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公開番号2025117182
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024011906
出願日2024-01-30
発明の名称吸込口体およびそれを備えた電気掃除機
出願人シャープ株式会社
代理人個人,個人,個人,個人,個人,個人
主分類A47L 9/04 20060101AFI20250804BHJP(家具;家庭用品または家庭用設備;コーヒーひき;香辛料ひき;真空掃除機一般)
要約【課題】回転清掃体の回転時の騒音を低減できる吸込口体および電気掃除機を提供すること。
【解決手段】筐体と、筐体内に設けられた回転体と、駆動モータと、駆動モータの回転力を回転体に伝達する動力伝達機構と、駆動モータの回転力を動力伝達機構に伝達するクラッチとを具備し、クラッチは、駆動モータの回転力により、第1回転軸を中心に回転する駆動クラッチと、駆動クラッチの回転力により、第1回転軸を中心に回転し、第1回転軸に沿って駆動クラッチから離れる方向に移動可能である従動クラッチとを備え、動力伝達機構は、従動クラッチの回転力により回転し第1回転軸に沿って移動可能である第1回転機構と、第1回転機構の回転力により回転し第2回転軸に沿って移動可能である第2回転機構とを備え、回転体は、第2回転機構の回転力により回転し第2回転軸に沿って移動可能である吸込口体。
【選択図】図8
特許請求の範囲【請求項1】
吸込口を有する筐体と、前記筐体内の前記吸込口近傍に回転可能に設けられた回転体と、駆動モータと、前記駆動モータの回転力を前記回転体に伝達する動力伝達機構と、前記駆動モータと前記動力伝達機構との間に設けられ、前記駆動モータの回転力を前記動力伝達機構に伝達するクラッチとを具備し、
前記クラッチは、前記駆動モータの回転力により、第1回転軸を中心に回転する駆動クラッチと、前記駆動クラッチの回転力により、前記第1回転軸を中心に回転し、前記第1回転軸に沿って前記駆動クラッチから離れる方向に移動可能である従動クラッチとを備え、
前記動力伝達機構は、前記従動クラッチの回転力により、前記第1回転軸を中心に回転し、前記従動クラッチの移動に応じて、前記第1回転軸に沿って移動可能である第1回転機構と、前記第1回転機構の回転力により、第2回転軸を中心に回転し、前記第1回転機構の移動に応じて、前記第2回転軸に沿って移動可能である第2回転機構とを備え、
前記回転体は、前記第2回転機構の回転力により、前記第2回転軸を中心に回転し、前記第2回転機構の移動に応じて、前記第2回転軸に沿って移動可能である吸込口体。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記動力伝達機構が、プーリ・ベルト機構またはギア機構であり、
前記従動クラッチと前記動力伝達機構と前記回転体とがユニット化されている、請求項1に記載の吸込口体。
【請求項3】
吸込口を有する筐体と、前記筐体内の前記吸込口近傍に回転可能に設けられた回転体と、駆動モータと、前記駆動モータの回転力を前記回転体に伝達する動力伝達機構と、前記動力伝達機構と前記回転体との間に設けられ、前記動力伝達機構の回転力を前記回転体に伝達するクラッチとを具備し、
前記動力伝達機構は、前記駆動モータの回転力により、第1回転軸を中心に回転する第1回転機構と、前記第1回転機構の回転力により、第2回転軸を中心に回転する第2回転機構とを備え、
前記クラッチは、前記第2回転機構の回転力により、前記第2回転軸を中心に回転する駆動クラッチと、前記駆動クラッチの回転力により、前記第2回転軸を中心に回転し、前記第2回転軸に沿って前記駆動クラッチから離れる方向に移動可能である従動クラッチとを備え、
前記回転体は、前記従動クラッチの回転力により、前記第2回転軸を中心に回転し、前記従動クラッチの移動に応じて、前記第2回転軸に沿って移動可能である吸込口体。
【請求項4】
前記動力伝達機構が、プーリ・ベルト機構またはギア機構である、請求項3に記載の吸込口体。
【請求項5】
