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公開番号
2025114825
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2025081551
出願日
2025-04-21
発明の名称
二重ロック機能付小物入れ
出願人
個人
代理人
主分類
E05B
65/52 20060101AFI20250729BHJP(錠;鍵;窓または戸の付属品;金庫)
要約
【課題】リブロック(差し込み部)が一定方向に移動することで、はめ込み蓋が開閉・固定機能を果たす機構において、二重ロック機能を設置することで、簡便に開閉・固定できるはめ込み式蓋を有する小物入れを提供する。
【解決手段】リブロック(差し込み部)(1a)は、平易な指動作で一定方向に移動する。開放状態のはめ込み式蓋は、リブロック(差し込み部)が蓋部のL形溝、裏面の取り付け基台の溝に沿って移動すると、長方形鍵が対称・対抗的な位置にある切欠係止に差し込まれて、はめ込み式蓋(2a)が固定・停止する。リブロック(差し込み部)がL形方向に移動すると、長方形鍵がはめ込み式裏面の取り付け基台の溝と切欠係止に挟まれて、閉止状態に変化する。開放状態への復帰は、摘みの役割をなすリブロック(差し込み部)を逆進させることで達成する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
箱部分に蓋一体形のヒンジ機構を有したはめ込み式蓋を設け、蓋には摘みの役割をなすリグロック(差し込み部)(1a)が上蓋に設置したL形溝(3)に差し込まれた状態を保持。リグロック(差し込み部)(1a)は一定方向に移動することで、はめ込み式蓋(2ab)が開閉・固定機能を形成。リグロック(差し込み部)(1a)は、四方形ボタン(1b)、直状取手(1c)、長方形鍵(1d)により構成。蓋部裏面(2b)には取り付け基台(4)を設置し、L形溝(3)と取り付け基台(4a)と、対称・対抗的位置に切欠係止(5b)を設置。長方形鍵(1d)が箱部分側面の切欠係止(5a)に差し込まれることで、はめ込み式蓋が固定し、蓋が閉止状態を保持。その後、摘みの役割をなすリグロック(差し込み部)(1a)がL形方向に進むと、長方形鍵(1d)が切欠係止(5b)に差し込まれ、摘み部分のリブロック(差し込み部)が長方形鍵(1a)が取り付け基台(4b、4c、4d)と切欠係止(5b)に両側から挟まれた状態になり固着状態に発展し、はめ込み式蓋は外れることなく固着・固定。摘みの役割をなすリグロック(差し込み部)(1a)は逆進操作がなされることで、閉止状態のはめ込み式蓋は開放状態に復帰する特徴を有する機構。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、はめ込み式蓋を二重にロックする機構を持つ。第一段階では、摘みのリブロック(差し込み部)(1a)が一定方向に移動することで、箱の側面に長方形鍵(1a)が対称・対抗的位置にある切欠係止(5b)に挟まれて固定され、蓋部が閉じた状態になる。その後、第二段階として、摘みのリブロック(差し込み部)(1a)がL形方向に移動することで、長方形鍵(1d)が取り付け基台(4b、4c、4d)の溝とはめ込み式蓋(2b)に両側から挟まれる形で固着状態の固定に発展し、はめ込み式蓋は確実に固定する。はめ込み式蓋(2ab)を開けるには、摘みのリブロック(差し込み部)(1a)を逆進させることで、二段階の固着・固定状態が解除されて開放状態に回復する。
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【背景技術】
【0002】
この種の蓋付き蓋は、蓋の部分に金属部品(特許文献1 8)、そして「ケースと蓋の対応面に凹凸を設けて蓋をケースに係止めする(特許文献2 19、20)」がある。がま口に使われている口金(特許文献1)や係止めする形(特許文献2)の固定では、蓋部が長年の開閉動作や移動によって、摩擦や振動から蓋部を止める部分が緩んで外れやすくなる恐れがある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
