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公開番号2025073130
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023183613
出願日2023-10-26
発明の名称梱包材
出願人株式会社コロナ
代理人
主分類B65D 85/68 20060101AFI20250502BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約【課題】厚手のダンボールで機器を保護するため、梱包時の組み立て易さと、梱包後の梱包状態の保持とを両立させる。
【解決手段】梱包材は、機器の上部側面の全周を覆う上梱包部材8を有し、上梱包部材8の上端には、前フラップ11と一方の側面フラップとが連結された第一連結フラップ100と、後フラップ12と他方の側面フラップとが連結された第二連結フラップ200とが一体に設けられ、上梱包部材8と各フラップの接続面には、各フラップを折り畳むための折曲線30を備え、隣合う第一連結フラップ100と第二連結フラップ200のうち、組み立て時に下側に折り畳まれるフラップの端部に斜めに切り欠いた切り欠き部31を形成し、切り欠き部31と折曲線30とで形成された第一角度は、切り欠き部31と隣合う連結フラップの端部と折曲線30とで形成された第二角度よりも小さくした。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
機器を梱包する梱包材であって、
前記梱包材は、前記機器の上部側面の全周を覆う上梱包部材を有し、
前記上梱包部材の上端には、前フラップと一方の側面フラップとが連結された第一連結フラップと、後フラップと他方の側面フラップとが連結された第二連結フラップとが一体に設けられ、
前記上梱包部材と各フラップの接続面には、前記各フラップを折り畳むための折曲線を備え、
隣合う前記第一連結フラップと前記第二連結フラップのうち、組み立て時に下側に折り畳まれるフラップの端部に斜めに切り欠いた切り欠き部を形成し、
前記切り欠き部と前記折曲線とで形成された第一角度は、前記切り欠き部と隣合う前記連結フラップの端部と前記折曲線とで形成された第二角度よりも小さいことを特徴とする梱包材。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記切り欠き部は、前記前フラップ及び前記後フラップの端部に設けられていると共に、前記前フラップ及び前記後フラップは組み立て時に前記側面フラップの下側になることを特徴とする請求項1記載の梱包材。
【請求項3】
前記前フラップと前記後フラップの前記折曲線を、前記側面フラップの前記折曲線より前記梱包材の厚さ分だけ下側にずらして形成したことを特徴とする請求項1または2記載の梱包材。
【請求項4】
前記折曲線に沿ってミシン目状の複数の切れ部を設け、
前記下側に折り畳まれるフラップの前記折曲線に設けた前記切れ部よりも前記上側に折り畳まれるフラップの前記折曲線に設けた前記切れ部の方が多いようにしたことを特徴とする請求項1または2記載の梱包材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、機器を梱包する梱包材に厚手の段ボールシートを使用したものに関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、この種の大型の機器の梱包材は、一体に全周を覆う上梱包部材と、機器の上部を覆う上梱包部材から連続したフラップとから構成されているものがあった。
【0003】
また、特許文献1のように、2枚の厚手のダンボールシートをステープルで貼り合わせた下梱包部材と、2枚のダンボールシートをステープルで貼り合わせた上梱包部材と、天面を覆う上梱包部材から連続したフラップとを備え、フラップで機器の上部を覆うことで梱包を行うものがあった(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2013-180801号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、特許文献1のように、梱包するときに一方の連結フラップと他方の連結フラップとを同時に折りたたむ場合、フラップ同士がぶつかってしまい組み立てが煩雑であるという課題があった。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は上記課題を解決するため、機器を梱包する梱包材であって、前記梱包材は、前記機器の上部側面の全周を覆う上梱包部材を有し、前記上梱包部材の上端には、前フラップと一方の側面フラップとが連結された第一連結フラップと、後フラップと他方の側面フラップとが連結された第二連結フラップとが一体に設けられ、前記上梱包部材と各フラップの接続面には、前記各フラップを折り畳むための折曲線を備え、隣合う前記第一連結フラップと前記第二連結フラップのうち、組み立て時に下側に折り畳まれるフラップの端部に斜めに切り欠いた切り欠き部を形成し、前記切り欠き部と前記折曲線とで形成された第一角度は、前記切り欠き部と隣合う前記連結フラップの端部と前記折曲線とで形成された第二角度よりも小さいようにした。
【0007】
また、正面側に内部配管と外部配管とを接続する配管接続部を有して前記配管接続部の下方に段差凹み部が設けられた角柱状の機器の隅部を保護する複数のアングル型補強部材と、前記アングル型補強部材が装着された前記機器の側面の全周を覆う梱包部材とからなる梱包材であって、前記梱包部材と前記段差凹み部とが隣り合う前記梱包部材の側面に対応する位置には、複数の切れ目及び前記切れ目の両端を結ぶ線分である折り線を設け、前記折り線に沿って、前記梱包部材の側面の一部を内側に折り込むことで、前記アングル型補強部材を下方から支える支え部材を形成可能にした。
【0008】
また、前記切り欠き部は、前記前フラップ及び前記後フラップの端部に設けられていると共に、前記前フラップ及び前記後フラップは組み立て時に前記側面フラップの下側になる。
【0009】
また、前記前フラップと前記後フラップの折曲線を、前記側面フラップの折曲線より前記梱包材の厚さ分だけ下側にずらして形成した。
【0010】
また、前記折曲線に沿ってミシン目状の複数の切れ部を設け、前記下側に折り畳まれるフラップの前記折曲線に設けた前記切れ部よりも前記上側に折り畳まれるフラップの前記折曲線に設けた前記切れ部の方が多いようにした。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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