前記駆動クラッチは、回転軸に対して非平行な第1傾斜面をそれぞれ有する複数の第1歯を有し、
前記従動クラッチは、前記回転軸に対して非平行な第2傾斜面をそれぞれ有する複数の第2歯を有し、
前記駆動クラッチの回転により、前記複数の第1歯の前記第1傾斜面が前記複数の第2歯の前記第2傾斜面に当接する、請求項1~4のいずれか1つに記載の吸込口体。
【請求項6】
前記駆動クラッチは、回転軸に対して非平行な第1傾斜面をそれぞれ有する複数の第1歯を有し、
前記従動クラッチは、複数の第2歯を有し、
前記駆動クラッチの回転により、前記複数の第1歯の前記第1傾斜面が前記複数の第2歯に当接する、請求項1~4のいずれか1つに記載の吸込口体。
【請求項7】
前記駆動クラッチは、複数の第1歯を有し、
前記従動クラッチは、回転軸に対して非平行な第2傾斜面をそれぞれ有する複数の第2歯を有し、
前記駆動クラッチの回転により、前記複数の第1歯が前記複数の第2歯の前記第2傾斜面に当接する、請求項1~4のいずれか1つに記載の吸込口体。
【請求項8】
前記回転体が、回転清掃体、車輪またはローラである、請求項1~4のいずれか1つに記載の吸込口体。
【請求項9】
吸引部および集塵部を備えた掃除機本体と、前記掃除機本体と直接または接続バイプを介して接続される、請求項1~4のいずれか1つに記載の吸込口体とを具備する電気掃除機。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、吸込口体およびそれを備えた電気掃除機に関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
電気掃除機の吸込口体として、特許文献1には、駆動モータにて回転する回転ブラシを備えた吸込口体が開示されている。この吸込口体において、駆動モータの回転力はクラッチおよびプーリ・ベルト機構を介して回転ブラシに伝達される。クラッチは、複数の第1歯を有し、駆動モータの出力軸に連結された駆動クラッチと、複数の第1歯と接触する複数の第2歯を有する従動クラッチとを備える。プーリ・ベルト機構は、従動クラッチと連結した第1プーリと、回転ブラシの回転軸と連結した第2プーリと、第1プーリと第2プーリとを連結するタイミングベルトと、第1プーリ、第2プーリおよびタイミングベルトを収納する収納ケースとを備える。回転ブラシの軸本体の一端は第2プーリと連結し、軸本体の他端には軸体およびベアリングを介して軸本体と連結された位置決め部材が設けられている。この吸込口体の場合、従動クラッチと、プーリ・ベルト機構と、回転ブラシとによって回転ブラシユニットが構成されている。吸込口体の筐体は、吸込口と、吸込口の位置に回転ブラシをセットするよう回転ブラシユニットを着脱可能に保持する保持部とを備えている。保持部は、回転ブラシユニットのプーリ・ベルト機構の収納ケースを受ける第1リブと、回転ブラシユニットの回転ブラシの位置決め部材を受ける第2リブとを有する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-43123号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
保持部に対して回転ブラシユニットを着脱可能とするために、保持部の第1リブと収納ケースとの間および保持部の第2リブと位置決め部材との間における回転ブラシの軸心方向に隙間が設けられている。これらの隙間によって、回転ブラシユニットは回転ブラシが回転すると振動して騒音を発生することがあり、改善の余地があった。
【0005】
本発明は、以上のような事情を考慮してなされた吸込口体およびそれを備えた電気掃除機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明は、吸込口を有する筐体と、前記筐体内の前記吸込口近傍に回転可能に設けられた回転体と、駆動モータと、前記駆動モータの回転力を前記回転体に伝達する動力伝達機構と、前記駆動モータと前記動力伝達機構との間に設けられ、前記駆動モータの回転力を前記動力伝達機構に伝達するクラッチとを具備し、
