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公開番号2025073603
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184528
出願日2023-10-27
発明の名称画像処理装置、画像処理方法、およびプログラム
出願人フューチャー株式会社,国立大学法人北海道大学
代理人個人,個人,個人
主分類A61B 6/03 20060101AFI20250502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】骨折の状態を適切に把握できるようにする。
【解決手段】画像処理装置10は、骨折疑い部位を撮影した医用画像から骨折部を抽出する抽出部12と、骨折部の位置情報から骨折線を回帰的に求める検出部13を備える。抽出部12は、医用画像の画素を分類して骨折部を推定する深層学習モデルを用いて骨折部を抽出する。医用画像と骨折線を教師データとして、求められる骨折線と教師データの骨折線との誤差が最小化するように深層学習モデルを学習する。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
骨折疑い部位を撮影した医用画像から骨折部を抽出する抽出部と、
前記骨折部の位置情報から骨折線を回帰的に求める検出部を備える
画像処理装置。
続きを表示(約 600 文字)【請求項2】
請求項1に記載の画像処理装置であって、
前記抽出部は、医用画像の各領域を分類して骨折部を推定する深層学習モデルを用いて骨折部を抽出し、
前記深層学習モデルは、医用画像と骨折線を教師データとして、求められる骨折線と教師データの骨折線との誤差が最小化するように学習した
画像処理装置。
【請求項3】
請求項2に記載の画像処理装置であって、
前記抽出部は、前記医用画像から線の端点を示す特徴点を検出し、前記医用画像のセグメンテーションに前記特徴点の検出結果を用いて前記骨折部を抽出する
画像処理装置。
【請求項4】
請求項1ないし3のいずれかに記載の画像処理装置であって、
複数の骨折線から骨折断面を生成し、前記骨折断面を複数の医用画像から生成した3次元モデルに重畳する可視化部を備える
画像処理装置。
【請求項5】
コンピュータが、
骨折疑い部位を撮影した医用画像から骨折部を抽出し、
骨折部の位置情報から骨折線を回帰的に求める
画像処理方法。
【請求項6】
コンピュータに、
骨折疑い部位を撮影した医用画像から骨折部を抽出する処理と、
骨折部の位置情報から骨折線を回帰的に求める処理を実行させる
プログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
非特許文献1の医療機器は、肋骨全体が含まれている胸部コンピュータ断層撮影(CT)画像から肋骨骨折が疑われる箇所をマーキングする。マーキングされた箇所を医師が確認することで、見落としを防止できる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0003】
「肋骨骨折検出サービス」、富士フイルム株式会社、[2023年10月3日検索]、インターネット〈 URL:https://www.fujifilm.com/jp/ja/healthcare/healthcare-it/medical-cloud/rib-fracture-detection〉
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
骨折の有無だけでなく、骨折線や骨折断面を特定することで適切な治療方針の策定をサポートできると考えられる。例えば、大腿骨頸部骨折の場合、骨折線の角度が重要である。骨折線が急峻で骨折部の安定性が低い場合は、プレート併用の骨接合術が望ましい。
【0005】
非特許文献1の医療機器は骨折の有無を検出できるが、骨折線の検出および骨折断面の可視化を行うことはできない。
【0006】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであり、骨折の状態を適切に把握できるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示の一態様の画像処理装置は、骨折疑い部位を撮影した医用画像から骨折部を抽出する抽出部と、前記骨折部の位置情報から骨折線を回帰的に求める検出部を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、骨折の状態を適切に把握できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、画像処理装置の構成の一例を示す図である。
図2は、画像処理装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図3は、抽出部の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図4は、推定した骨折部と教師データを重畳表示した医用画像の一例である。
図5は、推定した骨折部と教師データを重畳表示した医用画像の一例である。
図6は、骨の3次元モデルの一例を示す図である。
図7は、医療診断システムの構成の一例を示す図である。
図8は、診断装置の処理の流れの一例を示すフローチャートである。
図9は、医用画像に骨折線を重畳表示した一例を示す図である。
図10は、医用画像に骨折線と骨軸を重畳表示した一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[画像処理装置の構成]
以下、本開示の実施の形態について図面を用いて説明する。なお、ここでは大腿骨骨折を例に説明するが、他の箇所の骨折についても適用できる。
(【0011】以降は省略されています)

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