TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025073661
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184625
出願日2023-10-27
発明の名称光線照射装置
出願人トヨタ紡織株式会社
代理人弁理士法人暁合同特許事務所
主分類A61L 9/18 20060101AFI20250502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】排気路に沿った方向において照射範囲を広げることが可能な光線照射装置を提供する。
【解決手段】乗物室内の取付面2と対向して配される第1面40Uおよび第1面40Uと反対側の第2面40Lを有し、第2面40Lに照射素子45が実装された基板40と、基板40に対して取付面2に沿う方向に横並びとなる状態で配置された冷却ファン50と、吸気口および排気口15を有して基板40および冷却ファン50を収容するハウジング11と、を備え、第1面40Uは、冷却ファン50の送風口52から排気口15までの空気流路17の一部を構成しており、基板40は、空気流路17と交差する方向かつ当該基板40の板面に沿う方向に延びるとともに照射素子45と重畳する位置に設けられた軸46を中心に回動可能とされている光線照射装置10。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
乗物室内の取付面に取り付けられる光線照射装置であって、
前記取付面と対向して配される第1面および前記第1面と反対側の第2面を有し、前記第2面に照射素子が実装された基板と、
前記基板に対して前記取付面に沿う方向に横並びとなる状態で配置された冷却ファンと、
吸気口および排気口を有して前記基板および前記冷却ファンを収容するハウジングと、を備え、
前記基板の前記第1面は、前記冷却ファンの送風口から前記排気口までの空気流路の一部を構成しており、
前記基板は、前記空気流路と交差する方向かつ当該基板の板面に沿う方向に延びるとともに前記照射素子と重畳する位置に設けられた軸を中心に回動可能とされている光線照射装置。
続きを表示(約 810 文字)【請求項2】
前記ハウジングは、前記基板の前記第1面と対向する第1対向面を有しており、
前記第1対向面は、前記冷却ファンの前記送風口から前記ハウジングの前記排気口側に向けて前記基板に近づく方向に傾斜する傾斜部を備えており、
前記基板は、前記冷却ファンの前記送風口から吹き出されて前記傾斜部によって前記基板に吹き付けられた空気の力によって回動可能とされている請求項1に記載の光線照射装置。
【請求項3】
前記基板のうち前記軸を挟んだ一端側が他端側より重い構成とされ、前記冷却ファンの前記送風口から吹き出される空気は前記他端側寄りに吹き付けられるようになっている請求項2に記載の光線照射装置。
【請求項4】
前記基板のうち前記軸を挟んで前記冷却ファン側に配置される前記一端側に、当該基板の前記第1面側に立ち上がるリブが設けられることにより、前記一端側が前記他端側より重い構成とされている請求項3に記載の光線照射装置。
【請求項5】
前記ハウジングは前記基板の前記第2面と対向する第2対向面を有しており、
前記基板は前記第2対向面によって回動範囲が規制されている請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の光線照射装置。
【請求項6】
前記軸は前記ハウジングに備えられた支持壁により支持されており、前記基板は前記支持壁により前記軸の延び方向における位置決めがなされている請求項1または請求項2に記載の光線照射装置。
【請求項7】
前記基板に第1および第2の前記照射素子が実装されており、
前記基板のうち前記第1の照射素子を実装する第1部分と、前記第2の照射素子を実装する第2部分とは、前記空気流路と交差する方向に並ぶとともに互いに交差する方向に延在している請求項1または請求項2に記載の光線照射装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書に開示される技術は、光線照射装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、光を照射する機能を有する車載用の光線照射装置として、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このものは、照射素子が搭載された基板と、冷却ファンと、吸気口および排気口を有して上述した基板および冷却ファンを収容するハウジングと、を備えている。基板および冷却ファンは、車室内の取付面に沿う横並びの状態でハウジング内に収容されており、基板の裏面(照射素子が配される面の反対面)が、冷却ファンから排気口までの排気路の一部を構成している。このような構成により薄型化が可能であり、かつ、基板を効率的に冷却することが可能とされている。
【0003】
またこの光線照射装置は複数の基板を備えており、これらの基板が排気路と交差する方向に並べられるとともに、互いの板面が交差するように配置されている。このような構成により、各基板に搭載された照射素子が異なる方向に向けて照射されることとなり、照射範囲を広げることが可能とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2022-119199号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述した光線照射装置では、上述したように、排気路と交差する方向において照射範囲を広げることができるが、排気路に沿った方向においても照射範囲を広げたいという要望もある。
【0006】
本明細書に開示される技術は上記事情に鑑みて完成されたものであって、空気流路(排気路)に沿った方向において照射範囲を広げることが可能な光線照射装置を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために完成された本明細書に開示される技術は、乗物室内の取付面に取り付けられる光線照射装置であって、前記取付面と対向して配される第1面および前記第1面と反対側の第2面を有し、前記第2面に照射素子が実装された基板と、前記基板に対して前記取付面に沿う方向に横並びとなる状態で配置された冷却ファンと、吸気口および排気口を有して前記基板および前記冷却ファンを収容するハウジングと、を備え、前記基板の前記第1面は、前記冷却ファンの送風口から前記排気口までの空気流路の一部を構成しており、前記基板は、前記空気流路と交差する方向かつ当該基板の板面に沿う方向に延びるとともに前記照射素子と重畳する位置に設けられた軸を中心に回動可能とされている。
【0008】
上記構成によれば、基板を回動させることにより、基板の第2面が指向する向きが変化することから、基板の第2面に実装された照射素子から発せられる光の照射範囲を空気流路に沿った方向において広げることができる。
【0009】
前記ハウジングは、前記基板の前記第1面と対向する第1対向面を有しており、前記第1対向面は、前記冷却ファンの前記送風口から前記ハウジングの前記排気口側に向けて前記基板に近づく方向に傾斜する傾斜部を備えており、前記基板は、前記冷却ファンの前記送風口から吹き出されて前記傾斜部によって前記基板に吹き付けられた空気の力によって回動可能とされていてもよい。
【0010】
上記構成によれば、冷却ファンから吹き出される空気の力を利用して、基板を回動させることができる。すなわち、基板を直接回動させるための駆動装置が不要となり、光線照射装置を簡素化することができる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
2か月前
個人
鼾防止用具
2か月前
個人
歯茎みが品
3か月前
個人
歯の掃除具
6か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
脈波測定方法
2か月前
個人
洗井間専家。
1か月前
個人
白内障治療法
2か月前
個人
導電香
3か月前
個人
マッサージ機
3か月前
個人
塗り薬塗り具
5か月前
個人
片足歩行支援具
3か月前
個人
ホバーアイロン
1か月前
個人
発熱器具
6か月前
個人
クリップ
3か月前
個人
健康器具
5か月前
個人
収納容器
4か月前
個人
染毛方法
5か月前
個人
眼科診療車
4か月前
三生医薬株式会社
錠剤
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
2か月前
個人
シャンプー
20日前
個人
口内洗浄具
2か月前
株式会社コーセー
化粧料
3か月前
個人
服薬支援装置
1か月前
個人
除菌システム
3か月前
株式会社結心
手袋
2か月前
東レ株式会社
吸収制御剤
5か月前
株式会社コーセー
美爪料
3か月前
個人
避難困難者救出台車
4か月前
株式会社 MTG
浴用剤
3か月前
株式会社ニデック
眼科装置
3か月前
個人
尿バッグカバー
3か月前
株式会社ファンケル
化粧料
5か月前
個人
歯列矯正用器具
2か月前
個人
立位姿勢支持具
5か月前
続きを見る