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公開番号2025074626
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-14
出願番号2023185573
出願日2023-10-30
発明の名称ペダル装置
出願人株式会社東海理化電機製作所
代理人弁理士法人平田国際特許事務所
主分類G05G 5/05 20060101AFI20250507BHJP(制御;調整)
要約【課題】製造コストを抑制することができるペダル装置を提供する。
【解決手段】ペダル装置1は、踏力により初期位置P1から回転するペダル操作部3と、ペダル操作部3を回転可能に支持する支持部2と、ペダル操作部3及び支持部2の一方に配置され、ペダル操作部3の初期位置P1と少なくとも1つの節度位置P2とに応じた節度面406を有する節度部40、ペダル操作部3及び支持部2の他方に配置され、節度面406に案内されて移動する節度部材41、及び節度面406に沿った節度部材41の初期位置P1からの移動によって弾性力を蓄積し、踏力が解放されるとペダル操作部3を初期位置P1に戻すように蓄積した弾性力を節度部材41に付加する弾性部材42を有する少なくとも1つの節度機構部4と、を備えて概略構成されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
踏力により初期位置から回転するペダル操作部と、
前記ペダル操作部を回転可能に支持する支持部と、
前記ペダル操作部及び前記支持部の一方に配置され、前記ペダル操作部の前記初期位置と少なくとも1つの節度位置とに応じた節度面を有する節度部、前記ペダル操作部及び前記支持部の他方に配置され、前記節度面に案内されて移動する節度部材、及び前記節度面に沿った前記節度部材の前記初期位置からの移動によって弾性力を蓄積し、前記踏力が解放されると前記ペダル操作部を前記初期位置に戻すように蓄積した前記弾性力を前記節度部材に付加する弾性部材を有する少なくとも1つの節度機構部と、
を備えたペダル装置。
続きを表示(約 730 文字)【請求項2】
前記ペダル操作部は、前記弾性部材及び前記節度部材を収容する少なくとも1つの収容部を有し、
前記支持部は、前記ペダル操作部が挿入される挿入開口、及び前記挿入開口に挿入された前記ペダル操作部の前記収容部が挿入され、前記節度部材が露出する少なくとも1つの節度開口を有する、
請求項1に記載のペダル装置。
【請求項3】
前記収容部は、前記ペダル操作部の回転に伴って前記節度開口の内壁に接触することによって前記ペダル操作部の最大の操作位置を規定する、
請求項2に記載のペダル装置。
【請求項4】
前記ペダル操作部は、前記踏力が付加されるペダルを有し、
少なくとも1つの前記節度機構部は、前記ペダル操作部の回転軸を挟んで前記ペダルの反対側の前記ペダル操作部及び前記支持部に配置される、
請求項1に記載のペダル装置。
【請求項5】
前記ペダル操作部は、前記踏力が付加されるペダルを有し、
少なくとも1つの前記節度機構部は、前記ペダルと前記ペダル操作部の回転軸との間の前記ペダル操作部及び前記支持部に配置される、
請求項1に記載のペダル装置。
【請求項6】
前記節度位置は、前記初期位置から前記節度位置までの第1の領域、及び前記節度位置から最大の操作位置までの第2の領域を規定し、
前記第1の領域は、前記ペダル操作部になされた操作により、操作される操作対象の第1の状態が得られる領域であり、
前記第2の領域は、前記操作対象の第2の状態が得られる領域である、
請求項1乃至5のいずれか1項に記載のペダル装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ペダル装置に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)【背景技術】
【0002】
従来の技術として、アクセルペダルと、アクセルペダルに連動して回動する変位部材と、変位部材に当接する金属製のボールと、ボールを変位部材に押圧するコイルバネと、アクセルペダルを初期位置に復帰させるリターンバネと、アクセルペダルに減速機を介して反力を付与するモータと、アクセルペダルの回動角度を直接的に検出するペダル位置センサと、ペダル位置センサにより検出された回動角度に応じた反力を発生させるようにモータを制御する制御回路と、を備えたペダル反力制御装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
この変位部材は、凹部が設けられている。この凹部は、ボールが嵌合できるような段差形状に形成されており、ボールが変位しながら通過する際に変位部材の回動速度を変化させてクリック感を発生させる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2006-176001号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来のペダル反力制御装置は、節度を発生させるためのコイルバネ、アクセルペダルを初期位置に復帰させるリターンバネ、アクセルペダルに反力を付加するモータなどの部品が多く、製造コストが増加する問題がある。
【0006】
従って本発明の目的は、製造コストを抑制することができるペダル装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の一態様は、踏力により初期位置から回転するペダル操作部と、ペダル操作部を回転可能に支持する支持部と、ペダル操作部及び支持部の一方に配置され、ペダル操作部の初期位置と少なくとも1つの節度位置とに応じた節度面を有する節度部、ペダル操作部及び支持部の他方に配置され、節度面に案内されて移動する節度部材、及び節度面に沿った節度部材の初期位置からの移動によって弾性力を蓄積し、踏力が解放されるとペダル操作部を初期位置に戻すように蓄積した弾性力を節度部材に付加する弾性部材を有する少なくとも1つの節度機構部と、を備えたペダル装置を提供する。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、製造コストを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、第1の実施の形態に係るペダル装置の一例を示す爆発図である。
図2(a)は、車両の一例を示す図であり、図2(b)は、ペダル装置と車両制御装置の接続の一例を示す図である。
図3(a)は、ペダル装置の操作位置の一例を説明するための図であり、図3(b)は、センサユニットの一例を示す図である。
図4(a)は、ペダル装置の一例を示す正面図であり、図4(b)は、支持部の背面の一例を示す図であり、図4(c)は、ペダル装置を下側から見た一例を示す図である。
図5(a)は、ペダル操作部の収容部の一例を示す図であり、図5(b)は、節度部と収容部の位置関係の一例を説明するための図である。
図6(a)は、踏力とストロークの関係の一例を示すグラフであり、図6(b)は、ストロークと節度面の関係の一例を示す図である。
図7(a)~図7(c)は、ペダル操作部の操作位置に応じた節度部材と節度面の位置の一例について説明するための図である。
図8(a)~図8(c)は、操作位置に応じた節度部材と節度面の位置の一例について説明するための断面図である。
図9は、第2の実施の形態に係るペダル装置の一例を示す爆発図である。
図10(a)は、ペダル装置の一例を示す正面図であり、図10(b)は、操作位置の一例を説明するための図である。
図11(a)は、収容部の一例を説明するための図であり、図11(b)は、弾性部材及び節度部材を収容部に収容した状態の一例を示す図である。
図12(a)は、節度部材の一例を示す側面図であり、図12(b)は、裏面側の一例を示す斜視図である。
図13(a)~図13(c)は、操作位置に応じた節度部材と節度面の位置の一例について説明するための図である。
図14(a)~図14(c)は、操作位置に応じた節度部材と節度面の位置の一例について説明するための断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施の形態の要約)
実施の形態に係るペダル装置は、踏力により初期位置から回転するペダル操作部と、ペダル操作部を回転可能に支持する支持部と、ペダル操作部及び支持部の一方に配置され、ペダル操作部の初期位置と少なくとも1つの節度位置とに応じた節度面を有する節度部、ペダル操作部及び支持部の他方に配置され、節度面に案内されて移動する節度部材、及び節度面に沿った節度部材の初期位置からの移動によって弾性力を蓄積し、踏力が解放されるとペダル操作部を初期位置に戻すように蓄積した弾性力を節度部材に付加する弾性部材を有する少なくとも1つの節度機構部と、を備えて概略構成されている。
(【0011】以降は省略されています)

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