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公開番号2025098605
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-02
出願番号2023214849
出願日2023-12-20
発明の名称誘引剤収容容器
出願人大栄工業株式会社
代理人個人
主分類A01M 25/00 20060101AFI20250625BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】水田に設置された捕獲器の内部の誘引剤は、水田の水で溶出して、水流によって捕獲器の外部にまで漏出・拡散してしまい、誘引剤による捕獲対象の誘引効果が長持ちせずに、捕獲対象の捕獲を長期間にわたって持続することが困難となるおそれがある。
【解決手段】本発明では、水田に設置され、水田に生息する捕獲対象を誘引するための誘引剤(5,11)を収容した誘引剤収容容器(1,7)において、管状の容器本体(2,8)の一端側の開口に透水性を有する第1のシート(3,9)を設け、内部に水溶性の誘引剤(5,11)を収容することにした。また、本発明では、前記容器本体(2,8)として、紙管を用いることにした。さらに、本発明では、前記容器本体(2,8)の他端側の開口に第2のシート(4,10)を設け、第2のシート(4,10)に捕獲対象よりも小さい通気口(6,13)を設けることにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
水田に設置され、水田に生息する捕獲対象を誘引するための誘引剤を収容した誘引剤収容容器において、
管状の容器本体の一端側の開口に透水性を有する第1のシートを設け、内部に水溶性の誘引剤を収容したことを特徴とする誘引剤収容容器。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
前記容器本体として、紙管を用いたことを特徴とする請求項1に記載の誘引剤収容容器。
【請求項3】
前記容器本体の他端側の開口に第2のシートを設け、第2のシートに捕獲対象よりも小さい通気口を設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の誘引剤収容容器。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、水田に設置され、水田に生息する捕獲対象を誘引するための誘引剤を収容した誘引剤収容容器に関するものである。
続きを表示(約 840 文字)【背景技術】
【0002】
従来より、農作物や人に危害を加える水田に生息するスクミリンゴガイ(ジャンボタニシ)等の捕獲対象は、駆除のために捕獲器が用いられている。
【0003】
そして、水田に捕獲器を設置するとともに、捕獲器に捕獲対象を誘引するために捕獲器の内部に誘引剤が載置される(たとえば、特許文献1参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2001-157544号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ところが、上記従来の捕獲器では、水田に設置された捕獲器の内部に誘引剤を載置しているために、水田の水で誘引剤が溶出して、水流によって捕獲器の外部にまで漏出・拡散していた。
【0006】
そのため、誘引剤による捕獲対象の誘引効果が長持ちせずに、捕獲対象の捕獲を長期間にわたって持続することが困難となるおそれがある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
そこで、請求項1に係る本発明では、水田に設置され、水田に生息する捕獲対象を誘引するための誘引剤を収容した誘引剤収容容器において、管状の容器本体の一端側の開口に透水性を有する第1のシートを設け、内部に水溶性の誘引剤を収容することにした。
【0008】
また、請求項2に係る本発明では、前記請求項1に係る本発明において、前記容器本体として、紙管を用いることにした。
【0009】
また、請求項3に係る本発明では、前記請求項1又は請求項2に係る本発明において、前記容器本体の他端側の開口に第2のシートを設け、第2のシートに捕獲対象よりも小さい通気口を設けることにした。
【発明の効果】
【0010】
そして、本発明では、以下に記載する効果を奏する。
(【0011】以降は省略されています)

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