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公開番号
2025079487
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-05-22
出願番号
2023192188
出願日
2023-11-10
発明の名称
測定方法、プログラム、および測定システム
出願人
株式会社島津製作所
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
A61B
5/11 20060101AFI20250515BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】被測定者を撮影したデータに基づいた生体情報の測定において、生体情報の測定精度を向上させる技術を提供すること。
【解決手段】本開示に係る生体情報の測定方法は、被測定者を経時的に撮影して取得したフレーム画像群から生体情報を測定する測定方法である。本開示に係る生体情報の測定方法は、フレーム画像群を構成する各フレーム画像における対象の領域を複数のサブ領域に分割するステップS14と、フレーム画像群から複数のサブ領域の各々の変動量を抽出するステップS16と、複数のサブ領域のうち、変動量が類似するサブ領域を決定するステップS18と、類似するサブ領域の各々の変動量の積算値に基づいて被測定者の生体情報を取得するステップS30と、を備える。
【選択図】図4
特許請求の範囲
【請求項1】
被測定者を経時的に撮影して取得したフレーム画像群から生体情報を測定する測定方法であって、
前記フレーム画像群を構成する各フレーム画像における対象領域を複数のサブ領域に分割するステップと、
前記フレーム画像群から前記複数のサブ領域の各々の変動量を抽出するステップと、
前記複数のサブ領域のうち、前記変動量が類似するサブ領域を決定するステップと、
前記類似するサブ領域の各々の前記変動量の積算値に基づいて前記被測定者の生体情報を取得するステップと、を備える測定方法。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記フレーム画像は、睡眠時の前記被測定者を含む、請求項1に記載の測定方法。
【請求項3】
前記フレーム画像は、安静時の前記被測定者を含む、請求項1に記載の測定方法。
【請求項4】
前記生体情報は、呼吸情報である、請求項1または請求項2に記載の測定方法。
【請求項5】
前記呼吸情報は、呼吸数、呼吸時間、呼気時間、吸気時間、振幅、呼気から吸気を開始するまでの時間、および換気量のうち少なくとも1つを含む、請求項4に記載の測定方法。
【請求項6】
前記サブ領域は、1ピクセルまたは複数のピクセルからなる、請求項1または請求項2に記載の測定方法。
【請求項7】
前記フレーム画像において、前記対象領域を設定するステップをさらに備える、請求項1または請求項2に記載の測定方法。
【請求項8】
前記対象領域が、前記変動量が類似するサブ領域を所定の数以上含むかを判断するステップと、
前記対象領域が、前記変動量が類似するサブ領域が所定の数以上含まないと判断したことに応じて、前記対象領域を設定するステップと、をさらに備える請求項7に記載の測定方法。
【請求項9】
前記被測定者の頭部の位置および向きに基づいて、前記被測定者の胸部または腹部の位置および大きさを推定するステップをさらに備え、
前記設定するステップは、前記対象領域として、前記胸部または腹部の位置および大きさに基づいて、前記胸部または腹部を含む領域を設定する、請求項7に記載の測定方法。
【請求項10】
前記推定するステップは、前記被測定者の顔面の特徴量に基づいて、前記被測定者の胸部または腹部の位置および大きさを推定する、請求項9に記載の測定方法。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、測定方法、プログラム、および測定システムに関し、より特定的には、生体情報の測定精度を向上させる技術に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
生体情報は、被測定者の現在の健康状態の指標、疾病の診断、および治療効果の判定に利用される。体調の変化を早期に発見し、疾病があれば早期に治療するために、家庭での生活状態において生体情報を測定するニーズが高まっている。
【0003】
日常的な生体情報の測定において、測定機器を装着することによる不快感および皮膚のかぶれといった副作用が無い非接触な測定方法が被測定者にとって好ましい。この点に関し、特表2016-522027号公報(特許文献1)は、被測定者を撮影したフレーム画像群から、バイタルサインを検出する技術を開示している。
【0004】
また、被測定者を撮影した動画に基づいて生体情報を取得する際、生体情報に由来する動きが軽微であり、被測定者の生体情報の測定感度が十分でない場合がある。この点に関し、Shoichiro Takeda, Megumi Isogai, Shinya Shimizu, Hideaki Kimata,”Local Riesz Pyramid for Faster Phase-Based Video Magnification”,2020年6月,IEICE Transactions on Information and Systems(非特許文献1)は、映像中の微細な変化を強調する技術を開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特表2016-522027号公報
【非特許文献】
【0006】
Shoichiro Takeda, Megumi Isogai, Shinya Shimizu, Hideaki Kimata,”Local Riesz Pyramid for Faster Phase-Based Video Magnification”,2020年6月,IEICE Transactions on Information and Systems
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1に開示されている技術を用いることで、被測定者を撮影したフレーム画像群から生体情報を取得することが可能であるが、生体情報に由来する動きが微少で、十分な測定感度で生体情報を測定できない場合がある。
【0008】
また、非特許文献1に開示されている技術を用いることで、映像中の微細な動きを強調することが可能であるが、対象とする生体情報に由来する動きだけでなく、対象とする生体情報とは関係のない動きも強調される場合がある。このような場合、ノイズが大きくなり生体情報を十分な測定精度で得られない場合がある。
【0009】
本発明は係る事情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、生体情報の測定精度を向上させる技術を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
本開示の第1の態様に従う測定方法は、被測定者を経時的に撮影して取得したフレーム画像群から生体情報を測定する測定方法であって、フレーム画像群を構成する各フレーム画像における対象領域を複数のサブ領域に分割するステップと、フレーム画像群から複数のサブ領域の各々の変動量を抽出するステップと、複数のサブ領域のうち、変動量が類似するサブ領域を決定するステップと、類似するサブ領域の各々の変動量の積算値に基づいて被測定者の生体情報を取得するステップと、を備える。
(【0011】以降は省略されています)
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