全昭52-163425
【0004】
実願平07-002670
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
箱蓋部の開閉機能は、日常的に繰り返し行われ、又、運搬・移動して、さまざまな場面・状況の中で常に維持させる必要がある。そのためには、摩擦での破損や緩みを少なくし、簡便な操作と機構での開閉機能が求められている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
はめ込み式蓋部(2b)にL形溝(3)、そして対称・対抗的位置に切欠係止(5ab)を設ける。L形溝(3)にリブロック(差し込み部)(1a)が差し込まれる。摘みの役割をなすリブロック(差し込み部)(1a)は、L形溝(3)とはめ込み式蓋裏部(2b)に設置してある取り付け基台(4a)に沿う形で一定方向に移動すると、対称・対抗的側面の切欠係止(5a)の溝に差し込まれ、第一段階のはめ込み式蓋(2ab)の固定が始まる。その後、摘みの役割をなすリブロック(差し込み部)(1a)がL形方向に移動すると長方形鍵(1d)が取り付け基台(4b、4c、4d)の溝と切欠係止(5b)に両側から挟み込まれる状態となり第二段階の固着・固定となり、はめ込み式蓋(2ab)は閉止状態になる.はめ込み式蓋(2ab)の開放状態は、摘みの役割をなすリブロック(差し込み部)(1a)が逆進することで回復する。
【発明の効果】
【0007】
本考案は、はめ込み式蓋(2ab)の開閉機構を機能的に果たすものである。箱構造物では、箱蓋に固定装置がない場合や蓋が閉止状態を維持できたにしても、長期の使用で蓋が緩んだり、突発的に外れたりして、蓋の固定が難しい場合が見られた。本考案は、蓋部分がはめ込み式であるために蓋が四方の側面に挟まれて固定する上に、二重ロック付き固定機構を有することで、蓋の開閉が簡便な機構で達成している。長方形鍵(1d)は、取り付け基台(4)の溝と切欠係止(5b)に両側から挟まれて、蓋の移動・振動に伴う突発的に発生する蓋部の緩み・外れ問題を解決している。更にリブロック(差し込み部)(1a)と取り付け基台(4)を木材部品とした場合、金属やプラスチックの使用による蓋部品廃棄処理の複雑さを伴わない。又、はめ込み式蓋を支えるヒンジ部を木材の材質の蓋一体形ヒンジを設置することで、はめ込み式蓋箱全体を木材で構成でき、木材の質感を生かした開閉蓋付製品を多様に開発する道を開く。このように自然資源の活用の機会を広げることは、森林資源の有効活用を促進するとともに、森林資源保全活動をより積極的に進める効果をもたらすと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
リブロック(差し込み部)(1a)、取り付け基台(4a)、L字溝(3)、切欠係止(5ab)の配置図
摘み部のリブロック(差し込み部)(1a)は、四方形ボタン(1b)、直上取手(1c)、長方形鍵(1d)で構成される。
L形溝(3)の配置図
L形溝(3)、取り付け基台(4a、4b、4c、4d)
L形溝、切欠係止(5a、5b)
切欠係止(5a、5b)
二重ロック機構を小物入れに活用した実施例
二重ロック機構を筆箱に活用した実施例
二重ロック機構をテッシュペーパー箱に活用した実施例
二重ロック機構をスパゲティー箱に活用した例
二重ロック機構を両扉箱に活用した例
蓋一体形ヒンジ
【発明を実施するための形態】
【実施例】
【0009】
以下、二重ロック機構は、はめ込み式蓋を有する蓋・小物入れ・容器・ボックスなどに多様に設置できる。
【0010】
筆箱の実施事例は、はめ込み式蓋のヒンジ部分に、例えば、片面にはめ込み式蓋の開閉用の木製蓋一体形ヒンジを設置し、蓋の片面に摘みの役割をなすリブロック(差し込み部)(2a)、取り付け基台(4a、4b、4c、4d)、その対称・対抗的位置に切欠係止(5ab)を設けることで、はめ込み式蓋(2ab)の開放・閉止状態を繰り返し可能にした。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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