否判定では結果として時短当りとなる確率は特別当りとなる確率より高いため、時短当りが高確率で実行されることになり、さらには第1時短状態では第2始動条件の成立が容易な第1普図当り遊技が実行されるが、第2時短状態では第2始動条件の成立が容易な第2普図当り遊技と第2普図当り遊技より第2始動条件の成立が困難な第3普図当り遊技が実行されるため、通常遊技状態では時短当りにより第2始動条件の成立が容易な第1時短状態に移行させることが出来るかという遊技性を有すことになり、通常遊技状態になると有利な第1時短状態に移行することが出来るかもしれないという期待感を持つことが可能となる。
さらに第2時短状態に移行しても第2時短状態では終了条件となる規定回数として、第1始動条件の成立による当否判定の回数又は第1始動条件の成立及び第2始動条件の成立による当否判定の回数である第1規定回数だけではなく、第1規定回数よりも少ない第2始動条件の成立による当否判定の回数である第2規定回数を備える。そのため第2時短状態では第2普図当り遊技が実行されることで第2始動条件を成立させてc時短2の時短状態を終了させ、通常遊技状態に移行させることが可能となるため、再度時短当りの獲得に期待できる。このため、普図当り遊技により強制的にc時短2の時短状態を終了させることで再び時短当りを得ることができるという時短当りを備えた遊技機における遊技性を高めることが可能となる。
【0008】
さらに本発明の弾球遊技機において、少なくとも前記第2始動条件の成立に取得した前記特図当否判定用乱数を所定個数記憶する保留記憶手段と、前記特別当否判定手段は前記保留記憶手段に記憶した前記特図当否判定用乱数を当否判定可能とするものであり、前記第2規定回数は前記所定個数の数値以下の回数であることを特徴としてもよい。
【0009】
このようにすることで第2始動条件の成立が容易となる第2普図当り遊技が1回実行された際に保留記憶手段に所定個数記憶させることで第2時短状態を終了させることが可能になるため、第2普図当り遊技の発生が第2時短状態を終了させるための遊技であることが明確になり、遊技者に分かり易いため興趣の高い遊技性を発揮させることが可能となる。
【発明の効果】
【0010】
本発明の弾球遊技機によれば、時短状態へ移行するための抽選を行う弾球遊技機において遊技の興趣を向上させることが可能となり、従来にない遊技性を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)

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