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公開番号2025090087
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-06-17
出願番号2023205086
出願日2023-12-05
発明の名称捕球具
出願人トライオン株式会社
代理人弁理士法人ユニアス国際特許事務所
主分類A63B 71/14 20060101AFI20250610BHJP(スポーツ;ゲーム;娯楽)
要約【課題】使用開始時でも使い勝手がよくコストメリットのある捕球具を提供する。
【解決手段】掌側外皮10と掌側内皮20、甲側外皮と甲側内皮、ベルト部7、手指挿入部8により構成された捕球具において、少なくとも、手指挿入部8が形成される領域において、掌側外皮10の端部が内部へ折り返された第1折り返し部110と、掌側内皮20の端部が内部に折り返された第2折り返し部210と、これら第1折り返し部110と第2折り返し部210が重ね合わせられた状態で結合されていることを特徴とする。
【選択図】図17
特許請求の範囲【請求項1】
掌側外皮と掌側内皮、甲側外皮と甲側内皮、ベルト部、手指挿入部により構成された捕球具において、
少なくとも、手指挿入部が形成される領域において、掌側外皮の端部が内部へ折り返された第1折り返し部と、掌側内皮の端部が内部に折り返された第2折り返し部と、これら第1折り返し部と第2折り返し部が重ね合わせられた状態で結合されていることを特徴とする捕球具。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記第1折り返し部と前記第2折り返し部には、前記端部に交差する方向に多数の切込みが形成されていることを特徴とする請求項1に記載の捕球具。
【請求項3】
前記第1折り返し部の前記端部方向に沿った長さは、前記第2折り返し部の前記端部方向に沿った長さよりも長くなるように設定されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の捕球具。
【請求項4】
前記甲側外皮の親指部根元側の端部が内部に折り返された第3折り返し部を備え、前記第1折り返し部と前記第3折り返し部が重ね合わせられた状態で結合されていることを特徴とする請求項3に記載の捕球具。
【請求項5】
前記甲側外皮の小指部根元側の端部が内部に折り返された第4折り返し部を備え、前記第1折り返し部と前記第4折り返し部が重ね合わせられた状態で結合されていることを特徴とする請求項3に記載の捕球具。
【請求項6】
前記第1折り返し部と前記第2折り返し部は、それぞれ、折り返し状態を保持するために縫製による結合が行われていることを特徴とする請求項1又は2に記載の捕球具。
【請求項7】
前記第1折り返し部と前記第2折り返し部は、紐により結合され、紐を通すために形成される穴の位置は、前記縫製による結合位置よりも内側に位置していることを特徴とする請求項6に記載の捕球具。
【請求項8】
前記第3折り返し部は、折り返し状態を保持するために縫製による結合が行われていることを特徴とする請求項4に記載の捕球具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、掌側外皮と掌側内皮、甲側外皮と甲側内皮、ベルト部、手指挿入部により構成された捕球具に関するものである。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
かかる捕球具の構成は、下記特許文献1に開示される野球用グローブ等で一般的である。手指挿入部が形成される領域において、掌側外皮と掌側内皮は、その端部の端面が露出しないように、端部に沿って線状のヘリ革を設けている。図18に示すように、掌側外皮500の端面500aには、ヘリ革502が設けられ、ヘリ革502の一方の端部502aが縫製503により掌側外皮500と結合されている。ヘリ革502は、その箇所から折り返されるようにして掌側外皮500の裏側に回り、もう一方の端部502bが縫製506により掌側外皮500と結合されている。これにより、端面500aが露出しないようにしている。また、掌側内皮501についても、その端面501aが露出しないように、同じような方法でヘリ革504が、縫製505,507により結合されている。
【0003】
掌側外皮500の縫製506に近傍に穴500bが形成され、掌側内皮501の縫製507の近傍にも穴501bが形成されている。これら穴500b、501bに不図示の紐が通されて、掌側外皮500と掌側内皮501の結合が行われる。上記の場所に限らず、外観に端面が露出する箇所にはヘリ革が設けられる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2023-070407号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、ヘリ革を設けることで、捕球具の使用開始時は、捕球具の開閉動作が固いため捕球動作が行いにくいという問題があった。図18に示すように、端面500a、501aの部分は、掌側外皮500や掌側内皮501の厚みに加えて、ヘリ革の厚みが3層にもなっている。ヘリ革の箇所は、継続して使用しているうちに、なじんできて柔らかくなるが、時間がかかってしまう。また、ヘリ革を別に設けることで、そのコストが余分にかかるという問題もあった。
【0006】
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、使用開始時でも使い勝手がよくコストメリットのある捕球具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するため本発明に係る捕球具は、
掌側外皮と掌側内皮、甲側外皮と甲側内皮、ベルト部、手指挿入部により構成された捕球具において、
少なくとも、手指挿入部が形成される領域において、掌側外皮の端部が内部へ折り返された第1折り返し部と、掌側内皮の端部が内部に折り返された第2折り返し部と、これら第1折り返し部と第2折り返し部が重ね合わせられた状態で結合されていることを特徴とするものである。
【0008】
かかる構成による捕球具の作用・効果を説明する。この構成によると、掌側外皮の端部が内部へ折り返された第1折り返し部と、掌側内皮の端部が内部に折り返された第2折り返し部とを備えている。かかる折り返し部を有することで、端部の端面が露出しないようにすることができる。そして、第1折り返し部と第2折り返し部が重ね合わせられた状態で結合されているので、ヘリ革を使用しないで端面が露出しない結合を行うことができる。その結果、使用開始時でも使い勝手がよくコストメリットのある捕球具を提供することができる。
【0009】
本発明において、前記第1折り返し部と前記第2折り返し部には、前記端部に交差する方向に多数の切込みが形成されていることが好ましい。
【0010】
本発明において、前記第1折り返し部の前記端部方向に沿った長さは、前記第2折り返し部の前記端部方向に沿った長さよりも長くなるように設定されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)

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