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公開番号
2025109130
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-24
出願番号
2024002861
出願日
2024-01-11
発明の名称
キッチンタオルロール及びキッチンタオルロールの製造方法
出願人
日本製紙クレシア株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A47L
13/16 20060101AFI20250716BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約
【課題】シートの坪量を維持しつつ、柔らかな風合いを保ち、吸水性にも優れ、かつ、破れにくいキッチンタオルロール及びキッチンタオルロールの製造方法を提供する。
【解決手段】少なくとも1プライにエンボスパターンが付与されたシートを2プライ又は3プライに積層したキッチンタオルシートを、ロール状に巻取ったキッチンタオルロールであって、キッチンタオルシートの製品プライ当たりの坪量が30g/m
2
以上56g/m
2
以下、吸水速度(0.1ml)が1.5秒/0.1ml以下であり、キッチンタオルシートの、DMDTとDCDTとの積の平方根であるGMTが6N/25mm以上17N/25mm以下であり、かつ、GMTを製品プライ当たりの坪量で除した値(GMT/製品坪量)が0.13以上0.40以下である、キッチンタオルロール及びキッチンタオルロールの製造方法を提供する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
少なくとも1プライにエンボスパターンが付与されたシートを2プライ又は3プライに積層したキッチンタオルシートを、ロール状に巻取ったキッチンタオルロールであって、
前記キッチンタオルシートの製品プライ当たりの坪量が30g/m
2
以上56g/m
2
以下、吸水速度(0.1ml)が1.5秒/0.1ml以下であり、
前記キッチンタオルシートの、JIS P 8113に基づく乾燥時におけるMD方向の引張強度DMDTと乾燥時におけるCD方向の引張強度DCDTとの積の平方根であるGMTが6N/25mm以上17N/25mm以下であり、かつ、前記GMTを前記製品プライ当たりの坪量で除した値(GMT/製品坪量)が0.13以上0.40以下であることを特徴とする、キッチンタオルロール。
続きを表示(約 810 文字)
【請求項2】
前記キッチンタオルシートの吸水速度(1.0ml)が1.8秒/1.0ml以下であることを特徴とする、請求項1に記載のキッチンタオルロール。
【請求項3】
前記キッチンタオルシートにおいて吸水速度(1.0ml)を測定後、1分経過後に水が拡散した部分の最長部の長さが13cm以下であることを特徴とする、請求項2に記載のキッチンタオルロール。
【請求項4】
前記キッチンタオルシートは、前記エンボスパターンとは異なる抄紙工程由来の凹凸のパターンを有していることを特徴とする、請求項1に記載のキッチンタオルロール。
【請求項5】
前記キッチンタオルシートの比容積が7cm
3
/g以上23cm
3
/g以下であることを特徴とする、請求項1に記載のキッチンタオルロール。
【請求項6】
前記キッチンタオルシートの紙厚が2.0mm/10枚以上3.9mm/10枚以下であることを特徴とする、請求項1に記載のキッチンタオルロール。
【請求項7】
前記エンボスパターンが線状であるものを含み、
前記線状のエンボスパターンにおける、太さが0.1mm以上4mm以下で、かつ長さが5mm以上であるエンボスが占める面積が、前記キッチンタオルシートのシート面積の4%以上30%以下であることを特徴とする、請求項1に記載のキッチンタオルロール。
【請求項8】
前記キッチンタオルシートにおけるウェットパルプの含有率が50%以上であることを特徴とする、請求項1に記載のキッチンタオルロール。
【請求項9】
請求項1に記載のキッチンタオルロールの製造方法であって、前記キッチンタオルシートがTAD抄紙法によって製造されたことを特徴とする、請求項1に記載のキッチンタオルロールの製造方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、2プライ又は3プライのキッチンタオルロール及びキッチンタオルロールの製造方法に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、キッチンタオルシートや、シートをロール状に巻き取ったキッチンタオルロールが各種開発・販売されている。
【0003】
キッチンタオルは強度や使用時のしっかり感が重要であり、通常の原紙では、しっかり感を出すために原紙の強度を高くする抄紙技術が開発されている。
【0004】
一方で、通気乾燥を用いた、所謂TAD(Through Air Drying)抄紙技術(以下、「TAD抄紙法」とも称する)は、吸水性が高く、柔らかな風合いをもつ原紙が得られることから、キッチンタオルロールの原紙として優れている。
【0005】
TAD抄紙技術によって抄紙したキッチンタオルシートは、吸水性に優れることを特徴とするが、更に吸水性を高めるために、エンボスパターン等の検討がされている。
【0006】
キッチンタオルロールに関する先行技術文献として、例えば、特許文献1には、エンボスパターンが付与されたシートをグルーで接着処理し、2プライに積層したキッチンタオルシートをロール状に巻取ったキッチンタオルロールであって、キッチンタオルシートは、エンボスパターンとは異なる抄紙工程由来の凹凸のパターンを有しており、2プライの坪量が30g/m
2
以上54g/m
2
以下、紙厚が1.3mm/10枚以上5mm/10枚以下であり、2プライの1m
2
あたりの吸水量が220g以上600g以下であり、キッチンタオルロールの巻長が14m以上44m以下、巻直径が110mm以上189mm以下であることを特徴とする、キッチンタオルロールが開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0007】
特開2022-116768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
薄葉紙を抄紙する際は、ドライパルプを使用することが一般的である。ドライパルプは一度乾燥されているため、繊維の細孔が少なくなり、吸水性、特に吸水速度が低下する傾向にある。
【0009】
そこで、水分を多く保持するウェットパルプを用いると、吸水性、特に吸水速度が向上する。一方、ウェットパルプを使用すると、強度が高くなることから、紙が固く感じられ、TAD抄紙技術によって抄紙したとしても、結果として風合いが劣る。
【0010】
もちろん、シートの坪量を高くすると吸水性は向上するが、今度はコストが高くなる。そのため、TAD抄紙技術によって抄紙したキッチンタオルシートにおいて、坪量のコストを上げずに更に吸水性を向上させると共に、紙の破れにくさと柔らかさを確保することが困難であった。
(【0011】以降は省略されています)
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