TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
10個以上の画像は省略されています。
公開番号
2025098847
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-02
出願番号
2023215246
出願日
2023-12-20
発明の名称
ペット用トイレ
出願人
エステー株式会社
代理人
弁理士法人翔和国際特許事務所
主分類
A01K
1/01 20060101AFI20250625BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約
【課題】ペットと昇降部とが接触しても、該昇降部が意図せずに外れてしまうことを防ぐことができ、且つ運搬性等に優れたペット用トイレを提供すること
【解決手段】
ペット用トイレ1は、底部8及び該底部8を囲む周壁9を有するトイレ本体3と、ペットのトイレ本体3内への進入を容易とする昇降部130を形成する昇降部形成部材30とを備えている。昇降部形成部材30は、昇降部130の上端側にトイレ本体3に対する係合部6を有し、該係合部6を該トイレ本体3に係合させ、且つ該昇降部130の下端側をペット用トイレ1の設置面に接地させた状態に配置可能である。昇降部形成部材30のトイレ本体3に対する係合状態が、昇降部130を鉛直方向及び該トイレ本体3の外側の斜め上方に引き上げようとしても、維持されるようになされている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
底部及び該底部を囲む周壁を有するトイレ本体と、ペットのトイレ本体内への進入を容易とする昇降部を形成する昇降部形成部材とを備えたペット用トイレであって、
前記昇降部形成部材は、前記昇降部の上端側に前記トイレ本体に対する係合部を有し、該係合部を該トイレ本体に係合させ、且つ該昇降部の下端側をペット用トイレの設置面に接地させた状態に配置可能であり、
前記昇降部形成部材の前記トイレ本体に対する係合状態が、前記昇降部を鉛直方向及び該トイレ本体の外側の斜め上方に引き上げようとしても、維持されるようになされている、ペット用トイレ。
続きを表示(約 410 文字)
【請求項2】
前記昇降部形成部材は、前記トイレ本体に脱着自在に係合可能である、請求項1に記載のペット用トイレ。
【請求項3】
前記トイレ本体は、前記周壁の一部に、該周壁の高さを部分的に低くしたペットの進入部を有し、前記昇降部形成部材の前記係合部が、該進入部において該トイレ本体と係合する、請求項1又は2に記載のペット用トイレ。
【請求項4】
前記トイレ本体は、底部及び該底部を囲む周壁を有する外容器と、該外容器の内部に配置され、ペットの排泄液を透過可能な簀の子状の通液部を有する底部及び該底部を囲む周壁を有する内容器とを備え、
前記昇降部形成部材の前記係合部が、前記外容器と前記内容器により、該外容器と該内容器との間の空間から抜けないように拘束されることによって、該昇降部形成部材の前記トイレ本体に対する係合状態が維持される、請求項1ないし3の何れか1項に記載のペット用トイレ。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ペット用トイレに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)
【背景技術】
【0002】
猫や犬等のペットの排泄液(尿等)を処理するためのペット用トイレとして、トレイ状の容器の底部に、砂等の排泄物処理材を敷き詰めたものが知られている。このようなトイレを用いて例えば猫を飼育する場合、猫は排泄後に排泄箇所に砂をかける習性があることから、砂の飛び散りを防止する必要がある。この目的のために、ペット用トイレにおける砂を収容するトレイの周壁を高くする必要がある。しかし、このようなトイレでは、出入り口の位置が高いので、猫が高齢や疾病等で身体能力が低下している場合、出入り口が高いためトイレ内に入ることが困難である。身体能力が低下した猫など、高い側壁を乗り越えられない猫にも使用できるトイレとして、例えば、特許文献1及び2に記載のペット用トイレが提案されている。
【0003】
特許文献1に記載のペット用トイレは、長方形形状で底が深いトイレ砂受け皿と、該受け皿の端部にあるすくい上げキャリッジと、該受け皿に沿って、該すくい上げキャリッジを駆動するための駆動部と、該すくい上げキャリッジに備えられた駆動する排泄物引き出しと、該排泄物引き出しに垂直に備えられた、軸によって支持された格子とを有している。このペット用トイレは、ペットの前記受け皿への侵入を容易とする昇降部が脱着可能に設けられている。
【0004】
特許文献2に記載のペット用トイレは、底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する外容器と、外容器の内部に配置されてペットの排泄液を透過可能な簀の子構造の底部及び該底部の周縁に立設された側壁を有する内容器とを備えている。このペット用トイレは、前記内容器の側壁の一部に、その上端から下方に向けて延びる2本の切り込み部が設けられており、2本の該切り込み部の下端部同士間にわたり、該壁部の上端と略平行な直線状の薄肉部が形成されている。2本の切り込み部に挟まれた部分は、薄肉部を蝶番として回動可能となっており、2本の該切り込み部に挟まれて回動可能な前記部分を、該薄肉部を蝶番として容器外側に向けて回動させることによって、ペット進入部が形成され、かつ該ペット進入部にペットを案内可能な昇降部を形成することができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2011-120488号公報
特開2013-85493号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1のペット用トイレは、ペットと昇降部とが接触した場合に、該昇降部が前記受け皿から容易に外れてしまうことがあった。
