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公開番号2025073680
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-13
出願番号2023184665
出願日2023-10-27
発明の名称浄化装置、情報処理方法及びプログラム
出願人旭化成メディカル株式会社
代理人個人,個人,個人,個人
主分類A61M 1/14 20060101AFI20250502BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】バーなどによる表示の利便性を生かしたまま、圧力値等の各種パラメータの変化履歴を把握することが可能な浄化装置、浄化装置の制御方法及びプログラムを提供することをその目的とする。
【解決手段】人体から取り出した体液を浄化器で浄化して前記人体に戻すための流路を備える浄化装置であって、表示部に、所定の圧力範囲を示すバーを表示させるとともに、前記流路の任意の位置の現在の圧力値を示す第1マークと過去の圧力値を示す第2マークとを前記バーにおける圧力値が対応する位置に表示させる表示制御部を有する、浄化装置。
【選択図】図1A
特許請求の範囲【請求項1】
人体から取り出した体液を浄化器で浄化して前記人体に戻すための流路を備える浄化装置であって、
表示部に、所定の圧力範囲を示すバーを表示させるとともに、前記流路の任意の位置の現在の圧力値を示す第1マークと過去の圧力値を示す第2マークとを前記バーにおける圧力値が対応する位置に表示させる表示制御部を有する、
浄化装置。
続きを表示(約 800 文字)【請求項2】
前記表示制御部は、異なる過去の時点における複数の前記第2マークを前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の浄化装置。
【請求項3】
前記表示制御部は、前記第1マークと前記第2マークとを異なる形態で前記表示部に表示させる、
請求項1記載の浄化装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、前記第1マークと前記第2マークを、時間の経過に応じて異ならせて表示制御する、
請求項1に記載の浄化装置。
【請求項5】
前記表示制御部は、複数の前記第2マークを、時間の経過に応じて異ならせて表示制御する、
請求項1に記載の浄化装置。
【請求項6】
前記表示制御部は、前記第1マークを前記第2マークよりも前面に表示制御する、
請求項1に記載の浄化装置。
【請求項7】
前記表示制御部は、治療時間に応じた時間間隔により、前記第1マークと前記第2マークの表示を更新する、
請求項1に記載の浄化装置。
【請求項8】
前記表示制御部は、治療時間が長いほど、前記第1マークと前記第2マークの表示の更新の前記時間間隔を長くなるように表示制御する、
請求項7に記載の浄化装置。
【請求項9】
前記表示制御部は、前記第1マークの示す圧力値に応じた時間間隔により、前記第1マークと前記第2マークの表示を更新する、
請求項1に記載の浄化装置。
【請求項10】
前記表示制御部は、前記第1マークの示す圧力値が正常範囲である場合における前記時間間隔より、前記第1マークの示す圧力値が異常範囲にある場合における前記時間間隔が短くなるように表示制御する、
請求項9に記載の浄化装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、浄化装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、患者の体内から血液を取り出しこの血液から病因物質や特定の白血球等を除去して体内に戻す血液浄化治療が実施されている。このような血液浄化治療においては、体内から取り出した血液を体外で循環させて体内に戻すための血液回路と、血液回路上に設けられ、血液を送液する血液ポンプと、血液回路の所定の圧力を測定する圧力測定手段等を有する血液浄化装置が使用されている。
【0003】
血液浄化治療が安全に施行されるために、血液回路の圧力が常時モニタリングされている。モニタリングされた測定圧力が、予め設定されている圧力警報値の上限値と下限値の間の範囲(正常範囲)であれば、正常状態と判断される。当該正常範囲を超えると異常状態と判断され、警報を発生し、原因が取り除かれるまで治療は中断される。
【0004】
ところで、血液回路の圧力は患者の個体差、血液浄化装置の運転条件、周囲環境などによって変化するため、圧力警報値も状況に応じて使用者が自由に設定できることが望ましい。また、モニタリングされた測定圧力と圧力警報値との関係はグラフなどによって視覚化され、装置のディスプレイに表示されることが望ましい。
【0005】
従来のディスプレイには、圧力警報値を設定できる設定手段や、測定圧力値と圧力警報値との関係を表示するバーなどが表示される。例えば、特許文献1には、バーとして、圧力値の目盛方向に一定の長さを有し、バーの一端の上限値は、ディスプレイに設定可能な最大値(例えば400mmHg)に予め固定され、バーの他端の下限値は、ディスプレイに設定可能な最小値(例えば-400mmHg)に予め固定されるものが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特開2012-147989号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところで、医療現場では、各種パラメータが異常値であるか否かだけでなく、圧力値等の各種パラメータが安定しているのか又は異常値に向かって変化しているのという挙動や、仮に異常値に向かって変化しているとして、その変化が急峻であるのか否かという挙動を把握できることが好ましい。これにより、各種パラメータが異常値に至る前に、対応を取ることが可能となる。
【0008】
上記バー表示では、リアルタイムで測定された圧力値やその他のパラメータが表示され、一目で現在の値や異常値にあるか正常値にあるかが把握しやすいものの、圧力値等の各種パラメータの変化履歴などを把握することはできない。
【0009】
また、バー表示の画面を圧力値等の各種パラメータの変化履歴をグラフで表示する画面へ切り替えることも考えらえるが、多忙な医療現場においては画面を切り替えずに、正常・異常などの視認性の高いバー表示の状態において、圧力値等の各種パラメータの変化履歴なども併せて把握できることが望ましい。
【0010】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、バーなどによる表示の利便性を生かしたまま、圧力値等の各種パラメータの変化履歴を把握することが可能な浄化装置、浄化装置の制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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