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公開番号2025079752
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-05-22
出願番号2023192659
出願日2023-11-12
発明の名称粘着ロール等の金網カバー
出願人個人
代理人
主分類A47L 25/00 20060101AFI20250515BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】木の床で使え、粘着面全てを無駄なく使え、剥いて新しい粘着面になっても、繰り返し使える補助具を提供する。
【解決手段】細い針金を編んだ金網、又は薄い金属板をエッチングする等によって、薄さと腰の強さを持った、平面状や、円筒状の、なるべく孔の大きい金網を製作し、粘着ロールのカバーとした。通常の粘着ロールに付ければ木の床でも使え、ある程度ゴミが付着した後はカバーを取り除いて使用すると、粘着面全てを使えた。粘着ロールの新しい粘着面に対しても、また被せれば、何度でも同じように使えた。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
細い針金や薄い金属板のエッチング等による、薄いがそれなりの腰の強さを持った、使用する針金や縁の太さに比して孔の大きい金網で構成され、粘着ロールや粘着シートと、木の床等硬い平面の間に入れることにより、それらの粘着面がほんの少し持ち上がって、木の床等に強くは接着又は粘着しないが、その上のゴミ等は付着することを特徴とする粘着ロール等のカバー。
続きを表示（約 150 文字）【請求項２】
その金網を、粘着ロールの太さよりも太い円筒に形成したことを特徴とする請求項１の粘着ロール等のカバー。
【請求項３】
平面又はカールした平面をなした金網であって、梱包用テープ等の粘着シートを貼り付けて使用することを特徴とする請求項１の粘着ロール等のカバー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
粘着ロールや梱包用テープ等の粘着シートを、木の床や製図用の紙等硬い面の清掃用に使うための補助具に関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
清掃用粘着ロールは絨毯等には適しているが、木の床で使おうとすると粘着ロールが木の床にくっついて動かなくなり、使えなかった。製図中の消しゴムのくずとか机の上のゴミも同様に粘着テープで取ることが出来なかった。
【０００３】
そのためその粘着ロールに、つかない物質を線状に塗布したものが発売された。確かにロールが床から離れやすくなったが、価格が高くなった上に、粘着面が４分の１～５分の１少なくなり、非常に不経済であった。
【０００４】
特許文献１のように、粘着ロールに細い糸によるネットを被せることで床から少し浮かせることを目指す考案もあり、非常に有効だと思えた。しかし大きな疑問があり、第１にそのネットが実現可能かどうかである。材料が糸となっているが、細い糸で孔を大きくすることは単純に縦糸と横糸を重ねるだけでは出来ない。その交点を結束しなければならない等、その実現化する方法は示されていない。
【０００５】
第２に仮にそのようなネットが実現化したとして、図面からは粘着ロールの全周囲にネットが密着しているが、このような円筒状のネットの脱着は不可能である。仮に円筒ではなくシートを粘着面に巻いたのだとすると、全面にくっついているので、新しい粘着面を出すときに剥がすのが大変である。これでは再使用は不可能であると思われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００６】
実開平０５－０８８４７６
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００７】
通常の粘着ロールが木の床で使え、粘着面全てを無駄なく使え、剥いて新しい粘着面になっても、繰り返し使える補助具が欲しかった。
【課題を解決するための手段】
【０００８】
細い針金を編む、又は交点をスポット溶接する、又は薄い金属板をエッチングする等によって、薄さと腰の強さを持った、孔の大きい平面状の網や、粘着ロールよりも直径の大きい円筒状の網を製作し、粘着ロールのカバーとした。
【発明の効果】
【０００９】
金網の厚さ分、粘着面が少し持ち上がって、木の床にほんの少しつくか、又は全くつかなくなり、清掃に使用出来た。
【００１０】
粘着ロールよりも直径の大きい金網の円筒は、内部で両者の円弧が少ししか接しないし、さらにカバーとロールは使用中に少しずつずれていき、その間に付着したゴミが粘着面と金網を浮かすので、簡単に外せた。
（【００１１】以降は省略されています）

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