特許文献2のペット用トイレは、該ペット用トイレと該昇降部とが分離不可能に一体化されているので、ペットが昇降部と接触しても、該昇降部が外れてしまうことを防ぐことができる。しかしながら、特許文献2に開示のペット用トイレは、ペット用トイレと昇降部とが一体化されていることに起因して、ペット用トイレのサイズが大きくなってしまい、例えば、段ボール箱等の包装箱に収容して運搬、保管、陳列等をする場合に、一回り大きい寸法の包装箱が必要となって運搬等の効率性が損われたり、ペットと一緒に旅行するためペット用トイレを運搬しなければならない場合に持ち運び易さに欠けたりするという課題があった。
【0007】
したがって、本発明の課題は、ペットと昇降部とが接触しても、該昇降部が意図せずに外れてしまうことを防ぐことができ、且つ運搬性等に優れたペット用トイレを提供することに関する。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、底部及び該底部を囲む周壁を有するトイレ本体と、ペットのトイレ本体内への進入を容易とする昇降部を形成する昇降部形成部材とを備えたペット用トイレに関する。
一実施形態として、前記昇降部形成部材は、前記昇降部の上端側に前記トイレ本体に対する係合部を有し、該係合部を該トイレ本体に係合させ、且つ該昇降部の下端側をペット用トイレの設置面に接地させた状態に配置可能であることが好ましい。
一実施形態として、前記昇降部形成部材の前記トイレ本体に対する係合状態が、前記昇降部を鉛直方向及び該トイレ本体の外側の斜め上方に引き上げようとしても、維持されるようになされていることが好ましい。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、ペットと昇降部とが接触しても、該昇降部が意図せずに外れてしまうことを防ぐことができ、且つ運搬性等に優れたペット用トイレを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
図1は、本発明の一実施形態であるペット用トイレを示す模式的な斜視図である。
図2は、図1に示すペット用トイレのトイレ本体の内容器と外容器とを分離した状態を示す模式的な斜視図である。
図3は、本発明のペット用トイレの一実施形態を示す模式的な斜視図であり、図3(a)は、昇降部形成部材を取り付ける前又は取り外した後の状態、図3(b)は、昇降部形成部材を取り付けた状態を示す図である。
図4は、図3に示すペット用トイレの模式的なII-II線断面図であり、図4(a)は、昇降部形成部材を取り付ける前又は取り外した後の状態、図4(b)は、昇降部形成部材を取り付けた状態を示す図である。
図5は、図1に示すペット用トイレにおける模式的なI-I線拡大断面図である。
図6は、本発明の別の実施形態における昇降部形成部材とトイレ本体の係合状態を示す図5相当図である。
図7は、本発明の更に別の実施形態の要部を示す模式的な斜視図である。
図8は、本発明に係るトイレ本体の別の実施形態を示す模式的な斜視図である。
図9は、本発明のさらに別の実施形態における昇降部形成部材を示す模式的な斜視図である。
図10(a)及び(b)は、本発明のさらに別の実施形態におけるペット用トイレの模式的な斜視図であり、図3相当図である。
図11(a)及び(b)は、本発明のさらに別の実施形態における昇降部形成部材とトイレ本体の係合状態を示す図4相当図である。
図12は、本発明のさらに別の実施形態における昇降部形成部材とトイレ本体の係合状態を示す図4相当図である。
図13(a)及び(b)は、本発明のさらに別の実施形態における昇降部形成部材とトイレ本体を模式的に示す断面図であり、図4相当図である。
図14(a)及び(b)は、本発明のさらに別の実施形態における昇降部形成部材とトイレ本体を模式的に示す断面図であり、図4相当図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
エステー株式会社
ペット用トイレ
1日前
個人
苗キャップ
1か月前
個人
播種機
7日前
個人
尿処理材
22日前
株式会社アテックス
草刈機
1か月前
個人
室内栽培システム
3日前
個人
水耕栽培システム
1か月前
有限会社マイク
囲い罠
今日
井関農機株式会社
コンバイン
今日
株式会社シマノ
釣り具
今日
井関農機株式会社
圃場管理装置
22日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
8日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
14日前
井関農機株式会社
移植機
7日前
株式会社西部技研
空調システム
27日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
22日前
井関農機株式会社
圃場管理装置
22日前
井関農機株式会社
作業車両
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
14日前
株式会社シマノ
釣竿
24日前
井関農機株式会社
作業車両
22日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
井関農機株式会社
作業車両
7日前
株式会社ダイイチ
海苔網の酸処理船
3日前
株式会社山田鉄工
海苔網処理船
3日前
ダイハツ工業株式会社
草刈り機
1か月前
株式会社山田鉄工
海苔網処理船
3日前
株式会社山田鉄工
海苔網処理船
3日前
合同会社小林知財研鑽処
液体空気散布船
1か月前
関東農機株式会社
ロータリ管理機
1か月前
井関農機株式会社
作業車両
22日前
三菱マヒンドラ農機株式会社
耕耘作業機
24日前
松山株式会社
スタンド装置
7日前
大栄工業株式会社
誘引剤収容容器
1日前
株式会社クボタ
歩行型作業機
23日前
株式会社クボタ
作業車
28日前
続きを見る
他の特許を見る