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公開番号2025073583
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184502
出願日2023-10-27
発明の名称液体受容装置及び液体吐出装置
出願人セイコーエプソン株式会社
代理人個人,個人,個人
主分類B41J 2/165 20060101AFI20250502BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】受容部から液体が漏れるおそれを低減できる液体受容装置及び液体吐出装置を提供する。
【解決手段】液体受容装置32は、液体を吐出する吐出部から液体を受ける受容部36と、受容部と接合される接合部材42と、を備え、受容部は、液体を受ける受容壁37と、受容壁から延びる周壁38と、を有し、周壁は、吐出部から排出される液体が通過する受容口39を画定し、接合部材と接合される接合面を有し、接合部材は、周壁に沿うように延び、周壁から内側に延びる突出部分44を有する。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
液体を吐出する吐出部から液体を受ける受容部と、
前記受容部と接合される接合部材と、を備え、
前記受容部は、液体を受ける受容壁と、前記受容壁から延びる周壁と、を有し、
前記周壁は、
前記吐出部から排出される液体が通過する受容口を画定し、
前記接合部材と接合される接合面を有し、
前記接合部材は、
前記周壁に沿うように延び、
前記周壁から内側に延びる突出部分を有することを特徴とする液体受容装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記受容口は、水平及び鉛直に対して傾斜する傾斜方向に向けて開口することを特徴とする請求項1に記載の液体受容装置。
【請求項3】
前記受容部から液体を導出する導出部を備え、
前記導出部は、前記受容部の下部に位置することを特徴とする請求項2に記載の液体受容装置。
【請求項4】
前記接合部材において前記接合面と接触する部分は、前記接合面を構成する材質と同じ材質であることを特徴とする請求項1に記載の液体受容装置。
【請求項5】
前記接合面は、レーザー光に対して吸収性を有し、
前記接合部材は、レーザー光に対して透過性を有することを特徴とする請求項4に記載の液体受容装置。
【請求項6】
前記受容口において、前記接合部材と重ならない部分の面積は、前記接合部材と重なる部分の面積よりも大きいことを特徴とする請求項1から請求項5のうち何れか一項に記載の液体受容装置。
【請求項7】
ノズルが開口するノズル面を有し、前記ノズルから液体を吐出する吐出部と、
前記ノズル面を払拭する払拭部と、を備え、
前記払拭部は、
前記ノズル面に接触するブレードと、
前記ブレードを支持する受容部と、
前記受容部と接合される接合部材と、を有し、
前記受容部は、液体を受ける受容壁と、前記受容壁から延びる周壁と、を有し、
前記周壁は、
前記吐出部から排出される液体が通過する受容口を画定し、
前記接合部材と接合される接合面を有し、
前記ブレードは、前記受容口から突出するように延び、
前記接合部材は、
前記周壁に沿うように延び、
前記周壁から内側に延びる突出部分を有することを特徴とする液体吐出装置。
【請求項8】
前記受容口は、水平及び鉛直に対して傾斜する傾斜方向に向けて開口し、
前記ノズル面は、前記受容口と対向することを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
前記ノズルは、複数のノズルのうちの1つであり、
前記ノズル面には、複数の前記ノズルが並ぶことによって構成されるノズル列が複数構成され、
前記傾斜方向から見た場合に、前記払拭部が払拭を開始する位置において、前記払拭部は、前記ノズル面と重なるように位置し、
前記傾斜方向から見た場合に、前記払拭部が払拭を開始する位置において、前記接合部材は、前記ノズル列同士の間を延びる延伸部分を有することを特徴とする請求項8に記載の液体吐出装置。
【請求項10】
前記接合部材において前記接合面と接触する部分は、前記接合面を構成する材質と同じ材質であることを特徴とする請求項7に記載の液体吐出装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、液体受容装置及び液体吐出装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、液体を吐出する吐出部と、吐出部から液体を受ける受容部とを有する液体吐出装置が記載されている。受容部は、液体を受ける受容壁と、受容壁から延びる周壁とを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-138289号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
こうした液体吐出装置においては、周壁に形成される隅部分の毛細管力によって液体が周壁を這い上がることがある。この場合、受容部から液体が漏れるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記課題を解決する液体受容装置は、液体を吐出する吐出部から液体を受ける受容部と、前記受容部と接合される接合部材と、を備え、前記受容部は、液体を受ける受容壁と、前記受容壁から延びる周壁と、を有し、前記周壁は、前記吐出部から排出される液体が通過する受容口を画定し、前記接合部材と接合される接合面を有し、前記接合部材は、前記周壁に沿うように延び、前記周壁から内側に延びる突出部分を有する。
【0006】
上記課題を解決する液体吐出装置は、ノズルが開口するノズル面を有し、前記ノズルから液体を吐出する吐出部と、前記ノズル面を払拭する払拭部と、を備え、前記払拭部は、前記ノズル面に接触するブレードと、前記ブレードを支持する受容部と、前記受容部と接合される接合部材と、を有し、前記受容部は、液体を受ける受容壁と、前記受容壁から延びる周壁と、を有し、前記周壁は、前記吐出部から排出される液体が通過する受容口を画定し、前記接合部材と接合される接合面を有し、前記ブレードは、前記受容口から突出するように延び、前記接合部材は、前記周壁に沿うように延び、前記周壁から内側に延びる突出部分を有する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、液体吐出装置の一実施例を示す側面図である。
図2は、払拭部が待機位置に位置する場合の下面図である。
図3は、払拭部が開始位置に位置する場合の下面図である。
図4は、液体受容装置の一実施例を示す上面図である。
図5は、受容部の上面図である。
図6は、液体受容装置の断面図である。
図7は、図3の拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、液体吐出装置の一実施例について図を参照しながら説明する。液体吐出装置は、例えば、用紙、布帛などの媒体に液体の一例であるインクを吐出することによって、文字、写真などの画像を印刷するインクジェット式のプリンターである。
【0009】
<液体吐出装置>
図1に示すように、液体吐出装置11は、筐体12を備える。
液体吐出装置11は、収容部13を備える。収容部13は、媒体99を収容するように構成される。収容部13は、例えば、筐体12から引き出し可能なカセットである。収容部13は、積層された複数の媒体99を収容する。
【0010】
液体吐出装置11は、搬送経路14を備える。搬送経路14は、媒体99が搬送される経路である。搬送経路14は、筐体12内を延びる。搬送経路14は、例えば、収容部13から筐体12外に媒体99を排出するように延びる。媒体99は、搬送経路14を搬送される過程で画像を印刷される。媒体99は、搬送経路14を搬送されることによって、筐体12外に排出される。
(【0011】以降は省略されています)

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