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公開番号
2025073569
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-13
出願番号
2023184485
出願日
2023-10-27
発明の名称
注意喚起装置および注意喚起方法
出願人
株式会社デンソーテン
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
G08G
1/16 20060101AFI20250502BHJP(信号)
要約
【課題】車両の位置情報、速度情報、およびターンシグナルスイッチの動作情報を使用することなく、警告対象を検出してドライバに注意喚起できる注意喚起装置および注意喚起方法を提供する。
【解決手段】実施形態に係る注意喚起装置は、車室内を撮像するカメラにより取得された車室内画像から画像認識したドライバの顔または視線の向きと、ハンドルの操作姿勢とに基づいて自車の進行方向を判定する。注意喚起装置は、自車の周囲を撮像するカメラにより取得された車外画像に対して画像認識する領域を自車の進行方向に応じて設定する。注意喚起装置は、領域内で通知が必要な物体を画像認識した場合に、物体の存在をドライバに通知する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車室内を撮像するカメラにより取得された車室内画像から画像認識したドライバの顔または視線の向きと、ハンドルの操作姿勢とに基づいて自車の進行方向を判定し、
前記自車の周囲を撮像するカメラにより取得された車外画像に対して画像認識する領域を前記自車の進行方向に応じて設定し、
前記領域内で通知が必要な物体を画像認識した場合に、前記物体の存在をドライバに通知する
注意喚起装置。
続きを表示(約 730 文字)
【請求項2】
前記車外画像から前記物体の進行方向を予測し、
前記自車の進行方向と前記物体の進行方向とが交わると判断した場合に、前記物体の存在をドライバに通知する
請求項1に記載の注意喚起装置。
【請求項3】
前記車外画像から前記物体の周囲状況を推定し、前記周囲状況に基づいて前記物体の進行方向を予測する
請求項2に記載の注意喚起装置。
【請求項4】
前記自車の進行方向と前記物体の進行方向とに応じて前記領域を変更する
請求項2に記載の注意喚起装置。
【請求項5】
前記ハンドルの操作姿勢は、前記車室内画像から画像認識した前記ドライバの手の位置または腕の位置から推定する
請求項1に記載の注意喚起装置。
【請求項6】
前記車外画像から前記自車の車速を推定し、前記車速が所定の車速以下である場合に、前記物体の存在をドライバに通知する
請求項1に記載の注意喚起装置。
【請求項7】
前記自車の進行方向への進行に応じて前記領域を広げる
請求項1~6のいずれか一つに記載の注意喚起装置。
【請求項8】
車室内を撮像するカメラにより取得された車室内画像から画像認識したドライバの顔または視線の向きと、ハンドルの操作姿勢とに基づいて自車の進行方向を判定し、
前記自車の周囲を撮像するカメラにより取得された車外画像に対して画像認識する領域を前記自車の進行方向に応じて設定し、
前記領域内で通知が必要な物体を画像認識した場合に、前記物体の存在をドライバに通知する
注意喚起装置が行う注意喚起方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
開示の実施形態は、注意喚起装置および注意喚起方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
車両の現在位置と車両の走行状態とに応じて車両周囲の撮像範囲を変えるように車載カメラの向きを制御し、車両周囲の画像を画像処理することによって車両に接近する歩行者を検出して警報する歩行者警報装置がある。
【0003】
歩行者警報装置は、例えば、車両が交差点中央付近にあって、所定車速以下の状態であり、かつ右折側ターンシグナルスイッチの動作が検出された場合、車載カメラの撮像範囲を車両の右後側方の範囲とし、歩行者を検出して警報する(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2005-309797号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、従来の歩行者警報装置は、歩行者などの警報対象を検出するために、ナビゲーション装置から車両の位置情報を取得するとともに、車両から速度情報とターンシグナルスイッチの動作情報を受信する必要があった。
【0006】
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、車両の位置情報、速度情報、およびターンシグナルスイッチの動作情報を使用することなく、警告対象を検出してドライバに注意喚起できる注意喚起装置および注意喚起方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態の一態様に係る注意喚起装置は、車室内を撮像するカメラにより取得された車室内画像から画像認識したドライバの顔または視線の向きと、ハンドルの操作姿勢とに基づいて自車の進行方向を判定する。前記注意喚起装置は、前記自車の周囲を撮像するカメラにより取得された車外画像に対して画像認識する領域を前記自車の進行方向に応じて設定する。前記注意喚起装置は、前記領域内で通知が必要な物体を画像認識した場合に、前記物体の存在をドライバに通知する。
【発明の効果】
【0008】
実施形態の一態様に係る注意喚起装置および注意喚起方法は、ドライバの顔または視線の向きと、ハンドルの操作姿勢とに基づいて自車の進行方向を判定して画像認識する領域を設定するため、車両の位置情報、速度情報、およびターンシグナルスイッチの動作情報を使用することなく、警告対象を検出してドライバに注意喚起できるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態に係る注意喚起装置の構成例を示す説明図である。
図2Aは、実施形態に係る進行折方向の判定方法の説明図である。
図2Bは、実施形態に係る進行折方向の判定方法の説明図である。
図3Aは、実施形態に係る画像認識する領域の設定方法の説明図である。
図3Bは、実施形態に係る画像認識する領域の設定方法の説明図である。
図4は、実施形態に係るコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
図5は、実施形態に係るコントローラが実行する処理の一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付図面を参照して、注意喚起装置および注意喚起方法の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。実施形態に係る注意喚起装置は、車両用のドライブレコーダに搭載される。なお、実施形態に係る注意喚起装置は、単体で車両に搭載されてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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