前記クラッチは、前記駆動モータの回転力により、第1回転軸を中心に回転する駆動クラッチと、前記駆動クラッチの回転力により、前記第1回転軸を中心に回転し、前記第1回転軸に沿って前記駆動クラッチから離れる方向に移動可能である従動クラッチとを備え、
前記動力伝達機構は、前記従動クラッチの回転力により、前記第1回転軸を中心に回転し、前記従動クラッチの移動に応じて、前記第1回転軸に沿って移動可能である第1回転機構と、前記第1回転機構の回転力により、第2回転軸を中心に回転し、前記第1回転機構の移動に応じて、前記第2回転軸に沿って移動可能である第2回転機構とを備え、
前記回転体は、前記第2回転機構の回転力により、前記第2回転軸を中心に回転し、前記第2回転機構の移動に応じて、前記第2回転軸に沿って移動可能である吸込口体を提供する。
【0007】
また、本発明は、吸込口を有する筐体と、前記筐体内の前記吸込口近傍に回転可能に設けられた回転体と、駆動モータと、前記駆動モータの回転力を前記回転体に伝達する動力伝達機構と、前記動力伝達機構と前記回転体との間に設けられ、前記動力伝達機構の回転力を前記回転体に伝達するクラッチとを具備し、
前記動力伝達機構は、前記駆動モータの回転力により、第1回転軸を中心に回転する第1回転機構と、前記第1回転機構の回転力により、第2回転軸を中心に回転する第2回転機構とを備え、
前記クラッチは、前記第2回転機構の回転力により、前記第2回転軸を中心に回転する駆動クラッチと、前記駆動クラッチの回転力により、前記第2回転軸を中心に回転し、前記第2回転軸に沿って前記駆動クラッチから離れる方向に移動可能である従動クラッチとを備え、
前記回転体は、前記従動クラッチの回転力により、前記第2回転軸を中心に回転し、前記従動クラッチの移動に応じて、前記第2回転軸に沿って移動可能である吸込口体を提供する。
【0008】
また、本発明は、吸引部および集塵部を備えた掃除機本体と、前記掃除機本体と直接または接続バイプを介して接続される、前記吸込口体とを具備する電気掃除機を提供する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、吸込口体の回転体の回転時の騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
本発明の第1実施形態の吸込口体を備えた電気掃除機の斜視図である。
第1実施形態の吸込口体の左側方から見た一部断面側面図である。
第1実施形態の吸込口体の上方から見た断面平面図である。
第1実施形態の吸込口体における駆動モータおよび駆動クラッチの斜視図である。
第1実施形態の吸込口体における従動クラッチの斜視図である。
第1実施形態の吸込口体の回転清掃体ユニットが筐体の上カバーから取り外された状態を下方から見た分解斜視図である。
第1実施形態の吸込口体における回転清掃体ユニットの断面図である。
第1実施形態の吸込口体における回転清掃体の停止時の内部構造を上方から見た概略図である。
第1実施形態の回転清掃体の停止時における駆動クラッチの第1歯と従動クラッチの第2歯との噛み合い状態を説明する概略図である。
第1実施形態の回転清掃体の停止時における駆動クラッチの第1歯と従動クラッチの第2歯との噛み合い状態を示す斜視図である。
第1実施形態の吸込口体における回転清掃体の回転時の内部構造を上方から見た概略図である。
第1実施形態の回転清掃体の回転時における駆動クラッチの第1歯と従動クラッチの第2歯との噛み合い状態を説明する概略図である。
第1実施形態の回転清掃体の回転時における駆動クラッチの第1歯と従動クラッチの第2歯との噛み合い状態を示す斜視図である。
第2実施形態の吸込口体における回転清掃体の停止時の内部構造を上方から見た概略図である。
第2実施形態の吸込口体における回転清掃体の回転時の内部構造を上方から見た概略図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)

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